《【意味怖】意味が分かると怖い話【解説付き】》泣き聲
私は単赴任中のサラリーマン。
安月給なこともあり、安アパートの一室に住んでいる。
そんなとき、最近隣に新しい住人が引っ越してきた。
昔と違いご近所づきあいなんかは全然ないので、どんな人かは知らない。
ただ、一つ悩みの種がある。
その人が越してきてからというもの、夜中に子供の泣き聲が聞こえるのだ。
子育ては大変だし、子供の泣き聲など防げるものではないので
しょうがない部分は大きいかもしれないが、こう毎日深夜に聞こえるとさすがにキツい。
さすがに寢不足になりかけてイライラしていたある日、隣人と名乗るが私の部屋を訪ねてきた。
「わざわざありがとうございます。
こちらからお訪ねして、一度お話をしなければと思っていたところでした」
私がそう言うと、はこう答えた。
「私もそう思っていたので、そう言ってもらえると助かります!
では両部屋の壁に防音材をるということではどうでしょう?」
私が合意すると、去り際にはこう言った
「お子さんが小さいと大変ですよね。子育てがんばってくださいね!」
(↓解説はこのまま下にスクロールしてね↓)
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解説
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子どもの泣き聲に悩まされていたのは、語り手だけではなく隣人もだったみたいだね。
ということは泣き聲の出どころはお互いのどちらかの部屋というわけではなく、その間の壁の中ということに…
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