《歩くだけでレベルアップ!~駄神と一緒に異世界旅行~》第67歩目 はじめてのお姉ちゃん!

前回までのあらすじ

妖狐を所有することを決意した

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□□□□ ~お姉ちゃんとしての自覚~ □□□□

妖狐を所有すると決意した翌日。

実際妖狐を所有するとなると々と必要なものが出てくる。

今まではアテナだけしかいなかったから、ラズリさんや護衛仲間、ナイトさんのお世話になるだけで十分だった。

しかしこれからはの子が二人になるわけだから、々と用意してあげてもいい頃合いだろう。

そんな訳で今日は旅の準備も含めて買いをしようと思う。

朝食時、買いと聞いてウキウキしているアテナとそわそわしている妖狐。

どちらも落ち著きがない點は、本當に似た者姉妹だ。

注文していた朝食が屆く。

本日のメニューは、ご飯と玉子焼き、魚の塩焼きと野菜スープ。そしてデザートにフルーツ。

惜しい。野菜スープではなく、お味噌だったら・・・とついつい思ってしまう。

早速食べ始めようとしたら・・・

「コンちゃんはー、私が食べさせてあげるねー( ´∀` )」

「「「!?」」」

あのアテナが、バカでおっぱいでしかないあのアテナが信じられないことを言い出した。

「ア、アテナ?ど、どうしたんだ?ついに頭もおかしくなったのか?」

「ア、アテ、アテナちゃん?か、かぜ、風邪でも引いたんでしゅか!?」

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「ね、姉さま?ま、まだ寢ぼけておるのか?もう朝じゃぞ?早く起きんか」

みんな一様に驚いているが、これは仕方がないことだと思う。

それぐらい衝撃的な出來事なのだから。

「むきーーーーーヽ(`Д´#)ノみんなひどーい!私はお姉ちゃんなんだからー、當然でしょー!」

「「「!?」」」

.....なるほど。お姉ちゃんとして妖狐の面倒を見ろと確かに言った。

あまりにも衝撃的なことだったので驚いたが、どうやらお姉ちゃんとしての自覚が芽生えてきたらしい。

これは今後のことを考えればとてもいいことだ。アテナの教育にもいいだろう。

───ぽふっ。ぽんぽん

「偉いぞ。さすがお姉ちゃんだ」

「にへへー(*´∀`*)私はお姉ちゃんだからねー!」

ぽんぽんされたアテナはいつものように八重歯を覗かせながらにぱー☆と微笑んできた。かわいい。

「しかしの?妾は一人で食べられるのだが?」

「だーめー!コンちゃんはー、私がするのー!」

「う、うむ」

食べさせてもらうことが恥ずかしいのか、妖狐が異を唱えてきたがあっさり撃墜されたようだ。

二本の尾は.....し振られている。嬉しいことは嬉しいようだ。

早速アテナのお姉ちゃん力を見せてもらおうと思っていたら・・・

「じゃー、歩お願いねー( ´∀` )」

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「なにが?」

「なにってー、私とコンちゃんに食べさせるんだよー(。´・ω・)?」

「・・・」

開いた口が塞がらないとはこのことだ。

自分で食べさせると自信満々に言いながら、早々にそれを丸投げしてくるとは・・・。

「.....アテナが食べさせるんだろ?なのになぜ俺が?」

「んー?歩は私の付き人なんだからー、歩がしたことは私がしたこととおなじことなんだよー?」

.....どこのジャイアニズムだよ!?このクソ駄神!さも當たり前のように言い放つな!

「それにー」

「.....なんだよ?」

「お姉ちゃんならラピスを見習えばいいんでしょー?

ラピスは歩に食べさせてもらってたじゃーん(。´・ω・)?」

.....おふ。確かにそう言った。何気無く言った言葉がまさかブーメランとして返ってくるとは・・・

「な、なんじゃ?お主が食べさせてくれるというのか?」

「.....はあ。そういうことになった。妖狐は嫌じゃないか?」

「ほ、本當は嫌だが.....ね、姉さまの言うことならば仕方がないであろう?い、いいから早うせんか!」

「・・・」

.....あ、あの。口では嫌とか言いながら尾がすごく嬉しそうなんだが?

こうして俺はアテナと妖狐にそれぞれ食べさせることになった。雛鳥が一匹増えた。

順番は最初が妖狐で、アテナはその次だ。この辺りもラズリさんを見習っているらしい。

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「妾は魚を食べたいのじゃ!」

「歩~!歩~!私はデザートねー( ´∀` )」

「わかった。わかった」

あ~んと開けている口にそれぞれ放り込む。

「次はスープじゃ!早くせんか!」

「私はまたデザートねー!はやくー!」

「.....アテナはちゃんと飯を食え」

しかし見習っているとは言え、アテナとラズリさんでは決定的な違いがあった。

それは.....俺が食べる暇がない。

アテナと妖狐はとにかく食旺盛だ。

しでも餌を與えるのが遅れると、早くしろ早くしろとピーピーやかましい。

一方、ラズリさんはその辺り上手く調整していてくれたのだが・・・。

アテナのお姉ちゃんへの道はまだまだ前途多難だ。

□□□□ ~気になる視線~ □□□□

の朝食も終わり、町へと繰り出した。

今日は珍しくナイトさんも同行している。こういう時にこそ日頃の謝をしたい。

「最初はどうするのー?」

「まずは妖狐の嗜みをなんとかする」

これは早急に解決したい問題だ。

今の妖狐は貫頭一枚しか著ていない。

寒そうということもあるが、それ以外にも理由がある。

「妾はこれでも問題ないのだが?」

「妖狐は俺を悪者にでもしたいのか?」

「なにを言っておるのじゃ?」

とにかく道行くエルフやドワーフ、更にはその奴隷達からの視線がすごく痛い。

それもそのはずだ。

道行く奴隷達は末な服ではあるが、ちゃんと服と言えるものを著ている。

しかし妖狐は・・・。

貫頭一枚しか著ておらず、しかもその貫頭もボロボロだ。

間違いなく奴隷に対する扱いが酷いと勘違いされてしまう姿形をしている。

更にそれに拍車をかけるのが妖狐の足元だ。足なのである。

妖狐が何事もないように歩くものだから、今の今まで全く気付かなかった。

往來を行くどの奴隷も足で歩いている人なんて一人もいない。どんだけ酷い主人だと思われてしまうのか。

とりあえず妖狐のため、そして俺のためにも早急に嗜みを整えてあげる必要がある。

□□□□ ~姉と妹の溫度~ □□□□

服飾店に著いた。

ったのはいいが、妖狐以外あまり興味がなさそうだ。

妖狐は店るや否や、すぐ々とし始めたが、アテナとナイトさんはしもこうとしない。

「アテナは新しい服とかしくないのか?」

「いらなーい」

「なんで?いつも同じワンピースだと飽きるだろ?」

「だってー、下著つけるのきゅうくつなんだもーん(´-ε -`)」

「いやいや。別に下著つけなくても著れるだろ」

「それでもいらなーい。服よりもお菓子がいいー」

.....はぁ。花より団子ってことか?お菓子バカすぎ。

とりあえずアテナは置いておこう。

おとなしくしてくれるだけでもありがたいものだ。

「ナイトさんも好きなのを選んでくれて構いませんよ。日頃の謝でプレゼントします」

「え、えん、遠慮しましゅ」

「別に気を遣わなくてもいいですよ?そもそもナイトさんはつなぎしか持っていないですよね?」

「そ、そう、そうでしゅが、こ、この、この服が一番作業に適しているんでしゅ」

「いやいや。作業の時以外に著ればいいじゃないですか」

「け、け、結局ぐことになるなら、さ、さい、最初からこの服でいいでしゅ」

.....はぁ。何事も効率優先ってことか?仕事バカすぎ。

とりあえずナイトさんも放置確定。

ナイトさん自が興味ないなら如何ともし難い。

オシャレに興味のない二人は放置して、楽しそうにしている妖狐を眺める。

普段高慢ちきな妖狐だが、はしゃいでいる姿を見ると年相応のの子なんだなと思わず安心する。

妖狐が一つの靴を持ってきた。

革製のとても丈夫そうな靴なのだが・・・。

「それはさすがに大きくないか?」

「當然であろう。大きくないと意味がないのじゃ」

「どういうことだ?」

「妾は長期だからな。すぐサイズが合わなくなる。だから大きい方がいいのじゃ」

確かに妖狐が言っていることは理解できる。

理解できるのだが.....それでも大きすぎる気がする。

持ってきた靴はどう見ても俺が履いても問題ないぐらいのサイズだ。ちなみに俺は27.5cm。

「合わなくなったらまた買ってやるから、ちょうどいいの選んでこいよ」

「.....え?」

妖狐がキョトンとした顔をしている。

.....あれ?なんか変なことを言ったか?

「一足だけではないのか?妾は奴隷なのじゃぞ?」

「あ~・・・。言っただろ?俺は奴隷の常識なんて知らないんだよ」

「で、ではもしかして服も・・・?」

「當然だな。好きなのを2~3著選んできていいぞ」

「そ、そうか。ありが・・・。

ふ、ふん!大妖怪である妾に盡くさねばならぬと、お主もようやく理解してきたようじゃな!」

そう言い殘すと、妖狐は再びを開始するため嬉しそうに店を駆け回りだした。

店の迷になりそうな行だが、妖狐の二本の尾が激しく振られているので水を差すのは控えることにした。

結局妖狐用の靴と服をそれぞれ3著ずつと寢間著、更には俺もちょっとした買いを済ませて店を出た。

所持金:3114000ルクア【↓1450000】

□□□□ ~の子の買いは時間とお金がかかる~ □□□□

「コンちゃんかわいいねー!ぎゅーってしたいー(*´∀`*)」

「す、すご、すごくかわいいでしゅ」

「と、當然であろう」

尾を激しく振りながら妖狐が照れている。

店で購した服をその場で著替えさせてもらった。

當然だ。わざわざ貫頭をそのまま著続ける理由がない。

てか、周りの視線が痛いので嫌じゃないのなら著てほしい。

「お、お主はどうなのじゃ?」

「すごくかわいいよ」

「.....それだけか?」

「.....え?なにが?」

「.....はぁ。これだから貞は・・・。もっと気の利いたことを言えんのか?ダメダメじゃな」

妖狐が心底呆れたような表で、やれやれといった仕草をしている。

.....ぐぅ。悪かったな!口下手で!そういうのは慣れていないんだよ!

「歩はだめだめだねー( ´∀` )前にもー、ラピスに同じようなこと言われてたよねー!」

.....くっ。確かにそんなことがあったような・・・。嫌なことはしっかり覚えてるんだな!クソ駄神!

「お、お、お客さんは、じ、じ、とお付き合いした経験ないそうでしゅから仕方がないでしゅよ」

.....なんでそんなことも知ってんの!?てか、旋風の剣か・・・。要らんことまで教えるなよ!

「そんなことでは一生伴なんて見つからぬぞ?.....な、なんなら・・・。いや!もっと進せい!」

.....そこまで!?さすがに言い過ぎだろ!言い過ぎだよな?

ちょっと譽めかたが下手なだけで散々な結果だ。

俺はしょんぼりしつつ、次の店を目指した。

・・・。

魔道店に著いた。

ここでは々な日用品を買う予定だ。

「コンちゃんにも自転車買うのー(。´・ω・)?」

「違う。てか、アテナの自転車を乗せてやれよ。二人でも乗れるだろ」

「なるほどー!さすが私の歩~!頭いいねー( ´∀` )」

「アテナがバカなだけだな」

「だれがバカよーーーーーーーーーーーーヽ(`Д´#)ノ」

うるさい。

ぷんぷん怒っているアテナはかわいいが、他の客の迷になる。

「とりあえずアテナも妖狐と一緒に選んでこいよ。お前のなんだからさ」

「はーい!コンちゃんー、おそろいにしよー( ´∀` )」

アテナが妖狐の元へと駆け寄っていく。

今二人に選ばせているのは、それぞれ自分専用の櫛だ。

今まではラズリさんや護衛仲間、ナイトさんのを借りていたがいい機會だから購することにした。

正直櫛なんて一つあれば十分だと思うのだが・・・

以前ラズリさんが言っていたことを思い出すと、本當は自分専用のがあるといいとのこと。

理由はよくわからないが、のことはが言うことに従うのが一番だろう。

「そ、そ、そのお客さん・・・」

「ナイトさんもどうぞ。好きなのを選んできてください」

「あ、あり、ありがとうございましゅでしゅ!」

ナイトさんもまたアテナ同様、二人が待つその場所へと駆け寄っていった。

ナイトさんはシャンプーをするようになって以降、自嗜みには興味が出てきたようだ。

それなのに服には興味がないときた。.....どこがどう違うのかよくわからない。

3人がきゃっきゃっと楽しそうに櫛を選んでいる間に、俺も目的のを探す。

櫛があるぐらいだから、きっとあるはずだ

・・・。

しばらく探していたらようやく発見できた。思った以上に時間がかかった。

需要がないのだろうか?俺なら絶対したいのだが・・・。

俺が目的のを買い終わると同時に、3人も櫛選びが終わったようだ。

.....時間かかりすぎじゃね?たかが櫛1つ選ぶのに。

持ってきたのは、いかにも質の良さそうな木製の櫛。

職人の手がかなりかかってそうだ。

「いいが見つかったみたいだな」

「うんー( ´∀` )店員さんが選んでくれたんだー!」

へ~。賢い買いしてんな。

なんだかんだ言って、その道のプロが選ぶのが一番だよな。

「どうやって頼んだんだ?」

「それはねー、コンちゃんがしてくれたよー( ´∀` )」

「うむ。この店にある櫛の中で、妾に見合うだけの櫛を案せよ、とな」

「・・・」

店員さんの困った表が目に浮かぶ。

なんだかんだ言っても妖狐は奴隷だ。

ただ奴隷の割には、著ている服がそこそこ見栄えがいいし、無下にもできなかったんだろう。

それに一応お客だし、相當対応に困っただろうな。.....ごめんなさい店員さん。

「そしたら店員さんがー、お金に糸目をつけないならこれにすべきだってー!」

お金に糸目をつけないって・・・いいカモにされただけでは?

今までのが鉄製の櫛だったことを考えれば、それよりかは明らかにいい櫛なのは確かだろう。

見た目も沢があり、しかも櫛を保管するものだと思われる小ケースというか小ポーチ付き。

「ゆ、ゆう、勇者様の故郷で昔から作られているらしいでしゅ。

そ、それ、それを異世界風にアレンジしたとかなんとか説明してたでしゅ」

.....え?マジ?これ、相當いいなのでは?お金大丈夫かな?

「これがいいよねー( ´∀` )」

「うむ。妾にふさわしい一品なのじゃ」

「お、お、お客さんがいいなら、こ、これ、これがしいでしゅ」

しかし既に3人は購する気満々でいる。

ナイトさんなんか遠慮しつつも、目がキラキラしている。

こうなってしまってはどうしようもない。ここで斷るのもなんかカッコ悪い気がする。

・・・。

結局その高級っぽい櫛3つを買い上げた。

貴重なマジックバッグよりも高く、1つ80萬ルクアもする超高級つげ櫛だった。高すぎ!

後にわかったことだが、このつげ櫛は本當に高級なだった。

店員さんの説明通り、日本の薩、もとい鹿児島で作られている有名ななんだとか。

もちろん材料は異世界で調達したものを使用している。

こんなことを説明をしてくれた鹿児島っ子に、アテナ達同様この櫛をねだられたのはずっと先の話だ。

『櫛になりたや薩の櫛に諸國の娘の手に渡ろ』

やかましいわ!

おかげで貯めに貯めたお金がすっからかんだよ!

所持金:114000ルクア【↓3000000】

こうして必要なを揃え終えた俺達は晝食も済ませ、午後からは遊ぶ満々だったのだが・・・

「の、のう・・・」

「なんだ?」

妖狐が不安そうな表でなにかを言いたそうにしていた。

「わ、妾を所有するのであろう?」

「そうだが?」

「な、なら奴隷商へ行かなくともよいのか?」

「なんのために?」

「ど、奴隷を所有するためには奴隷契約を結ぶ必要があるのじゃ」

確かに妖狐のステータスを見ると所有者が空欄になっている。

妖狐の言う通り、奴隷を所有するためには奴隷契約を結ぶ必要があるらしい。

それはいい。それはいいのだが・・・

「も、もしかして奴隷契約はお金かかるのか?」

「う、うむ」

「.....ど、どれぐらいだ?」

「.....ど、奴隷購費用の半額じゃな」

「・・・」

そういうことは早く言ってくれよ!どうすんだよ!?お金が全く足りないぞ!?

本日の戦利品

①妖狐用の靴3足 (15萬ルクア)

②妖狐用の服3著 (60萬ルクア)

③妖狐用の寢間著 (20萬ルクア)

④ナイトさんへのプレゼント(20萬ルクア)

⑤妖狐へのプレゼント (30萬ルクア)

⑥薩つげ櫛3個 (240萬ルクア)

⑦マジックリュック (50萬ルクア)

⑧夜のお楽しみグッズ (10萬ルクア)

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『アテナ』 レベル:3 危険度:極小

種族:

年齢:ーーー

別:♀

職業:

稱號:智慧の

力:50

魔力:50

筋力:50

耐久:50

敏捷:50

裝備:殺戮の斧

神ポイント:197340【↑500】

【一言】はちみつタルト買うのわすれないでよー(。´・ω・)?

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アユムの所持金:94000ルクア【↓20000】

冒険者のランク:A(クリア回數:5回)

このお話の歩數:約15800歩

ここまでの歩數:約17601200歩

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『アユム・マイニチ』 レベル:5933【↑3】

種族:人間

年齢:26

別:♂

職業:凡人

稱號:神の付き人

力:5943(+5933)【↑3】

魔力:5933(+5933)【↑3】

筋力:5938(+5933)【↑3】

耐久:5938(+5933)【↑3】

敏捷:6193(+5933)【↑3】

裝備:旋風の剣(敏捷+200)

技能:言語理解/ステータス/詠唱省略

Lv.1:初級魔法/初級闇魔法

Lv.2:浄化魔法

Lv.3:鑑定/剣//索敵/知/隠

偽造/捜索/吸収/治癒魔法/共有

初級火魔法/初級水魔法/初級風魔法

初級土魔法/ 理耐/魔法耐

狀態異常耐

共有:アイテムボックスLv.3

パーティー編Lv.1

ダンジョンマップLv.3

検査Lv.3

造形魔法Lv.3

固有:ウォーキングLv.5933 3106/5934

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後書き

次回、奴隷商!

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今日のひとこま

~それぞれへのプレゼント~

「ナイトさん、け取ってください」

「な、なん、なんでしゅ?」

「プレゼントです。これなら作業の邪魔にはならないですよね?つなぎよりかはかわいいですよ」

「た、たし、確かに・・・。で、で、でもいいんでしゅか?」

俺がナイトさんにプレゼントしたのは所謂オーバーオールというやつだ。

ア〇レちゃんの服だな。これならつなぎに近いし問題ないだろう。

「日頃の謝の気持ちです。いつもありがとうございます」

「お、お、お客さん・・・た、たい、大切にしましゅ!あ、あり、ありがとうございましゅ!」

「ねぇー!私へのプレゼントはー(。´・ω・)?」

「そんなものはない。てか、お前が俺に日頃の謝をしろ」

「妖狐にはこれな。荷れるのに必要だろ?」

「なんじゃこれは?」

「マジックバッグ。いや、マジックリュックと言ったほうが正しいか」

「ほう!これがマジックバッグというやつか!初めて見たのじゃ!」

俺が妖狐に渡したのはランドセルに似たマジックバッグだ。

11歳だし、似合うかと思って・・・。実際強烈に似合いすぎて抱きしめたくなる。

「なかなか趣のあるプレゼントなのじゃ!気にいったのじゃ!」

「自分のは自分でしっかり管理しろよ」

「ねぇー!私にはなんかないのー(。´・ω・)?」

「そんなものはない。てか、お前はお姉ちゃんなんだから、今後自分のは自分で管理しろ」

「ちょっとーーーーー!私にはなんにもないってどういうことよーーーーーヽ(`Д´#)ノ」

「.....か、金がないんだ」

「.....ふええ(´;ω;`)」

「お、お菓子でいいか?」

「しかたないなー!それでゆるしてあげるー(*´∀`*)」

助かった。本當ちょろかわいい神だ。

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