《格闘チャンプの異世界無雙 〜地球最強の男、異世界で更なる高みを目指して無雙する〜》50話 ゴブリンの巣へ
三馬鹿とともに、ゴブリンの巣に向かっているところだ。
ゴブリンの襲撃をけた。
俺はやつが振り下ろす棒を頭でけてみたが、やはり大したことがなかった。
さっさとこの戦いを終わらせよう。
「おらよっ」
俺はゴブリンに軽くパンチを突き出す。
パアンッ!
奴の頭が弾け飛び、その場に崩れ落ちた。
「おいおい。さっき、頭にまともに攻撃をけていたよな?」
「それに……今のパンチの威力は何だよ。ゴブリンの頭が跡形もないぞ」
モヒカンとデブがそう言う。
「この程度で何を驚いている。お前らでもがんばればこれぐらいはできるだろう?」
俺はそう言う。
三馬鹿はザコだが、さすがにゴブリンに比べれば強い。
一応Cランク冒険者らしいしな。
まあ、どんぐりの背比べだし、俺にとってはイマイチ把握し切れないところだが。
1センチと10センチの違いは誰でも分かる。
しかし、0.01ミリと0.1ミリぐらいの違いになってくると、よく判別できないものだ。
「いや、無理だって」
「できるわけねえだろ」
モヒカンとデブがそう言う。
「そうなのか? 鍛え方が足りんぞ。けない」
俺の先ほどのパンチは、全力の1パーセントも出していない。
それと同等のパンチすら放てないとなると……。
三馬鹿が俺の練習相手になる日は、まだまだ先になりそうだな。
「帰ったら、俺がお前らを鍛えてやってもいいぞ」
「ギャハハハハ! やるわけねえだろ、んなもん」
スキンヘッドが笑いながらそう言う。
「うーむ。殘念だ」
いざとなれば、こいつらをボコボコにして強制的に鍛えてやってもいいが……。
さすがにそれは手間か。
自分からやる気を出してもらわねば、鍛錬の効率も落ちるしな。
その後、遭遇したゴブリンたちを撃破しながら、森の奧へと進んでいく。
「くらいな!」
「ギャハハハハ! おらよっ!」
「そいやぁっ!」
「「「ぎいぃっ!」」」
次々とゴブリンを仕留めていく三馬鹿たち。
やはり、ゴブリンよりは明確に上だな。
Cランク冒険者というのは伊達ではなさそうだ。
「よし。このがゴブリンどもの巣のようだぞ」
俺はそう言う。
足音や気配から判斷すると、昨日と今日に遭遇したゴブリンはここから出てきていた可能が高い。
「よし。俺が一人で行ってゴブリンキングとやらをぶち殺してきてやるよ」
俺はそう言う。
三馬鹿が道中のゴブリンの相手をしていたせいで、俺はまだまだ暴れ足りない。
「おいおい。待てよオッサン。俺たち”赤い三連星”がわざわざ付いてきてやった理由を忘れたのかよ?」
モヒカンがそう言う。
確かに、そもそも彼らが付いてきた理由は、俺1人ではゴブリンキングの相手は務まらないと判斷されたからだ。
俺にとっては、強敵との死闘はむところなのでやや余計なお世話なのだが。
「ふん。付いてくるなら止めはしないが……。後ろをよく見てみろ」
「後ろだと?」
三馬鹿が後ろを振り返る。
「「ぎいぃっ!!」」
そこには、10匹を超えるゴブリンがこちらを囲むように構えていた。
「なっ!? 巣の外にまだこんなにいたのか!」
「ギャハハハハ! こりゃ気合をれて戦う必要があるぜ」
「巣に突する前に、こいつらを殲滅しておかねえとな」
三馬鹿がそう言う。ゴブリンよりも格上の3人組だ。
ゴブリン程度に後れを取ることなどあり得ないだろう。
「じゃあ、ここは任せたぞ」
俺はそう言い殘してその場を去ることにした。
「おいおい、待てやオッサン!」
「待たない。俺は1人で突させてもらうぞ。あばよ」
俺は巣の中にっていく。
どんな強敵と出會えるか、楽しみだな。
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