《歩くだけでレベルアップ!~駄神と一緒に異世界旅行~》第46歩目 試してみた造形魔法!

前回までのあらすじ

アテナの知識は古かった。やっぱりあったよ新魔法。

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□□□□ ~生活魔法とチートな歩さん~ □□□□

アテナがゴッドまねっこを終え、スキップしながら戻ってきた。

さっそくスマホで確認してみる。

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神レベル3で習得できるEXスキル】

生活魔法Lv.1(消費150)

造形魔法Lv.1(消費500)

(※火、水、風魔法は既に習得済みなため非表示)

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よしよし、大功!ちゃんとあった。

それにしても、こそぎ教わってきても新規追加は2つだけか.....

お姉さんは、火水風と生活、造形魔法だけって言っていたから仕方がない。

しかしもしかしたら、とかに期待してはいた。

まぁ、造形魔法が手にっただけでも謝するべきだろう。

早速神ポインを消費して、生活魔法と造形魔法を取得する。

神ポイント:14590【↓650】

アテナがスキルを取得したことで、スマホに項目が追加された。

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【スキル共有で取得できるスキル】

ゴッドぱんち (消費50000)・・・相手がにげる

ゴッドきっく (消費50000)・・・逃げ足が速くなる

ゴッドちゃーむ (消費50000)・・・相手はメロメロ

ゴッドすぺる (消費50000)・・・詠唱省略

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ゴッドあい (消費50000)・・・いっぱい見える

ゴッドまねっこ (消費50000)・・・スキルコピー

ゴッドしんだふり(消費50000)・・・しねる

生活魔法Lv.1(消費150)

造形魔法Lv.1(消費500)

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ゴッドしんだふりも追加されてる.....いらねぇ!

「歩も一緒にゴッドしんだふりしようよ~( ´∀` )」

「.....俺が使ったらどうなる?」

「仮死狀態になるよー。もしかしたらそのまましんじゃうかもー」

「殺す気か!いらんわ!」

てか、その前に取りたくてもポイントが足らない。取らないけど。

このゴッドシリーズって非表示にできないのだろうか?邪魔すぎる。

とりあえず生活魔法と造形魔法を共有スキルで取得しようと思ったが、ふと疑問に思った。

.....生活魔法ってなんだ?

ポイントには余裕があるし、取得しても問題はない。

ただ俺の場合は共有できるスキルの數に制限がある。共有Lv.3だと6個までが限界だ。

簡単にれ替えはできるが、果たして使うかどうかも分からないスキルを取得してもいいのだろうか?

「お姉さん、生活魔法ってなんですか?」

「點火、飲水、浄化のことだね」

「浄化はともかく、點火と飲水って火と水の魔法があればいらなくないです?」

「威力が全然違うんだよ。生活のほうはあくまで生活用の威力に抑えられる」

「そんなの威力を調整すればいいだけですよね?」

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「なにを言ってるんだい?.....あぁ、アユムは異世界人だったね。なら知らないか」

おっと.....また俺の知らないことがでてきたぞ。

お姉さんの口ぶりからすると、威力調整はできないみたいだが。

「威力調整ってのは、『魔力作』のスキルが別途に必要になるんだよ。

そして、そんなの持ってるのは大魔道士様ぐらいなものさ」

魔力作のスキル?俺は持ってないぞ?でも調整はできる.....

考えられるのは、俺の場合は初めから初級とかに魔法が分類されていた。

威力が分類されていたとも言える。つまりその過程で魔力作も一緒に備わった可能があるってことだ。

まぁ、あくまで推測の域を出ないが.....ただ一つ言えることは、ラッキーだということだ。

どんな理由があるにせよ、魔力作が使えるという事実は変わらない。

常に全開魔法となってしまうこの世界の人達には生活魔法は必要だろうが、魔力作がある俺には必要ない。

神ポイントを消費して、造形魔法だけをLv.3まで取得する。

神ポイント:10090【↓4500(※Lv.1で500P、Lv.2で1000P、Lv.3で3000P)】

これで、小屋程度までの大きさなら形狀を変化できるようになった。

決してなくないポイント消費だが、まだまだ余裕はあるし、その価値はある。

さぁ、いよいよ実験開始だ!どこまで変化させることができるのか楽しみだ!

□□□□ ~新魔法の実験~ □□□□

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造形魔法はものを作る魔法ではなく、あくまで形狀を変化させるだけの魔法だ。

変化させられる範囲は単純なものに限られるらしい。まずはその範囲を見極める必要がある。

「ファイヤーボール!」

まずは手のひらに小さい火の玉を展開し、これを変化させられるかを実験する。

イメージするのは壁だ。

目的は攻撃魔法を防魔法に応用できないかどうか。

ボス猿戦の時、ラズリさんに対して子分猿の強襲がなくなっただけで俺の負擔はかなり軽くなった。

あの時はボス猿が子分猿を気遣った結果強襲がなくなったが、もし仮に防魔法があったなら.....

また防魔法があれば、今後のダンジョン探索においても人を雇うことなくアテナを守ってやることができる。

「造形!」

───ボボッ

詠唱が終わると、手のひらに浮いていた火の玉が壁の形を形した。

それを地面に放ると火柱上に燃え上がった。まずは功。

「ファイヤーボール!」

また同じように手のひらに火の玉を展開し、今度は造形を使わずに地面に放る。

そして火の玉が地面に著弾する前に造形を詠唱する。

「造形!」

・・・。

なにも変化は見られず、火の玉のまま地面に著弾して燃え上がった。さらに、

「造形!」

・・・。

燃え上がっている火に造形を詠唱してみたが、こちらも反応なし。

その後何回も実験してみたが、結果は変わらなかった。

以上のことから、造形魔法は手にれていないと形狀を変化させることができない。

そして一度変化させてしまえば、手元から離れてもその形を維持することがわかった。

恐らく魔導魔法も一緒だろう。

「ファイヤーボール!」

今度はどこまで形狀を変化できるかどうかの実験だ。

前面に壁を展開できるのはわかった。

ただ賢い魔なら、例えばあのボス猿なら、それすらも対処してきそうな気がする。

前がダメなら橫から、橫もダメなら後ろから、前後左右ダメなら上下から。

俺の中での強敵であるボス猿なら、きっとこれぐらいは朝飯前にやってくれるはずだ。

今後もきっとボス猿をベースに事を考えていくことになるだろう。

.....ふぅ。恐ろしい相手だったぜ。ボス猿は。

なので可能なら、箱狀に形できないか試してみる。

またこれはアテナへのご褒にも繋がるのでぜひ功してほしい。

「造形!」

───ボボッ

詠唱が終わると、手のひらには炎が燃え盛り箱型を形していた。功だ。

威力を上げて、そのままアテナに投げつける。

「ちょ!?ちょっとー!いきなりなにすんのー!?」

魔法が地面に著弾すると燃え上がり炎の監獄を作り上げた。

「悪いな。実験だ」

「だからー!なんども言ってるでしょー!私にためさないでよーヽ(`Д´#)ノ」

「俺のかわいいアテナに試さないで誰に試すんだよ?今後も俺のために死んでくれ」

「いやあああああああああ!ドSいやああああああああ!(´;ω;`)」

.....大袈裟だろ。フレンドリーファイヤはないんだからさ。

「いい加減ふざけてないで協力しろ。.....その中は暑くはないか?」

「ふええ(´;ω;`).....ぐすっ。暑くはないよー」

「そうか.....なら次はアイテムボックスからお菓子を出してみろ」

「え!?夜なのにお菓子食べていいのー!?もう歩は素直じゃないなー!

さっきのこと謝りたいならー、ちゃんとごめんなさいって言わないとー( ´∀` )」

「・・・」

アテナが嬉しそうに微笑みながら、アイテムボックスからお菓子を取り出した。

その量たるや、驚愕の量だ。.....お前どんだけ食べるつもりだ!

しかし、そのかわいらしい笑顔が徐々に悲しみのに変わっていくのにさほど時間はかからなかった。

───ボオオオッ

「あ.....ああああああああ.....私のお菓子いいいいい!燃えちゃう!燃えちゃうよおおおおお!(´;ω;`)」

バカめ。を張るからそうなるんだ。しは謙虛な心を持て!

この結果も予想通りだ。

フレンドリーファイヤがないのはわかっていたが、それはあくまで人が対象だ。

それ以外だと、道なんかもどういう仕組みかはわからないが保護対象にっている。

でも食べは対象ではない。

それは魔部屋で、フレンドリーファイヤ実験をした時にお煎餅が燃えたことからもわかる。

「お前本當にバカだな。この前それで、お煎餅が燃えたことを忘れたのか?」

「ふえええええええ(´;ω;`)だから私にためさないでよー」

「泣くなって。あとでお菓子を買ってやるから」

「だったら最初からいじわるするなーヽ(`Д´#)ノ」

ごもっとも。

でもいじわるされている時のアテナはかわいいから、こればっかりはやめられない!

□□□□ ~続く実験~ □□□□

俺の魔法実験はまだまだ続く。

アテナを炎の監獄に閉じ込めたまま、更なる実験を追加していく。

今度は造形と造形の共存実験だ。

炎の監獄の外から造形を継ぎ足しできるか、新たな造形を中にれることができるか、が目的だ。

実は炎の監獄を作っていた時、監獄の中に椅子を作れないかどうかも試していた。

しかし、イメージしてみても全く反応することはなかった。

このことから、造形魔法は複數の行程を行うことができない。

箱型なら箱型だけ、椅子なら椅子だけ。つまり1つの行程しか行えないのだろう。

それならと思い立ったのが.....

1つの行程しかできないなら、外から継ぎ足したり追加したりしたらいいじゃない!ってことだ。

「ファイヤーボール!」

早速手のひらにある火の玉を炎の監獄に押し當てる。

───スゥ

すると、手のひらにあった火の玉はそのまま燃え盛る炎の監獄に吸収されてしまった。

・・・。

この結果を見て、苦せずしてこの魔法実験の結果が全てわかってしまった。

と同時にあることにも気付くことができた。

この実験はある意味失敗で、ある意味功だ。

まず屬魔法を利用した造形においては、後からの継ぎ足しや外から中への追加はできないと思っていいはずだ。

大は小を兼ねるの例え通り、どちらか一方の威力が高い造形のほうに吸収されてしまうんだろう。

考えてみれば當たり前の理屈だ。なぜ気付かなかった!?

だからこの実験は失敗だ。

でもこの法則は魔法においてのみ適用される。當然だ。

造形のコップとスプーンを重ねたら、スプーンが吸収されるなんてバカな話はない。

そして、このことに気付けただけでもこの実験は功だ。

固形の造形なら吸収されない?

仮に魔法で固形を作れたら大丈夫なのだろうか?

疑問は盡きないが、そんなことは俺が考えることではない。

使える力を有効活用するだけだ。

□□□□ ~最終実験~ □□□□

俺の実験はいよいよ最終局面を迎える。

最後は強度の実験だ。

魔法として監獄を作ったはいいが、すぐに壊されては意味がない。

どれほどの強度を誇るのか確認せずにはいられないだろう。

現狀アテナを囲っている炎の監獄には、Lv.2相當の威力を詰め込んでいる。

俺の予想が正しければ、Lv.2魔法でしか破れないはずだ。

しかし魔法には弱點屬というものがある。ソシャゲなどでおなじみのあれだ。

その弱點屬がレベル差を覆すことができるのかどうかを実験する。

これまでにも、Lv.1とLv.2の間にはかなりの威力差があった。もちろん魔法もそうだ。

本來Lv.1では決してLv.2には勝てない。それがこの世界の常識だ。

しかし弱點屬があるならもしかしたら.....火には水だ!

「ウォーターボール!」

早速弱點屬である水魔法をぶつけてみた。

───ジュッ!

───ボォッ

炎の監獄にれたウォーターボールは一瞬で蒸発した。これは予想通り。

弱點屬であっても、所詮はLv.1魔法だ。

Lv.2相當の魔法に対して、1発では意味がないことはわかっていた。

問題は、Lv.1でも何度かやればレベル差を覆すことが可能かどうかだ。

「ウォーターボール!」

───ジュッ!

───ボオォッ

「ウォーターボール!」

───ジュッ!

───ボオオォッ

「ウォーターボール!」

───ジュッ!

───ボオオオォッ

その後何度もウォーターボールをぶつけた結果.....

炎の勢いは弱まるどころか、むしろ強くなっている気がする。

なんで!?弱くならないのはレベル差だからだとわかるが、強くなった理由はなんだよ!?

俺が戸っていたら、アテナから衝撃の事実が知らされる。

「歩~!歩~!弱點屬だろうとレベル差はくつがえせないよー( ´∀` )」

「じゃあ弱點屬ってなんだよ?」

「同じレベルのものにつよいだけー。そもそもー.....」

「なんだよ?」

「相手の弱點をちまちまつくなんてー、ひきょうだしー、つまらないじゃーん?(´-ε -`)」

またお前の気まぐれかよ!いい加減にしろ!てか、相手の弱點をつくのは立派な戦略だろ!

そこに激しくツッコんだ俺は、あることに気付く。

「.....あれ?弱點をつくのが卑怯って.....お前ボス猿の時に、そんなアドバイスをしてなかったか?」

「してたねー!むしろこれからもーどんどんついていこー!ばんばんばんー( ´∀` )」

「言ってること無茶苦茶だろ.....卑怯なのか卑怯じゃないのかはっきりしろよ」

「ひきょうってのは相手のことだよー?私達が使ってもひきょうにならないよー(。´・ω・)?」

「な、なにか?俺達が相手の弱點をつくのは問題ないが、相手にはそれを認めないってことか?」

「とうぜんー。だって負けたらくやしいじゃーん?こっちが有利ならー、そうそう負けないでしょー?」

おおぅ.....なんてアテナに有利な世界なんだよ。これも知慧の神の知慧なのか?

現狀俺はLv.3スキル持ちだ。

ステータスは同Aランクと比べてもさほど高くはないが、そこはスキルレベル差で補っている。

いや補うどころか、実質の強さは遙かに上回っている。

Lv.3スキルとはそれほど恩恵がデカい。と言うよりも、恐らくLv.3持ちなんてほとんどいないはず。

同じ強さを持つのは多分勇者ぐらいだ。つまり勇者以外からは弱點すらつかれる心配がないことになる。

「それにねー.....」

「まだあるのかよ!?」

「歩は弱點屬まちがえてるよー。だから火がつよくなったんだよー(・ω・´*)」

「はぁ?火に強いのは水だろ。常識だぞ」

勢いが強くなった理由は弱點屬ではなく有利屬だったからか.....でも火の弱點は水だろ!

「だってー水は消えるじゃーん(´-ε -`)」

「消える?蒸発のことか?蒸発しないぐらいの水をかければ火は消えるだろ」

「そしたらー、消えないぐらい火をつよくすればー、水はきえるでしょー?」

「じゃ、じゃあ火の弱點はなんだよ?」

「風に決まってるじゃーん( ´∀` )じょうしきーじょうしきー!風吹いたら火は消えるしねー!」

あぁ、なるほど.....ってなるか!下手したら炎の勢いが増すんじゃないのか!?

でもアテナの言い分だと、勢いを増す前に強い風を送ればいいってことになるのか.....

「念のため聞くが、水の弱點が火になるんだな?」

「そのとおりー!歩もこれで1つかしこくなったねー( ´∀` )」

「土の弱點が水で、風の弱點が土だな?」

「そうそうー!一を聞いて十を知るー!さすが私の歩だねー(*´∀`*)」

アテナは俺の言葉を聞いて、心底嬉しそうに八重歯を覗かせたにぱー☆をしてきた。かわいい。

きっとアテナの中で土の弱點が水なのは、土は水に流されるとでも想定しているのだろう。

まぁ土の弱點が水ってのは多くのゲームでもそうだし、これに違和はない。ポ○モンとか。

風の弱點が土なのは、風が吹いても大地はビクともしないとかそんなじか?

これは迷うところだ。普通逆だったりするから間違えないようにしないと。ポ○モンとか。

ここまで考えると、気になるのはと闇だ。

大抵と闇は、相互有利・相互弱點だったりして、その他の屬に関しては等倍効果であることが多い。

でもこの世界ではどうなるのだろう.....

と闇はどうなる?」

「ぜんぶ弱點だねー( ´∀` )」

「全部弱點!?なんで!?」

と闇ってー、それだけじゃなんにもできないからねー。

他の屬はそれだけでも役に立つしー、と闇は他の屬の下位にあたるんだよー( ´∀` )」

・・・。

よくわからないが、アテナの世界ではそういうことらしい。

と闇は優遇されてるケースがほとんどだし、アテナの世界ぐらい不遇扱いされてもいいだろう。

そう思うことにした。

そう思わないといろいろ納得できないことが多すぎる。

その後、火の弱點である風魔法のLv.1を何度もぶつけてみた。

結果は、アテナの言う通りしもビクつかなかった。

このことから、弱點屬よりもレベル差絶対有利の構造がり立った。

試しに、Lv.2の不利屬である水魔法をぶつけてみたが消えなかった。

どうやら不利屬では、同じレベルであっても打ち消すことはできないようだ。

ちなみに不利ではない屬の魔法ならうち消すことができた。

このことから、レベル差が同等なら不利屬ではない限りどの魔法でも対処可能の構造がり立った。

本當よくわからない世界だ。まぁアテナの管理する世界だし、こういうものなのかも?

強度の実験も終わり、これで全ての実験が終了したことになる。

いよいよアテナのご褒タイムだ!

「いよいよー!?いよいよなのー!?(・ω・´*)」

「待たせて悪かったな。ご褒の下準備をするから待っててくれ」

「たのしみーo(≧∇≦)oこれがたのしみで生きてるようなものだからねー!」

やっすいたのしみだなー。でもそんなに好きなのか.....張り切って作ってやらないとな。

自然破壊もなんのその、荒野にとって數ない自然を破壊しながらも、準備するアテナを見て俺は思う。

その準備はまだ早い!もうし待ってからにしてくれ!落ち著かないから!

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後書き

次回、アテナへのご褒

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今日のひとこま

~言い爭うお姉さん達~

「は~・・・本當に全魔法使えるんだね~。さすが勇者様」

「そう言いましたよね?(.....本當は勇者じゃないんだけどね)」

「実際勇者様なんて、そうそう滅多にお目にかかれないからね~」

「そういうもんなんですか(まぁ好き好んで自分の正バラすやつはいないだろうしな)」

「おや?なにしてるの?」

「ふぁ!?(比較的の大きいお姉さんも登場!?)」

「ちょっと聞いておくれよ!なんでもアユムがこれから(ごにょごにょごにょ)なんだってさ!」

「ほ、本當!?なんで私もってくれないの!?」

いやいやいや!そういうお披目會とかじゃないから!あくまでアテナのご褒だから!

「にしても.....アユムも魔法使いだったの?」

「アユムは全魔法使えるんだよ。私が実際見たからね」

「ぜ、全魔法!?.....ふ~ん。良件だね」

「・・・(お前もかよ!みんなすぐ目の変えやがる!)」

「アユムはダメだよ」

「なんで?もうあんたがツバつけたの?まだなら早い者勝ちだろ?」

「あ、あの俺は.....」

「あ~。アユムは気にしないで。私は別に結婚とか気にしないから。養ってくれるだけでいいよ」

養うだけでいいとか余計ひどいわ!てか、俺の話を聞け!

「そんなことばっかり言ってるから、旦那に捨てられるんだよ」

「大きなお世話。獨りのほうがいろいろ自由なんだよ」

「自由とか言って.....本當は寂しいくせに。ヤケ酒付き合わされる方のになれっての」

「.....私は知ってるんだからね。最近旦那に相手にしてもらえないんだって?そんな貧相なじゃ仕方ないよね(笑)」

「さ、さすがにお互い言い過ぎでは?」

「「アユムは黙ってて!」」

「す、すいません」

「「.....ふふふ」」

「歩~!歩~!はやくーはやくー( ´∀` )」

はぁ.....本當アテナはバカなだけだから癒される。俺の心のオアシスだ!

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