《格闘チャンプの異世界無雙 〜地球最強の男、異世界で更なる高みを目指して無雙する〜》41話 翌朝
チュンチュン。
朝になった。
俺はさわやかに目覚める。
そして、俺の隣には……。
「ううーん……。リキヤさん、そんなに大きいのはらないですよぉ……」
エミリーが寢言をこぼす。
盜賊たちのモノで広げられてしまったと心配していた彼のアレは、まだまだ狹かった。
ずいぶんとモノが小さな男たちだったようだな。
俺はそんなことを考えつつ、朝の支度を進めていく。
しばらくして、エミリーも目が覚めたようだ。
「おはようございますぅ。リキヤさん」
「ああ。おはよう、エミリー」
俺たちは朝のあいさつをわす。
エミリーのはしい。
盜賊たちに汚されてしまったと彼は悲観していたが、そんなことはなかった。
それに、あんな男たちの痕跡は俺が上書きしてやれるしな。
「リキヤさんは、今日から冒険者活ですか?」
「ああ。そのつもりだ」
「応援していますね。何か困ったことがあれば、いつでも言ってください。私も、この街で何か仕事を見つけますから」
エミリーがそう言う。
行商人としての経験はあるし、何かしらの仕事は見つかるだろう。
「お互いにがんばろう。いざとなれば、俺が養ってやるのでもいいぞ」
「えへへ。それも考えておきますね」
俺とエミリーはそんな會話を続けていく。
そして支度を終え、宿屋の食堂に向かう。
食堂では、エミリーの両親が既に席についていた。
「おはよう、リキヤ君」
「おはようございます、リキヤさん」
「ああ。おはよう」
「おはよう。お父さん、お母さん」
俺たちは朝のあいさつをわす。
いっしょに朝食を食べる。
彼らも俺とエミリーの関係を察しているようだったが、特に何か言われることはなかった。
この世界の基準において彼は人しているし、親がどうこう言うことでもないといったところだろう。
俺も気にしないようにする。
さすがに、翌朝に顔を合わせるのは若干の気まずさをじなくはないが。
俺、エミリー、エミリーの両親。
4人で朝食を食べ終える。
「さて。俺は冒険者ギルドに行ってくるか」
「お気をつけて。ご活躍をお祈りしています」
「ああ。そっちも気をつけてな」
俺はエミリーたちと別れる。
彼たちは今後のために仕事を探す。
そして俺は、冒険者として本格始だ。
まずは最低限、自分の食い扶持を確保する必要がある。
そして、レオナたち孤児への援助も行いたい。
さらに言えば、エミリーたちがまた困ったときに助けられるよう、余剰資金を蓄えておきたい。
彼たちもがんばるだろうが、元行商人が街に定住して働くとなると、勝手が違って苦労することもあるだろうしな。
俺は冒険者ギルドに向けてずんずんと歩いていく。
【二章開始】騎士好き聖女は今日も幸せ【書籍化・コミカライズ決定】
【第二章開始!】 ※タイトル変更しました。舊タイトル「真の聖女らしい義妹をいじめたという罪で婚約破棄されて辺境の地に追放された騎士好き聖女は、憧れだった騎士団の寮で働けて今日も幸せ。」 私ではなく、義理の妹が真の聖女であるらしい。 そんな妹をいじめたとして、私は王子に婚約破棄され、魔物が猛威を振るう辺境の地を守る第一騎士団の寮で働くことになった。 ……なんて素晴らしいのかしら! 今まで誰にも言えなかったのだけど、実は私、男らしく鍛えられた騎士が大好きなの! 王子はひょろひょろで全然魅力的じゃなかったし、継母にも虐げられているし、この地に未練はまったくない! 喜んで行きます、辺境の地!第一騎士団の寮! 今日もご飯が美味しいし、騎士様は優しくて格好よくて素敵だし、私は幸せ。 だけど不思議。私が來てから、魔物が大人しくなったらしい。 それに私が作った料理を食べたら皆元気になるみたい。 ……復讐ですか?必要ありませんよ。 だって私は今とっても幸せなのだから! 騎士が大好きなのに騎士団長からの好意になかなか気づかない幸せなのほほん聖女と、勘違いしながらも一途にヒロインを想う騎士団長のラブコメ。 ※設定ゆるめ。軽い気持ちでお読みください。 ※ヒロインは騎士が好きすぎて興奮しすぎたりちょっと変態ちっくなところがあります。苦手な方はご注意ください!あたたかい目で見守ってくれると嬉しいです。 ◆5/6日間総合、5/9~12週間総合、6/1~4月間ジャンル別1位になれました!ありがとうございます!(*´˘`*) ◆皆様の応援のおかげで書籍化・コミカライズが決定しました!本當にありがとうございます!
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