宿屋の一室にて、貓獣人の奴隷ネネコのを調べさせてもらっている。

まだしいが、徐々にらしくなっていくぐらいの年頃だ。

悪くないつきである。

それに、普通の人間と貓獣人の違いにも興味があった。

「さあ、ベッドに上がれ。背中とおを見せてくれ」

「は、はい……」

ネネコはおずおずとベッドに上がり、を突き出すような格好をする。

ワンピースをまくり上げているため、背中から腰にかけてのラインがよく見える。

そして、白くて丸いおが丸見えだった。

「これはすごいな……。背中にもが生えているのか」

ネネコの背中には、黒いが薄っすらと生えていた。

そしてそれは、尾の方へとつながっている。

「ってもいいか？」

「はい……」

許可を得たので、俺は彼の尾にれる。

「ひゃあん！」

びくん！

ネネコがを震わせる。

「すまない。痛かったかな」

「いえ……。ちょっとびっくりしただけなので……」

「そうか。なら良かった」

俺はそのまま、ネネコの尾をでる。

「やぁん……」

ネネコが可らしい聲を上げる。

「気持ち良さそうだな。もっと強くしてもいいか？」

「はい……。お願いします」

俺は力を込めて、ネネコの尾を握りしめる。

「ああぅ……。ああ……。ああああああああ！！」

ネネコはを直させる。

そして、再び全を痙攣させた。

「どうした？　尾をっているだけなのだが……」

「し、知らないのですかぁ？　貓獣人の尾は、とても敏なのですよぉ……」

ネネコは荒くなった息を整えながら答える。

「ほう……。それは知らなかったな」

「だから、優しく握ってください……。アタシ、壊れちゃいますから……」

「わかった。気をつけることにしよう。……こうか？」

俺はネネコの言う通りに、そっと彼の尾を握る。

「ああっ！！　そ、それです……。いいです……。すごくいいです」

ネネコが甘い聲で鳴く。

「なるほどな……。なかなか面白い覚だ。それに、足の付きも悪くない」

ネネコのは、全的にしなやかな筋がついている。

だが、その中でも特に下半の部分はらかく、弾力がじられる。

このらかさと、尾のが合わさるとかなり心地よい。

戦闘にも期待できそうだ。

「ご主人様ぁ。アタシにおけをくださいぃ……」

ネネコが頬を紅させ、潤んだ瞳を向けてくる。

「む？　そのようなつもりはなかったのだがな……」

ネネコはまだしい。

あと１年……いや、せめて半年ぐらいは待った方がいいだろう。

「そ、そんなぁ……酷いですぅ」

ネネコは目に涙を浮かべて抗議してくる。

「仕方がない奴だ。そこまでむのであれば、くれてやる」

付きも長しつつある年頃だし、本人がんでいるのだ。

過度にもったいぶる必要もないだろう。

俺はベッドの上に橫になり、服をぎ捨てた。

「ほ、本當ですか！？　嬉しいです……」

ネネコの表が明るくなった。

彼がいそいそと俺にがってくる。

そうして、俺と彼の影はわっていったのだった。