《歩くだけでレベルアップ!~駄神と一緒に異世界旅行~》第55歩目 はじめての山賊!

前回までのあらすじ

ナイトさんに呑み比べ勝負を挑んだが完敗だった

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□□□□ ~旅でのお約束登場~ □□□□

ナイトさんと一緒に旅に出て、既に1ヶ月が過ぎた。

次の町フルールまで殘り1ヶ月となる。

その1ヶ月の旅は順風満帆そのものだった。

呑み比べ勝負をした結果、ナイトさんによほど気にられたのか、毎日の晩酌に付き合わされている。

晩酌に付き合うだけでも嬉しいらしく、料理當番は専らナイトさんに任せっぱなしだ。

旨い料理に、最高酒には劣るがそこそこ旨い酒をタダで呑める。まさに至れり盡くせりだ。

今日も今日とていつものようにナイトさんと一緒に晩酌をしていたのだが.....

「えっと?確か夜は安全だと聞いていたんですが?」

「ま、ま、まだ夜じゃないでしゅ。

き、き、きっと夜に酒盛りをするため、ボ、ボク、ボク達のお酒を奪いにきたんだと思いましゅ。

た、たび、旅人はこの時間帯が一番油斷しやしゅいですから」

「くさー!歩~!なんかくさいよーΣ(・ω・*ノ)ノ」

「俺が臭いみたいに聞こえるからやめろ!」

時刻は夕暮れ。

確かに日沒はまだだ。そしてこの時間帯が一番危ないらしい。

俺達は今、恐らくは山賊だと思われる連中に包囲されている。その數は20。

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そして、アテナの言う通りすさまじく臭い。俺達のいるところまでその臭いが漂ってきている。

隠れているつもりなんだろうが、臭いでバレバレで隠れている意味が全くない。

きっと毎日すら拭いていないんだろう。.....気持ち悪い。吐き気がする。

異世界もので盜賊の類いと言えばもはや定番だが、山賊達がこんなにも強烈な臭いだとは思わなかった。

ラノベや小説の主人公達は臭いを気にもせずよく倒せるものだ。

現代日本に住む者なら思わず顔を背けたくなる臭さだ。

.....きっとみんな、クリ○ンみたいに鼻がない設定なんだろうな。うらやましい。

俺は鼻を摘まみながら、敵意のする方向に意識を向けた。

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『親分』 レベル:198(元Sランク) 危険度:小

力:4590

魔力:4600

筋力:4990

耐久:4860

敏捷:4440

【一言】くさー!くっさー!くさすぎー(´;ω;`)

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『子分A』 レベル:120(元Aランク) 危険度:小

力:2800

魔力:2100

筋力:2990

耐久:3000

敏捷:2760

【一言】くさーいよー(´;ω;`)はやくーたおしてー!

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『子分B』 レベル:68(元Bランク) 危険度:小

力:1000

魔力:990

筋力:1200

耐久:1180

敏捷:1080

【一言】いやあああああ!私のワンピースに臭いうつったー(´;ω;`)

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・・・。

臭い臭いうるせえな!気が散るわ!.....気持ちはわかるけどさ。

「ナイトさん。元Sランカーが1人と元Aランカーが數人。あとは雑魚ですね」

「わ、わか、わかるんでしゅか!?」

「ええ、まぁ。そういうスキルを持っているので」

「さ、さしゅ、さしゅが勇者様でしゅ!」

あ、いや。俺は勇者ではないんだが.....まぁいいか。

真の強者であるナイトさんから尊敬に近い眼差しを向けられていて、とてもこそばゆい。気持ちいい!

「エ、エシュ、エシュランカーがいるなら、ボ、ボク、ボクも手伝いましゅでしゅ!」

「いや。一応俺の仕事ですし、ナイトさんはアテナを守ってくれるだけでいいですよ」

「だ、だい、大丈夫でしゅか?さ、さん、山賊と言っても元エシュランカーでしゅし.....」

「余裕です。全員叩きのめしてくるんで待っていてください」

俺はそう言い殘すと、炎の監獄を作り上げ、馬車を包み込むように展開した。

山賊の強さから言っても、ナイトさんが守ってくれれば問題ない。

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ただいくら山賊が弱いと言っても、一斉に襲われたらどうしようもない。

むしろ山賊なんて統制されていないだろうし、一斉に襲ってくるだろう。保険は多いに越したことはない。

「うわわわわわ!な、なん、なんでしゅか!?な、なん、なんでしゅかこれ!?」

突如現れた炎の監獄に驚き慌てるナイトさんをよそに、俺は山賊達の元へと向かうことにした。

.....この時の俺は思いもしていなかった。

山賊退治というものがどれほどの覚悟が必要なものなのかを・・・

□□□□ ~歩さんと山賊~ □□□□

山賊達が隠れている森へと歩み寄っていく。

近付く度に臭いが強くなってくる。

.....最悪だ。一気に食が失せた。

あまりの臭さに鼻を摘まむ手が離せない。

めんどくさいので、このまま隠れているつもりの山賊達に話し掛けた。

「バレバレだぞ?隠れていないで出てこい」

───ガサガサガサ

「バレていたんじゃ仕方ねえ。おとなしく・・・」

おえええええええ.....くさ!くさすぎる!

まさか森が山賊の消臭をしていてくれたとは思わなかった!

「て、てめえ!おいらの話を聞いてんのか!?」

「ご、ごめんなさい。で、できれば森に戻ってもらえます?」

「はぁ?まさかてめえ.....ビビッてやがんのか?」

子分Bに相當する山賊がニヤリと笑った。

そこからちらりと見える黃ばんだ歯とねばついた唾

「・・・」

むりむりむり!気持ち悪すぎ!

あまりのおぞましさに俺は全震いをした。

劣悪な環境に置かれた者の末路がまさかこれほどとは・・・

「へへへ。こいつ、おいらにビビッてぶるぶる震えてやすぜ!」

───ガサガサガサ

「お前もついに山賊としての貫祿が出てきたんじゃねえのか?」

森の茂みから今度は子分Aに相當する山賊が出てきた。

お、おえええええええええええ.....

に、臭いが増した。じ、地獄だ。

「これでおいらも一人前の山賊の仲間りということでやすね!」

「おうよ!今日はこいつを祝って祝杯といきましょうぜ!お頭かしら!」

───ガサガサガサ

「ふん。まぁいいだろう。今日は特別にを抱かせてやる。

上玉は俺が貰うが、もう一人はお前らにくれてやる」

今度は一際ガタイのいい全けむくじゃらの親分が出てきた。

辺りを包む臭気が一気に増した。

.....うぷ。は、はきそう・・・。

お、親分はだけでなく臭いも一際すごいな・・・。

「ヒャッハー!ありがとうございやす!さすがお頭!太っ腹!」

「「「「か・し・ら!か・し・ら!か・し・ら!か・し・ら!」」」」

「よ、よせやい!お前らの頭として當然のことだ」

「「「「一生、お頭に付いていきやすぜ!か・し・ら!か・し・ら!」」」」

山賊達がバカ騒ぎをするたびに撒き散らされる醜悪な臭気。

もはや汚にしかならない口から飛び散る唾と口臭。

「・・・」

もはや限界に近かった。

こんな汚い存在から一刻も早く逃れたかった。

こんな汚い存在を許せなかった。

こんな汚い存在は・・・。

俺の理は崩壊寸前だった。

・・・。

───ブチッ

「て、てめえら!いつまでも騒いでいないでさっさと・・・ぷげら!?」

「お、お頭!?」

俺の右ひと突きで親分が吹っ飛んでいった。アニメで見るような吹っ飛び方をしている。

.....ほう。現実でもあんな吹っ飛び方をするのか。痛そうだな。

「て、てめえ!よくもお頭をやりやがったな!」

「・・・」

殺さない程度には力を加減したつもりだ。

キレていても紳士的な行を自然に取るあたりはさすが日本人というべきか。

「.....ぐぼあ!?」

「.....ごぼふ!?」

「.....うぶえ!?」

親分を失って揺している山賊達を次々と始末していく。

どいつもこいつもでっぷりとした腹にひと突きれるだけで沈んでいく。

さすがLv.3。力の加減をしないと殺してしまいそうなのが玉に瑕だ。

それにしても.....

腹に突きをれた時に伝わってくるがどうにも慣れない。

俺はこの26年間一度も人と毆り合った経験はない。

はまだ魔といった風をしているから、割りきって倒すことができた。

しかし山賊とは言え、人は人である。毆った後にくる罪悪が半端ない。

「・・・」

.....なんか気が重くなってきた。

「ひ、ひぃ!?な、なんなんだよお前は!?」

「・・・」

次々と仲間が倒されて怯える子分B。

俺はそいつを無視して殘りの山賊達も始末していく。

この子分B以外は抵抗してくるので、気が重くとも始末しないといけないからだ。

「.....あごぶ!?」

「.....おごべ!?」

「.....つおば!?」

それにしても.....こいつら変な悲鳴だな。

もう山賊のほとんどを始末し終えた。

殘るは子分Bのみ。

「ひひひぃ.....い、命、命だげは助げでぐれ!いいいいいや!助げでぐだしゃい!お願いじまず!」

「・・・」

.....はぁ。人を殺人鬼扱いするなよ。

子分Bは全ぶるぶる震え、土下座して命乞いをしているその顔は涙、鼻水でぐしゃぐしゃだ。

先程までゲラゲラと下品に笑っていた人とは到底思えない。

臭い上に汚い.....最悪だ。

そもそも命乞いするぐらいなら、最初から山賊になんてなるなよ。

でもそんな姿に憐れみすら覚える。

だから俺は、こいつらに一言いってやらないと気が済まない。

「お前らさ.....」

「な、なんでやす!?いえ!なんでございますでしょう!?」

なんだよ!その変な言葉!へりくだりすぎだろ!

「.....あ!お、お寶の場所ならお教えするでございますです!」

「・・・」

「ち、違うんですか!?それじゃあ.....も、もう悪いことはしないでございますです!」

「.....黙れ」

「ひひひぃ.....い、命、命だげは助げでぐだしゃい!お願いじまず!」

黙れって言ったよね?助かりたい気持ちはわかるが、それは逆効果だぞ?

「お前らさ.....臭すぎ!山賊する前にまずはだしなみを整えろよ!」

ふぅ。一言いってやった。

これでしでもだしなみを整えてくれたら、今後はもうし撃退しやすくなるな。

□□□□ ~郷にっては郷に従え~ □□□□

山賊全員を縛り上げた俺は、この山賊達の処分についてナイトさんと相談することにした。

「ど、どう、どうしゅるって、こ、ころ、殺しゅしかないと思いましゅが?」

ですよね~.....

なんとなくそうしなければいけないんじゃないかとは思っていた。

以前ラズリさんから聞いた話だと、山賊や海賊の討伐証明は魔核だと言っていた。

そして魔核は死亡した時に排出されるもの。つまりはそういうことだ。

でも、ちっこくて子供にしか見えないナイトさんからそんな言葉が出るとは思っていなかった。

正直軽くショックをけている。

「ナ、ナイトさんは、その、経験があるんですか?」

「あ、あり、ありましゅよ。ぼ、ぼう、冒険者なら誰でもあるかと思いましゅ」

マジかー.....そうなると元冒険者のラズリさんも?なんかあまり想像したくないな・・・

「え、え、Aランク以上の山賊なら懸賞金もかかっているはじゅでしゅよ。

し、し、賞金稼ぎって職もあるぐらいでしゅから!」

「そ、そうですか.....Aランク以下はどうすればいいんです?見逃していいんですか?」

「み、みの、見逃したら犯罪でしゅよ?」

「.....え?犯罪?」

「と、とう、當然でしゅ。こ、ここ、ここで見逃したら、ま、また、また悪事を働く可能もあるでしゅ。そ、そう、そうなった場合、ほ、ほん、本來被害を負う必要がなかった人も被害を負う可能が出てきましゅ。つ、つま、つまり見逃した人の責任になるでしゅ。な、なさ、けは無用でしゅ」

・・・。

ナイトさんの言い分はよくわかる。

ここで山賊達を殺しておけば、この山賊達による被害は未來永劫なくなる。

災いの芽は摘むのが一番効率的だ。

でも、それでも.....

「.....このままフルールまで引っ張っていって、自警団に手渡すってことはできないんですか?」

「け、け、結局山賊達は殺されましゅよ?い、いか、生かしておいてもいいことはないでしゅから」

「そ、そんな.....更生を促すとかはしないんですか?」

「つ、つみ、罪は罪でしゅ。こ、ころ、殺されたくないなら真っ當に生きればいいだけでしゅ」

おおぅ.....ぐぅの音も出ない。確かにその通りなんだが・・・

ただどう考えても、やはりフルールまで引っ張っていくのは現実的じゃない。

殘り1ヶ月、山賊達の世話もしなくてはいけなくなる。そうなると食料の問題も出てくるし・・・

なにより臭すぎてあまり一緒にいたくない。恐らくアテナも嫌がるだろう。

.....やはり殺すしかないのか。

しかしいくら山賊とは言っても、人を殺すことには変わりない。

「お、お、お客さんができないなら、ボ、ボク、ボクが代わりにやりましゅよ?」

「.....え?」

「ゆ、ゆう、勇者様が人を殺せないってのはよく聞きましゅ。

そ、そも、そもそも旅に出る勇者様があまり多くないでしゅ」

そ、そうなのか。

勇者業を無視する勇者が多いと聞いたが、もしかして金儲けが目的ではなく、これが原因か?

できることなら人なんて殺したくないだろう。

でも見逃したら犯罪になる。そんなことになるなら誰だって旅に出たくはない。

勇者は加護の力を使えば、何不自由なく暮らせるんだし。

「だ、だか、だからお客さんの代わりにボクが山賊を殺しましゅ。

き、き、共犯にされたら困りましゅし」

なるほど.....

俺が見逃すことで、一緒にいたナイトさんにも罪が及ぶのか。

「歩~!歩~!私もセラフィのお手伝いするよー( ´∀` )斧の調子をみてみたいしねー!」

「ア、アテ、アテナちゃん。助かりましゅでしゅ」

「まっかせなさーい!ぐちゃーぐちゃーってーしちゃうよー!」

「・・・」

アテナとナイトさんはやる気満々だ。

・・・。

.....果たしてこれでいいのか?

俺は自分が殺したくないという理由だけで、アテナやナイトさんに全てを任せてしまってもいいのか?

今後もずっとアテナに、ナイトさんに、はたまた仲間の誰かに全てを任せていくのか?

.....そうやって嫌な現実からずっと目を逸らし続けていくのか?

自分は殺していないと現実逃避するのか?

自分は殺しとは無関係だと心を偽り続けるのか?

そしてなによりも・・・。

.....アテナが人を殺すところを俺は看過できるのか?

アテナは純真無垢で穢れがないからこそアテナなのでは?

アテナをこんなくだらないことで世俗にまみれてしまわせてもいいのだろうか?

・・・。

アテナに関しては、かつて1度ひどく後悔したことがある。(魔部屋の件)

今それと同じことが、目の前で起きようとしているんじゃないか?

アテナに人殺しをさせることで、また以前と同じように俺はひどく後悔するんじゃないか?

・・・。

郷にっては郷に従え、という言葉がある。

ここは異世界だ。日本ではない。

異世界で生きていくつもりなら、異世界のルールで生きていくのが正しい。

それは人殺しにおいても・・・。

殺人鬼になるつもりはないが、必要なことなら心を鬼にしてでも果たさなければならないだろう。

・・・。

アテナが穢れるぐらいなら、いっそ俺が・・・。

・・・。

.....覚悟は決まった。

「ちょっと待ってください。俺がやります」

今まさに殺しにかかろうとしていたアテナとナイトさんを止まらせる。

「だ、だい、大丈夫なんでしゅか?む、むり、無理しなくても.....」

「そうだよー?ほんとーはこわいんでしょー?むりしなくていいよー(・ω・´*)」

こんな時に賢くなってんじゃねえよ!クソ駄神!.....でも、ありがとな。

「いずれは覚悟しないといけないことですし。それになにより・・・」

「な、なん、なんでしゅ?」

「んー?」

「なにより、アテナやナイトさんが人を殺している姿はあまり見たくはないですね。

そんなのを見るぐらいなら、いっそ俺が殺してしまったほうがいいと思いまして.....」

アテナは言わずもがな、既に経験があるナイトさんでもあまり見たくはない。

なんかそういうイメージが全く沸かないからこそ、できればしてしくはない。

イメージの付けは勘弁してもらいたいことろだ。

「お、おと、男の子でしゅ。か、か、カッコイイでしゅ」

「とうぜんだよー!私の歩だからねー(*´∀`*)」

褒められているんだろうが、なんかとっても恥ずかしい。

さっさと話を変えたい。

「そ、それでなにか注意點はありますか?」

「あ、あた、頭を潰さないようにしゅればいいだけでしゅ」

「頭?」

「そ、そう、そうでしゅ。じ、じか、時間が経つと脳が魔核に・・・」

「.....その先は言わなくていいです」

グロすぎ!必要なものは首から上ということか。戦國時代かここは?

要は首から上だけを飛ばせばいいということになる。

なにも剣でわざわざ切る必要はない。

てか、毆るだけで罪悪満載な俺にそんな蕓當は到底できない。

だから.....

「ヴィントスピア!」

・・・。

俺は今日初めて人を殺した。それも一気に20人も.....。

その日は食がないどころか、一睡もできなかったのは言うまでもないだろう。

山賊討伐を甘く考えていた。

できれば2度と遭遇したくないなぁ・・・

本日の戦利品

①魔核4個(Sランカー+Aランカー3個)

②山賊のお寶(計20萬ルクア)

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『アテナ』 レベル:3 危険度:極小

種族:

年齢:ーーー

別:♀

職業:

稱號:智慧の

力:50

魔力:50

筋力:50

耐久:50

敏捷:50

裝備:殺戮の斧

神ポイント:141240【↑45000】(一か月分)

【一言】そうそうー。刃にはきをつけてねー!理耐とはちがうからー(・ω・´*)

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アユムの所持金:3384000ルクア【↑200000】

冒険者のランク:A(クリア回數:4回)

このお話の歩數:約3312000歩(一か月分)

ここまでの歩數:約14203700歩

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『アユム・マイニチ』 レベル:5329【↑663】

種族:人間

年齢:26

別:♂

職業:凡人

稱號:神の付き人

力:5339(+5329)【↑663】

魔力:5339(+5329)【↑663】

筋力:5334(+5329)【↑663】

耐久:5334(+5329)【↑663】

敏捷:5529(+5529)【↑663】

裝備:旋風の剣(敏捷+200)

技能:言語理解/ステータス/詠唱省略

Lv.1:初級魔法/初級闇魔法

Lv.2:浄化魔法

Lv.3:鑑定/剣//索敵/知/隠

偽造/捜索/吸収/治癒魔法/共有

初級火魔法/初級水魔法/初級風魔法

初級土魔法/ 理耐/魔法耐

狀態異常耐

共有:アイテムボックスLv.3

パーティー編Lv.1

ダンジョンマップLv.3

検査Lv.3

造形魔法Lv.3

固有:ウォーキングLv.5329 3420/5330

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後書き

次回、フルール到著!

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今日のひとこま

~上玉はだれ?~

「ねぇーねぇー歩~(・ω・´*)」

「なんだ?」

「くさーいおじさん達がいってた上玉ってなにー?」

「ボ、ボク、ボクのことでしゅ」

「セラフィのことなのー?どういうことー?」

「あぁ上玉ってのは、いいってことだよ」

「いいおんなー?ならーセラフィじゃなくてー、私じゃーん( ´∀` )」

「な、なに、なに言ってるんでしゅ?ボ、ボク、ボクに決まってましゅ!」

「なにいってるのー?セラフィはぺったんこじゃーん!」

「ナイトさんは結構あるほうだぞ?アテナがデカすぎなだけだ」

「おおおおお客さんはなに言ってるんでしゅか!?」

なくとも、アテナ>ナイトさん>越えられない壁>ラズリさんではある!」

「そうなのー?じゃー、歩はどっちが上玉だとおもうー?」

「.....え?」

「そ、それ、それはすごく気になるでしゅ!」

「・・・」

神である私だよねー( ´∀` )」

「お、およ、お嫁さんにしたい種族ランキングNo.1のボクでしゅよね!」

「・・・」

な、なんだろう?二人からなんとも逆らい難いオーラがでている気がする。

「お頭!今日の上玉はすごかったですね!みんな一発でノされましたぜ!」

「ふん。一目見ていいだと思ったぜ!楽しみだ!」

.....え?ま、まさか!?

「アユムの旦那~!お頭をよろしくお願いしま~す!」

上玉って俺なの!?お頭に掘られる!?

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