大學の友達と朝方まで飲んだ帰り道、

反対側の歩道に黒いマスクにサングラスの男が歩いていた。

その男は俺を見るやいなや走って追いかけてきたので、俺も怖くて走って逃げた。

橫斷歩道を渡って、こちらに向かって追いかけてくる。

幸い俺の家までもうすぐの場所だったので、そのまま家まで走って逃げた。

相手の男はなかなか早く、もうしで追いつかれる！というところで

自分の部屋のドアを開き鍵を閉めることができた。

ホッとして家の中で息を落ち著かせていると、外からドアを叩く音が聞こえる。

いったい何なんだよ。俺が何かしたか？

警察を呼ぼうとも思ったけど、酔いと疲れから俺はそのまま玄関で眠ってしまった。

目が覚めるとドアを叩く音も、人の気配もしないので、ドアを開け外に出てみる。

そこにはのついた黒いマスクと、割れたサングラスがあった。

（↓解説はこのまま下にスクロールしてね↓）

――――――――――――――――――――

解説

――――――――――――――――――――

追いかけてくるこの男、実は追われている。

何者かから逃げているところ、歩いている語り手を見つけ、助けを求めようとしたんだよ。

でも結局語り手は逃げ切っちゃったから、男は玄関の前で捕まっちゃったんだね。

――――――――――――――――――――