先日、私の住むマンションで殺人事件が起きた。

その件で、警察と名乗る男が私の家に聞き込み捜査にやってきた。

「この日にマンションで怪しい人を見かけませんでしたか？犯人の目撃報などがあればいいのですが」

そう質問され考えると、そういえば黒ずくめで帽子を深くかぶった怪しい男を見かけたのを思い出した。

ただ、ここで答えるとすごく時間がとられてめんどくさそうと思った私は、

「見てないです」

と答えた。

「そうですか、わかりました」

そう言って警察は帰っていった。

後日その犯人が捕まったとニュースが報じていた。

その犯人の顔は、あの日家に來た警察と同じ顔だった。

（↓解説はこのまま下にスクロールしてね↓）

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解説

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この犯人は犯行當日、誰かに目撃されていた自覚があったんだね。

だから警察のフリをして各部屋を周り、目撃者を特定して口封じをしようとしていたんだよ。

たまたま噓をついて本當に良かったね。。

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