《歩くだけでレベルアップ!~駄神と一緒に異世界旅行~》第63歩目 妖狐とあらいっこ!再びのお風呂①

前回までのあらすじ

あらゆる奴隷像を覆した妖狐と楽しく食事

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□□□□ ~驚きの妖狐~ □□□□

食事は妖狐が加わったこともあり、いつもよりも騒がしく、それでもにぎやかに楽しむことができた。

食事が終わった今、妖狐が再び逃げてしまうのかと思いきや、すっかりここの住人であるかのように寛いでいる。

.....こいつ、もはや逃げる気はないな?

アテナにぎゅ~ってされて幸せそうな表をしている妖狐を見ると、そんな考えが浮かぶ。

さて、異世界では夕飯が終わるとすることがなくなる。後は寢るだけだ。

當の妖狐も既にうとうとしている。寢ぼけ眼の妖狐はちょっとかわいい。

.....ご飯食べたら眠くなるとか、まるで子供だな。

そんな中、俺達はある場所を目指して歩いている。

今の季節はよくわからないが、夜風がとても気持ちいい。

「(うとうと).....い、、ま、、から、、どこに、、いくのじゃ?.....もう、、ねるのでは、、ない、、のか?」

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「大丈夫か?眠いならおぶってやろうか?」

「(うとうと).....よ、、けい、、な、、おせわじゃ。.....わら、、わ、、は、、ねむ、、く、、など、、ない」

本當素直じゃない。

どうやら妖狐は人間に対してあまりいい印象を持っていないらしい。

當然と言えば當然だ。

そもそも妖狐が奴隷になった原因は人間だし、劣悪な奴隷環境を用意した元主人も人間だ。

これで人間に対して、恨みの一つも抱いていない訳がないだろう。

それだからか、人間である俺の手助けをあまり借りようとはしない。

それでも恨み募る人間である俺と一緒に行する辺りは、命を助けた恩をじてのことだろう。

「(うとうと).....し、、つ、、もん、、に、、こた、、えん、、か」

「お風呂にいくんだよー!コンちゃんきたないからー、歩にちゃんと洗ってもらいなよー(。´・ω・)?」

「(うとうと).....なん、、じゃ、、ふろか。そ、、れなら、、そう、、と、、はや、、く、、いわんか」

.....さすがは妖狐。お風呂と聞いて驚かないあたりは、貴族の奴隷だっただけのことはある。

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「(うとうと).....た、、かが、、ふろ、、ごとき・・・ちょっと待つのじゃ。今、風呂と言ったか?」

「そうだな」

「そうだよー( ´∀` )」

「そ、そう、そうでしゅ」

妖狐の顔がみるみる驚愕のに染まっていく。

「.....風呂?風呂じゃと?.....お、お主らは貴族だったのか?」

「俺はただの凡人だが?」

「私はただの神だねー( ´∀` )」

「ボ、ボク、ボクはただの鍛冶師でしゅ」

俺とナイトさんはともかく、アテナはおかしい。

ただの神ってなんだよ?他にどんな神があるんだ?

妖狐の頭の上に?が出ている中、俺達は風呂場を目指した。

□□□□ ~妖狐の恥じらい~ □□□□

風呂場に著いた。

風呂場は宿屋からちょっと離れた人気のない場所に仮設で建てている。

風呂場に著いて早速、妖狐以外は服をぎ始める。當然俺もいでいる。

「な、なにをしておるのじゃ?」

がないとれないだろ」

「コンちゃんもはやくー!」

「に、人間も一緒にるのか?」

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.....おっ?さすがは貴族の元奴隷。男と一緒に浴することに違和じたか?

「とうぜんでしょー?お風呂はみんなでるものだからねー( ´∀` )」

「そ、そうじゃな。元主人も確かにそうだったのじゃ」

「.....待て!今なんて言った?.....妖狐は元主人とも一緒にったことがあるのか?」

「.....?奴隷なのだから當然であろう?命令されたら従わざるを得ないのじゃ」

.....マジか~。

バカ貴族はどんだけロリコンだったんだよ!妖狐みたいなと一緒に風呂とか引くわ~。

今は亡きバカ貴族の癖に呆れつつ、俺は妖狐がになる様子を眺めていた。

妖狐は薄汚れてはいるものの、とてもしい肢をしている。

夜空に浮かぶ月に照らされた妖狐はどこか妖しいしさを醸し出している。

.....ながらすごいエロスだ。自分でしさを自慢するだけのことはある。

「じ、じろじろ見るでない!は、恥ずかしいであろう!」

そう言いながら、赤面しつつ二本の尾で大事な部分を用に隠している姿は逆になんかエロい。

その昔、「全よりも見えそうで見えないぐらいが一番興する」と大學の友人が言っていた。

當時はよくわからなかったが、今の妖狐の姿を見て納得がいった。.....すごくエロい。

───ゴクッ。

.....こ、これはやばい。理が崩壊しないよう気を付けないといけないな。

そう思いつつ、俺はアテナ達をお姫様抱っこで浴室へと運んでいった。

□□□□ ~みんな違って、みんないい~ □□□□

浴槽に浸かる前にを洗うのは風呂場でのマナーだ。

毎日そうしているのだから當然今日もそうする。

「まずはアテナからだ」

「はーい!今日もきれいきれいしてねー( ´∀` )」

アテナは長150㎝あるかないかで、ムッチリというかわがままボディー。

輝く金髪をツインテールに結っており、更に整った顔立ちでとても可らしい。

綺麗な碧眼が特徴的だ。

そんなアテナを洗うのはかな楽しみでもある。

アテナ合意の上で、様々な所をれ.....いやいや、洗えるのだから。

早速、ぷりんとした大きいおをなめまわすように丹念に洗う。

「あーははは( ´∀` )くすぐったーい」

「お、おとなしくしてろ!れ.....洗えないだろ!」

背中、おと終われば、いよいよ前だ。

ズッシリと中が詰まったたわわなおっぱいをたぷたぷしながらじっくり洗う。

「歩はおっぱい好きだよねー!いつもジッと見てるー(o゜ω゜o)」

「お、お前のはすごいからな。さすが神だ」

最後はの子のの花園。

アテナがいくつなのかはわからないが、ツルツルなだけあって洗いやすい。

「んぅ.....くすぐったいよー(・ω・´*)」

「う、くな!ここは張するんだから早く終わらせてくれ!」

こうして洗い終われば、あわあわ神の誕生だ。

神様、今日も素晴らしいを堪能させて頂きありがとうございます!

「いちいち人間が洗っておるのか?自分で洗ったほうが早いのではないか?」

俺が神に謝していたら、妖狐から當たり前の質問をされた。

すかさず反論するアテナ。

「ちがうよー?歩に洗ってもらうからいいんだよー」

「どういうことなのじゃ?」

「きもちいいんだよー。それにー、これがお風呂の決まりなんだよー」

「そんな決まり、見たことも聞いたこともないのじゃ」

「むぅーr(・ω・`;)」

さすが貴族の元奴隷。

そんな訳のわからないマナーには納得できないようだ。

この分だと妖狐は洗えそうにないかな、と諦めていたら・・・

「歩に洗ってもらうとー、なんか歩よりもえらくなった気がするでしょー(。´・ω・)?」

.....どんな理屈だよ!?てか、そんな説得の仕方があるか!

「なるほど。それは一理あるのじゃ。人間!栄に思うがよい。妾を洗う名譽を人間にくれてやるのじゃ!」

.....あれで納得しちゃったの!?妖狐単純すぎない!?

あわあわアテナが両手をの前で握り締め、してやったりの顔をしている。かわいい。

知慧の神の意地なのか、負けられない戦いがそこにはあったらしい。

とりあえず、これで俺は妖狐を洗う権利を得た。

.....ナイスだ!アテナ!

なんやかんやあったが、お楽しみ.....いやいや、を洗うのを再開する。

「では順番で、次はナイトさん」

「よ、よろ、よろしくお願いしましゅ」

ナイトさんはドワーフなので背が低く、長は120㎝あるかないかで小さいながらもらしいつきだ。

焦げ茶の髪で、以前はアフロヘアーだったものをシャンプーしたことで、今は座敷子みたいなお人形さんヘアーになっている。

目がくりくりしていて、さながら小を連想させるとても可らしい顔立ち。

名前の通り、深い緑眼に白の眉が特徴的だ。

そんなナイトさんを洗うのはとても癒される。

ナイトさん合意の上で、包み込むようにぎゅ~ってできる瞬間は至福の時間だ。

早速、鍛冶で鍛えられた引き締まったおを小に接するように優しく洗う。

「お、お、お客さんの洗う手付きは優しくてしゅきでしゅ」

「ありがとうございます。俺もナイトさんにれていると落ち著きます」

背中、おと終われば、いよいよ前だ。

アテナほどではないが、手の平かられるぐらいには大きいおっぱいをもみもみしながらじっくり洗う。

「や、やさ、優しい手付きなんでしゅが、い、いや、いやらしいでしゅ」

「き、気のせいです。でもこれはこれで好みです」

最後はの子のの花園。

ドワーフは深い種族だと聞く。ナイトさんも例にれず、とても深い。

「.....///」

「(い、いつも思うが、結構匂うもんなんだな・・・)」

こうして洗い終われば、あわあわドワーフの誕生だ。

ナイトさん、今日もほっこりするを堪能させて頂きありがとうございます!

いつもはここで終わるのだが、今日はまだメインディッシュを味わって.....いやいや、洗っていない。

俺は楽しみで仕方がないのだが・・・

「待たせた、妖狐」

「妾を最後にするとはどういう了見なのじゃ?無禮であろう!」

當の妖狐は最後に回されたことが不服なのか、全というを逆立て、ふてくされてしまっている。

楽しく洗いたいので、ここはアテナを見習うとしよう。

「.....俺は好きなものは最後に回すタイプなんだ。後は言わなくてもわかるだろ?」

「な、なんじゃ?に、人間のくせに、妾に、れれれれ慕しておるのか?な、なら仕方がないのじゃ。ゆ、許して遣わそう」

妖狐は如何にも當然みたいな態度を取っているが、その態度とは裏腹に、二本の尾がぶんぶんと激しく橫に振られている。どうやらかなり嬉しいらしい。わかりやすい奴だ。

.....このきつね、ちょろいわ~。

てか、喜ぶのはいいが、隠さなくていいのか?丸見えだぞ?

「では妾の至高なるをありがたく拝みながら存分に洗うがよい!」

「はいはい。ありがとうございます」

妖狐の長はアテナよりかは気持ち低いぐらいで、年齢に見あったつきだ。らしい膨らみはなく、すとーんとしている。

い髪ではあるがところどころ赤黒く薄汚れている。洗い流せばきっときれいな黃になるだろう。

目は切れ長でつり上がり、ギラギラした眼を放っている。

高く細い鼻に、つり上がった眉。しキツそうな印象があるが、そこは見た目の可らしさで敬がある。

名前の通り、輝くばかりの黃眼が特徴的だ。

そんな妖狐を洗うのは嗜心がそそられる。

妖狐合意の上で、めちゃくちゃにできる.....普段高慢ちきな妖狐を自由にできるだけでも楽しみだ。

早速、まるで興する要素のない小ぶりなかわいらしいおを洗う。

「ふむ。なかなか手慣れていて気持ちがよいぞ。譽めてつかわそう」

「・・・(なんかこう、もっとつきがあればいいんだがなぁ~。かわいいのにもったいない)」

背中、おと終われば、いよいよ前だ。

洗う場所なんてあるのか?と思えるほど膨らみがないおっぱいらしき場所を洗う。

「お主はが好きらしいな。どうじゃ?妾のを洗えて涙ものじゃろう?」

「・・・(涙って.....ぽっち以外何もないんだが?妖狐はラズリさんとは違って、の大きさは気にしないタイプか)」

ここまで妖狐を洗っていて、しもという部分が気にかからなかった。

完全に夏休みに遊びにきた小さな甥っ子や姪っ子を洗っている気分だ。

きっとこのまま、妖狐をとは意識しないまま洗い終わるんだろう、とその時は思っていた。

しかし・・・

この後、そんな俺の思いをぶち壊すかのような仰天する大事件が起こる。

それはの子のの花園を洗っているときのことだ。

長は早いものだと聞いたことがある。妖狐もささやかな地帯が広がっていた。

ちょっと意識しつつもアテナ達同様、何気なく洗っていたら・・・

「.....あぁん!.....よ、よいぞ!.....ハァハァ。.....お、お主、存外侮れない技を持っておるのじゃな」

「お、お前!なんて聲をだしてるんだよ!?」

妖狐は見た目のさとは不釣り合いな、とてもえっちぃ聲を出していだ。

そそられるつきでもないのに、妙に意識してしまう。妖しい魅力を纏ったがそこにはいた。

な、なんなんだよ!?こいつは!?

今のは、この世界にきて聞いた一番エッチな聲だったぞ!?

「・・・?なにを狼狽えておる。気持ちよかったのだから仕方がなかろう」

「そ、それにしては.....妙にっぽかったぞ?」

「當然の結果じゃな。ますます妾に魅了されたか?どうじゃ?妾を所有したくなったであろう?」

「.....いや。それとこれとは話が別だな」

「口ではなんとも言えるのじゃ。.....ふふん。偉そうなことを言っておるが、はそうでもないようじゃな」

妖狐の視線が俺のある部分に注がれる。

そこを見て、とても勝ち誇ったような表をしているのがなんともこ憎たらしい。

鼻で笑われた!?

あぁ、そうだよ!興したよ!そんなっぽい聲は貞には毒だ!

それにこの妖狐はやっぱり・・・。

きれいになった妖狐を見て、俺の中にあった疑問は確信へと変わった。

・・・。

こうして洗い終われば、あわあわきつねの誕生だ。

ちょっとしたハプニングもあったが、きれいなを堪能させて頂きありがとうございます!

途中、妖狐の意外な事実に驚いたが・・・。

それでも三者三様、素晴らしいだったと思う。

貞の俺にはもったいないとても幸せな時間だった。

この後、あわあわの3人にを洗われて思わずにやけてしまったのは言うまでもないだろう。

俺を洗ってくれている最中、文句をぶつぶつ言いながらも、むくれている表とは裏腹に尾がぶんぶん振られていた妖狐を見て、改めて素直じゃないな~と思わされた。

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後書き

次回、今は亡きバカ貴族に殺意!

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今日のひとこま

~改めて驚愕の妖狐~

「風呂と聞いたが、どこにあるのじゃ?」

「目の前にあるだろ」

「目の前?大きな木のたらいがあるだけではないか」

「これが風呂になるんだって、まぁ見てろ。ウォーターボール!ファイアーボール!」

「お、お主!魔法が使えたのか!?」

「ん?まぁ。別に大したことないけど?」

「.....そ、そうか。そ、それで風呂とは?」

「目の前にあるだろ。見てわからないのか?」

あれ?妖狐は貴族のところで風呂を見たことがあるんだよな?

「.....これが風呂?貴族のところにあったのはもっと大きかったのじゃ」

「もっと大きいって.....4人でるならこれでも十分だろ」

「4人!?全員でるのか!?」

「.....え?そうだけど?この大きさなら快適とは言わないがれるだろ?」

「???」

「あれ?変なこと言ったか?」

「.....でもこの風呂だと、全員でれても腰のあたりまでしか浸かれぬであろう?」

「.....腰のあたりまで?なんのことだ?橫になれば普通に全浸かれるぞ?」

なんだ?妖狐と微妙に話がかみ合っていないような?

「.....橫になる?この中で寢るのか?」

「いやいや、寢ないから。を橫にして肩までゆったり浸かるんだよ」

「なんと!?風呂とは立ってるものではないのか!?」

立ってる風呂って.....それは五右衛門風呂だろ!いつ時代の話してんだよ!

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