《歩くだけでレベルアップ!~駄神と一緒に異世界旅行~》第89歩目 はじめての帰界!神アルテミス④
前回までのあらすじ
賞品がアルテミス様で、めき立つ酒場の客達!
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□□□□ ~一時休肝~ □□□□
時は20時し前。
俺とアルテミス様は、宿屋への帰路に著いていた。
アルテミス様には渋られてしまったが、俺には俺の用事がある。
20時と言えば、いつもお風呂にっている時間だ。これは習慣ともいっていい。
アテナやドールのような子供の教育に於いて、規則正しい健康的な生活は大切なものである。(テレビ談)
まぁぶっちゃけ、アテナは22時前後にはいつも寢てしまうので、この時間帯にらないと間に合わなくなるのだ。
だから帰る。
アルテミス様がなんと言われようとも帰る。
アテナの為だからと言えば、さすがにアルテミス様も文句は言わないだろう。
そう思っていたのだが・・・
「なんだい。なんだい。あたしはまだ呑み足りないよ!アテナっちのことは狐に任せておけばいいだろ?」
がっつりと文句を言われてしまった。
「ダメです。そもそもアテナ達だけではお風呂にることはできませんし。
それに帰りが遅くなると、心配するかもしれません」
「それなら大丈夫だよ。あたしがフェンリルに言えば、二人には伝わるからさ。
第一、風呂なんて一日ぐらいらなくてもどうにかなるよ」
「それだとアテナがかわいそうじゃないですか。お風呂好きなのに。
それにどうやってフェンリルに伝えるんですか?」
「あたしは神だよ?テレパシーぐらい使えるさ。.....ん。完了。さぁ!呑み直しに行くよ!」
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ダメだって言ってんだろ!
それにしてもどんだけ呑むつもりだよ。ナイトさんといい勝負だな。
「.....わかりました。じゃあ、アテナ達が寢た後で、また行きましょう。それでいいですよね?」
「あぁ~、一時休肝ってやつだね。それじゃ、あたしは寢てるから時間になったら起こしておくれ」
「.....え?アルテミス様もお風呂に・・・」
「.....ぐぅ~」
そのままアルテミス様は俺の腕の中で眠ってしまった。
いくら俺を男として見ていないからと言っても、し無防備過ぎないだろうか。
仮に俺がその気になったら、アルテミス様はいろんなことをされてしまうというのに・・・。
まぁ俺にはニケさんがいるので、なにするつもりは全くない。
寢ているアルテミス様の脇の匂いを堪能しつつ、宿屋へと急いだ。
□□□□ ~神への冒涜~ □□□□
アテナを寢かせ、再び酒場へと舞い戻った。
この時間帯になると、晝間のようなバカ騒ぎをする連中はいないようで、大人の時間となるみたいだ。
まるで酒場全が、どこかバーのような、酒を、雰囲気を、楽しむムードに包まれている。
「ほら!酒をじゃんじゃん持ってきな!あひゃひゃひゃひゃひゃw」
約一名を除いては・・・。
そもそもアルテミス様に大人の時間を楽しめということ自が無理な話だ。
第一、傍若無人なアルテミス様に、大人の時間(笑)が似合うはずもない。
ちなみに酒場には二人で來ている。
アテナは當然寢ているとして、ドールは付いてくると言い出すかと思ったのだが、すんなり引き下がってくれた。
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晝間あんなことがあったから、アルテミス様に苦手意識でもあるのだろうか。
「アユムっちもどんどん呑みな!酒は一緒に呑める相手がいると楽しいもんだよ!」
ナイトさんと同じことを言っている。
今回は急だったから間に合わなかったが、今度はナイトさんを連れてこよう。
きっと気が合いそうだ、酒に関しては。他は.....ダメかな。
「はぁ.....。頂いてはいますよ」
「しみったれた呑み方してんじゃないよ!男ならぐいっ~といきな!ぐいっ~と!」
「俺は味わって呑む派なんです」
「か~!やっぱりつまらない男だね~、アユムっちは!
それに今この場にいる連中も!晝間いたやつらのほうがよっぽど酒を楽しんでいたよ!」
そんなことを大聲で言うもんだから、酒場の雰囲気が悪くなる一方だ。
他の客も、あまりいい表とは言えないものを浮かべている。勘弁してほしい。
「.....人それぞれ楽しみ方があるんですよ。わかってください」
「はんっ!そんなものわかりたくはないね!」
挑発しても誰一人乗ってこなかったことに心底気分を害したのか、テーブルの上にドカッと座り、やけくそ気味に酒を煽り出した。
さすが大人の時間に集まる客だ。
大きな子供アルテミス様の挑発わがままにホイホイとは引っ掛からないようだ。
「あたしが気分良く呑んでいるんだから、周りもそれに従うのは自然の道理だろ?
それともなにかい?川の流れを敢えて塞き止めてでも、我を貫き通したいとでも言うのかい?」
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アルテミス様がまた無茶苦茶なことを言い出した。
確かに川の流れのような自然と進行している場面を、敢えて塞き止めてでも我を貫くのは一般的には好ましくない。
空気を読むとも言い換えられる。
例えば、制限速度が40キロの道路の場合であっても、50キロで流れていればそれに倣う人々が多い。
良くないことではあるが、逆に安全面から言えば、倣ってしまうのも仕方がない側面がある。
これも一種の空気を読んだ結果だろう。
それをクソ真面目に40キロで走ろうものなら、様々な弊害がどうしても起こってしまう。
今のは単なる一例に過ぎないが、ここで勘違いしないでほしいのは規則を守ることはとても大切なことだ。
しかし人と人との共同生活に於いては、時には空気を読んだり、融通し合うも必要になるということを言いたいのだ。
閑話休題。
但し、今は大人のムード漂う酒場である。
本來ならアルテミス様が空気を読むべきところなのだが.....そこは神故に、というやつだろう。
しかし、俺が思っていた以上にアルテミス様は気分を害したようで・・・
「はぁ.....。酒が不味くなったよ。.....このまま帰ろうかね」
「!?」
とんでもないことを言い出した。
正直驚いた。あまりにも傍若無人過ぎる。
そして、アルテミス様の機嫌がここまで悪くなってしまうと、一つの心配事が・・・
「お、俺!俺が今から付き合いますから!」
「ダメ。ダメ。今更もう遅いよ。時にはその場の勢いってものがあるんだ。
もうあたしは興が冷めちゃったよ。つまらないし、勝手に帰らせてもらうかね」
「.....ほ、本當に申し訳ありません」
「よく反省するように。あたしが合わせるんじゃない、人間が合わせるんだよ。
それが神への信仰心というやつさ。この場がどうにもならないなら、アユムっちがそれをカバーするのは當然だろ?」
アルテミス様の猛禽類かのような獰猛な眼差しに、思わず萎してしまう。
まだ俺は、神と言うか、アルテミス様との付き合い方を良く理解してはいなかったようだ。
「じゃあ、帰らせてもらうよ。アテナっちには、よろしく言っておいておくれ」
「.....あ、あの」
「なんだい?」
「.....ニ、ニケさんのクリスタルの件はどうなるのでしょうか?」
そう、俺の心配事とはまさにこれだ。
まさかこんな展開になるとは想像もしていなかった。
當たり前のように貰えるものだと思っていただけに、非常に気になる。
「なに言っているんだい?神への冒涜を働いたんだ。無しだよ、無し」
「そ、そんな・・・」
絶の淵に立たされた気分だ。
ニケさんには會えず、そればかりかアルテミス様をも不快にさせてしまった。
下手をしたら、今後相當不利な狀況になるのではないだろうか。
俺ががっくりと肩を落としていたら、その姿があまりにもけなかったのだろうか、アルテミス様が心底呆れたような聲で・・・
「.....仕方がないね~。一度だけチャンスをあげるよ。次に來た時、あたしを存分に楽しませること。
それが出來たら、ニケちゃんのクリスタルをあげるよ。いいかい?これは神の慈悲ってやつだよ?」
神のご慈悲というやつを恵んでくれた。
この時ほど、自分のけなさに謝したことはない。
傲慢だったり、尊大だったり、対等だったり、男らしかったりしていたら、きっとアルテミス様の心を揺さぶることはできなかっただろう。
.....一般人で、普通で、凡人で、けなくて、本當に良かった!
「もう一度だけアユムっちを戒める為に言うけれど、あたしは神。そして人間は神に従うもの。
神であるあたしが、わざわざ時間を割いてまで下界に來てやっているんだ。
ニケちゃんに會いたいなら、そこんところを履き違えないように、次回はどうするかよく考えな」
つまりは、政治家お得意の接待営業をしなければならないということだろう。
考えてみれば當たり前のことだった。俺とアルテミス様は対等ではないのだから。
言い換えれば、一営業マンと大企業、いや、世界的大企業の社長という関係だ。
そんなすごい社長を楽しませる訳でもなく、逆に不快にさせてしまったのなら、俺の首どころか會社存続すら危うくなる。
アルテミス様は降臨したのではない。わざわざ降臨して頂いたのだ。
アルテミス様は遊びに來たのではない。わざわざ遊びに來て頂いたのだ。
アルテミス様が楽しむのではない。俺が、俺達がアルテミス様を楽しませるのだ。
そういう認識でいないと、神には、アルテミス様には誠意が伝わらないだろう。
目的の為には、つまらないプライドはいらない。へりくだれ!へりくだるのだ!!俺!!!
「.....全てわかりました。今後、同じ轍を踏まないよう気を付けます」
「そうしておくれ。素直でよろしい。あひゃひゃひゃひゃひゃw」
アルテミス様は俺をバカにしくさったような態度で笑っている。
本當に楽しそうだ。.....くそっ!
「あひゃひゃひゃひゃひゃwこれで安心したかい?じゃあ、帰らせてもらおうかね」
「ちょ、ちょっと待ってください!」
「まだなにかあるのかい?」
「チャンスをもらえるそうですが、どうすれば?ここはダンジョンが5つもあるんですが・・・」
「あぁ~、そうだったね。當然それも試練の一つだよ」
マジか・・・。詰んだな。
俺は項垂れた。
神への冒涜の代償は計り知れないものだった。
ダンジョンの場にはそれぞれ制限がある。
ランク毎によって、れるダンジョンのランクが決まっているのだ。
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【立ちり制限あり】
資格:冒険者Aランク以上
(冒険者ランク)(立ちり許可ダンジョンランク)
『Aランク』 F、E
『Sランク』 F、E、D、C
『SSランク』 F、E、D、C、B、A
『SSSランク』F、E、D、C、B、A、S、SS
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俺は現在Aランク。
だかられるダンジョンのランクはFとEに限られる。
そして王都には5つのダンジョンがあり、ランクはF~B。
つまり現狀だと、D~Bランクのダンジョンにはれないことになる。
當然王都に來た目的の一つにランクアップも含まれているが、ランクアップできる保証もないし、仮に試練がBランクのダンジョンだった場合、SSランクにならないと場できないので絶的だ。
いつかは踏破できるだろうが、ある不安が殘る。
「.....他の冒険者が、神の試練をクリアしてしまった場合はどうなるんですか?」
俺の不安とは、まさにこれだ。
神の試練をけられるのは、俺だけではないということだ。
神の試練は、恐らくは以前同様、魔部屋で行われるのだろう。
だとすれば、他の冒険者が挑むことも可能だ。
つまり挑むのに時間がかかればかかるほど、俺がクリアできる可能が減っていくことになる。
「當然、その冒険者があたしに巡り合うだろうね」
「.....そ、そうですよね」
予想していたこととは言え、改めて聞かされるときついものがある。
冒涜の代償はあまりにも大きかった。
このチャンスを逃したら、ニケさんに會える可能はグッと低くなる。
.....なぜ俺は、アルテミス様のご機嫌を損ねるような真似をしたのだろうか?
し前の俺をぶん毆りたくなる衝に駆られた。
結局は後の祭りなのだが・・・。
絶に打ちひしがれていたら、そんな俺をアルテミス様はまるでゴミ蟲でも見るかのような冷たい眼差しで見つめ言い放った。
「.....本當にけない男だね、アユムっちは。
そんなに落ち込むぐらいなら、土下座の一つでもして、あたしにお願いでもしてみたらどうだい?」
「.....土下座したら葉えて頂けるんですか?」
「葉える訳ないだろ。あひゃひゃひゃひゃひゃw」
「.....そうですよね」
わかってはいた。アルテミス様はそういう神様だと。
それでも萬に一つの可能を信じて、その場で土下座をする。
───ざわざわ
───ざわざわ
俺の突然の土下座に酒場の客がどよめいた。
端から見れば、に捨てられた男が泣いて謝っているような景に見えるのだろう。
きっと翌日には、この噂が王都中に広まって、相當バカにされるかもしれない。
それでも俺には葉えたい目的がある。
だから耐えた。
「.....お願いします。FかEのダンジョンに、試練をお願いできないでしょうか?」
「あひゃひゃひゃひゃひゃw本當に土下座しちゃったよwこの男はw
男としてのプライドってもんはないのかい?アユムっちw」
「.....どんなに罵られようと結構です。ですから、お願いします」
「ふ~ん。アユムっちはMだったんだね~w」
アルテミス様はそう言うと、土下座している俺の頭を楽しそうにペシッペシッと足で叩いてきた。
痛くはないのだが.....この人、本當に神様か?悪魔じゃないのか?
そしてそんな景が繰り広げられれば、當然・・・
「くすくすっ。なにあれ~?」
「笑ってやるなよ。なんでもするから許してくれ~とでも言っているんだろ?(笑)」
「だっさ~。いくら謝罪と言ってもあれはないわ~」
「全くだな。同じ男として呆れるぜ。ひ弱そうだし、金玉付いてないんじゃないのか?(笑)」
酒場の客の嘲りが耳にってくる。
もはや俺は、酒を楽しく呑む為の面白い肴狀態になっていると言っても過言ではないだろう。
でも耐えた。
それでも必死に耐えた。
ニケさんに會うという目的はそれだけに重い。
「.....アルテミス様、お願いします」
「.....ふ~ん。覚悟はできているようだね。
本來、あたし達神にお願いできるチャンスなんて人間にはそうそうない。
それができる栄譽に與っているんだ。これぐらいの覚悟は必要なものなんだよ」
「.....仰る通りです」
「ほら、椅子に座りな。いつまでもけない姿を曬していたら、主人を慕っている狐に悪いだろ?
今回は特別に、信仰するあたしに盾突いてまで主人を想う狐の顔を立ててあげようじゃないか」
どうやらドールは、相當アルテミス様に気にられたらしい。
フェンリルの一件もそうだが、アルテミス様の心証は相當いいと見て間違いない。
「そ、それでは!?」
「あぁ~、いいよ。FかEだったね。
Eのほうがアユムっちには都合がいいだろ?明日には試練を用意しとくから頑張りな」
なんだかんだ言いながらも、最後は俺にも配慮をしてくれている。
これこそが本當の神のご慈悲というやつなのだろう。
今では悪魔のようなアルテミス様の背後に後というやつがハッキリと見えている.....ような気がする。
俺は椅子から転げ落ちるようにして、その場にかしづいた。
「あ、ありがとうございます!」
「いいよ。いいよ。後でアテナっちと狐に謝しときなよ?
アユムっちはあの二人に、大きな借りができたんだからね」
アルテミス様はなんて事のないように飄々としている。
人間に対しては傍若無人な態度を取るけれど、決して恩著せがましいことは言ってこない。
このサバサバとした格もまた、アルテミス様の魅力の一つなのだろう。
「じゃあ、帰らせてもらうけど、もういいよね?」
「はい。引き留めてしまってすいません」
酒場の窓に足を掛け、帰り支度をするアルテミス様。
り口はあるのに、なぜそれを利用しないのだろうか。
「次はどのように楽しませてくれるのか期待しているよ」
「一杯頑張らせてもらいます。.....今回は本當に申し訳ありませんでした」
「いいから。いいから。アユムっちだけのせいじゃないしね」
アルテミス様はそう言うと、思わず震いしてしまいそうな凍てつく瞳で酒場の客達を睨みつけた。
凍り付くような世界とはこういうことを言うのだろう。酒場の溫度が5℃程落ちたような気がする。
「じゃあ、またね。アユムっち」
「お気を付けて」
「あひゃひゃひゃひゃひゃw
帰界するだけなのに、気を付けるもくそもあるかい。本當にアユムっちは面白いことを言うねw」
「それでも、お気を付けて」
腹を抱えて笑っているアルテミス様を見送る。
これが一般的な別れ言葉でもあるし、仮に本當にアルテミス様に何かあったら俺も困る。
「ひぃ~w本當に真面目だね~、アユムっちは。
それじゃ、とその前に・・・アユムっち。アユムっち。ちょっとおいで」
「?」
アルテミス様に手招きされたので、それに従う。
近付く度に香ばしい匂いが漂ってきた。これをじられるようなら俺は落ち著いてきたといえよう。
そして、アルテミス様は俺の耳にボソッと何かを語り始めた。
「.....いいかい?けなくてもいい。慘めでもいい。強くなくてもいい。ましてや顔なんかどうでもいい」
「意地やプライド、その他全てをかなぐり捨ててでも、必死に何かを為そうとするその姿を「男らしい」のだとあたしは思うよ」
アルテミス様は俺に何を伝えたいのだろう?
「さっきの土下座は最高にけなくて.....最高にカッコよかった!
ニケちゃんが羨ましいね。ここまで男らしくて、ここまで想ってくれている男がいるなんて!」
「!!?」
俺は二重の意味で驚かされた。
一つはアルテミス様に褒められたこと。
そしてもう一つは・・・。
「次を楽しみにしているよ!早く祈りにくるんだよ。わかったね?それじゃ!」
アルテミス様はそう言うと、強烈なとともに窓から勢いよく外に飛び出していった。
「・・・」
一どれほどの人が、そののしさを目の當たりにできているのだろうか。
いや、全ての時が止まったこの世界では、きっと俺だけにしか見えてはいないのだろう。
これが規定とやらで記されている、神本來の降臨方法なのだろうと思った。
・・・。
アルテミス様は、まさに風のように現れ、風のように去っていってしまった。
あっという間の降臨劇だった。
後に殘ったのは、しい神の後とアルテミス様の香ばしい香り。
そして・・・
頬に殘る、溫かくもらかいアルテミス様ののだけだった。
ありがとうございます!アルテミス様。次こそは失敗しないように頑張ります!
本日の戦利品
①アルテミスの再臨の約束
②Eランクダンジョンへの神の試練の設置
③アルテミスのキス
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『アテナ』 レベル:3 危険度:極小
種族:神
年齢:ーーー
別:♀
職業:神
稱號:智慧の神
力:50
魔力:50
筋力:50
耐久:50
敏捷:50
裝備:殺戮の斧
神ポイント:241340【↓20000】
【一言】50萬じゃ全然たりないよーヽ(`Д´#)ノもっとちょうだーい!
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アユムの所持金:3522000ルクア【↓1500000】
冒険者のランク:A(クリア回數:6回)
このお話の歩數:約13300歩
ここまでの歩數:約24834300歩
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『アユム・マイニチ』 レベル:7047【↑2】
種族:人間
年齢:26
別:♂
職業:凡人
稱號:神の付き人
所有:妖狐
力:7057(+7047)【↑2】
魔力:7047(+7047)【↑2】
筋力:7052(+7047)【↑2】
耐久:7052(+7047)【↑2】
敏捷:7307(+7247)【↑2】
裝備:旋風の剣(敏捷+200)
技能:言語理解/ステータス/詠唱省略
Lv.1:初級魔法/初級闇魔法
Lv.2:浄化魔法
Lv.3:鑑定/剣//索敵/知/隠
偽造/捜索/吸収/治癒魔法/共有
初級火魔法/初級水魔法/初級風魔法
初級土魔法/ 理耐/魔法耐
狀態異常耐
共有:アイテムボックスLv.3
パーティー編Lv.1
ダンジョンマップLv.3
検査Lv.3
造形魔法Lv.3
奴隷契約Lv.2
固有:ウォーキングLv.7047 667/7048
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後書き
次回、稱號!
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今日のひとこま
~ごほうび~
「アユムっち。あたしからのごほうびはどうだった?」
「ごほうび.....ですか?あぁ、最高でしたよ」
「さ、最高!?.....本當に気持ち悪い男だね、アユムっちは」
「え!?なんで!?」
「踏まれて喜ぶとか気持ち悪すぎ」
「そっち!?」
「あれ?なにと勘違いしていたんだい?」
「俺はてっきり試練のことかと思っていました」
「またニケちゃんのことかい。そんなにニケちゃんが好きなのかい?」
「一目ぼれってやつですかね」
「ふ~ん。まぁ、お互い真面目だし、お似合いなんじゃないかい」
「ほ、本當ですか!?.....いや、嬉しいです」
「でも、お互いが真面目すぎるから面白みには欠けそうだね」
「嫌な事言わないでくださいよ。上げたり下げたり、からかわないでください」
「似た者同士は惹かれ合うけど、反発しやすいとも言うだろ?」
「うっ・・・。じゃ、じゃあ、どんな人ならいいって言うんですか?」
「こういうのは真逆がいいんじゃないかい。惹かれ合わないけど、くっ付く易いみたいな」
「真逆.....アルテミス様みたいな方ですか?」
「あたしが真逆って、どういうことだい!?」
「そのまんまじゃないですか・・・。あっ!ごほうびと言えば!」
「なんだい?」
「そ、その.....アルテミス様からして頂いたキスも、俺にとってはごほうびの1つです」
「!?」
「あの時のアルテミス様にはかなりドキドキさせられましたよ。本當にからかうの好きですよね!」
「そ、そうだろ!お、驚いただろ!?あ、ひゃ、ひゃ、ひゃ、ひゃ、ひゃ」
「どうしました?」
「なんでもないよ!」
「.....はぁ?それならいいんですが」
その後しばらくは、アルテミス様の冴え渡るようななからかいは影を潛めた。
HoodMaker:幼馴染と學生起業を始めたのはいいが、段々とオタサーになっていくのを僕は止められない。<第一章完>
受験戦爭を乗り越え、再會した幼馴染五人は學生起業を始め、なんとその勢いのまま事務所まで手に入れてしまう。売り上げは一體どこまで伸びるのか。そして彼らが始めた起業とは――。 ――そんな中。仲間やバイト先の先輩から、アニメや漫畫、ギャルゲに影響を受けた禮夢は段々と「創作」に魅かれていく。 人は何故創造するのだろうか。何故それを求めるのだろうか。 そんな人に話す程でもなく、でも胸の中に殘り続ける疑問に答える人間が現れる。 名を「雪代雨(ゆきしろ あめ)」 彼女は問う。 —もし一つ願いが葉うのなら何が欲しい— これは自分の中の価値観と向き合う少年少女の物語。
8 191俺だけステータスが、おかしすぎる件
この小説の主人公、瀬斗高校2年 迅水 透琉(はやみ とおる)は、クラスで、いじめを受けていただが突如現れた魔法陣によって異世界 アベルに転移してしまった。透琉のステータスは、 あれ?俺〇越えるんね!? 透琉は、アベルで自由気ままに生きて行く? ことは、出來るのか!? ん? 初投稿です。良かったら見てください! 感想やご指摘も、お待ちしてます! あ、言い忘れてましたね。 俺は飽き性です。時々やらなくなっちゃう時があります。 ストーリーも自分のしたいようにやります。 皆さんの期待を95%裏切ります。 萎える人もいるでしょう。 今までの方が良かったと思う人もいるでしょう。 なので気の長さに自信がある人なら作品を最後まで見れる...かな?
8 89無能力者と神聖欠陥
一度崩壊した世界は生まれ変わり、それから特に成長したのは人類の「脳開発」だった。頚椎にチップが埋め込まれ、脳が発達し、人は超能力を手にするようになり、超能力を扱えるものは「有能」と呼ばれる。しかし、チップを埋め込まれても尚能力を持てない者は多數いた。 「無能」は『石頭』と揶揄され、第二新釜山に住む大學生、ググもまた、『石頭』であった。 ある日、アルバイト先で、一人の奇妙な「有能」の少女と出會ってから、ググの日常はそれまでとは大きく変わってゆく。
8 76グンマー2100~群像の精器(マギウス)
2100年のグンマーは、半知成體ビーストとの戦いの最前線。 群馬で最高の権力と知能、精神力を持つ少年少女達の生徒會。 名は、群馬最高司令部、通稱GHQ(Gunma・Head・Quarters)。 此れは、グンマー人によるグンマー物語であるかもしれない。 ★は挿絵等有り 人類の敵、ビースト。 OTONA(國連)や首都圏首席との政治的対立。 首都圏、栃木・茨城・千葉連合との武力衝突。 色んな事が起こる予定。 アルファポリス様にも投稿
8 77努力次第で異世界最強 ~喰えば喰うほど強くなる~
ある日突然異世界召喚されてしまった黒木レン。 そこは剣と魔法が存在するアイン・ヴァッハと呼ばれる世界だった。 クラスメイトはスキルもステータスもチートレベルなのに対して、レンのステータスは一般人よりも弱かった。 魔法が使えるわけでも剣で戦えるわけでもないただの一般人よりも弱かったのだ。 しかし、彼には謎のユニークスキルがあった。 効果も分からないしどうすれば発動するのかも分からない謎のユニークスキルを持っていたのだ。 そう【|喰種(グール)】というユニークスキルが。 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 星雲は大の廚二好きです! 現実で出せない分ここで好きなだけ廚二病を発揮したいと思います!! たくさんの人に見ていただけると幸いです!
8 133冒険者は最強職ですよ?
ジンと言う高校生は部活動を引退し、何も無い平凡な生活を送っていた。 ある日、學校の帰り道ジンは一人歩いていた。 そこに今まで無かったはずのトンネルがあり、ジンは興味本位で入ってしまう。 その先にあったのは全く見たこともない景色の世界。 空には人が飛び、町には多くの種族の人達。 その世界には職業があり、冒険者から上級職まで! 様々な経験を積み、レベルを上げていけば魔法使いや剣士といった、様々な職業を極めることができる。 そしてジンの職業は...まさかの最弱職業と言われる冒険者!? だがジンはちょっと特殊なスキルをもっていた。 だがそれ以外は至って平凡!? ジンの成長速度はとてつもなく早く、冒険者では覚えられないはずの技まで覚えられたり!? 多くの出會いと別れ、時にはハーレム狀態だったり、ジンと仲間の成長の物語!!
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