《獻遊戯 ~エリートな彼とTLちっくな人ごっこ~》「めちゃくちゃ甘ったるいエッチがしたい」3
清澄くんは見つめる私の視線に微かな笑みを見せた後、狀態を起こす。
されたを曬しているだけの私に、バスローブをかけ直してくれた。
「今日はここまでにしよう」
彼は爽やかな表で、そう告げる。
「え……」
「続きはまた今度」
清澄くんは、いいのだろうか。
彼のがどうなっているのか、バスローブの上からではわからない。
盡くしてもらってなにも返せないなんてそんなのいいのだろうかという義理堅い考えと、また今度〝続き〟をしてくれるつもりなのかという甘い予に頭が混している。
「あの……私ばっかり気持ちよくしてもらっちゃって、大丈夫?」
なんだか変なこと言ってるな私……。
「俺もよかったよ」
「噓だよ……私からはなにもしてないもん」
「キスさせてくれたし、かわいい反応してくれただろ」
そんなことなにかしたうちにらない気が……。
「清澄くん……私、大丈夫だよ……?」
「いや、今日は十分」
こんなに必死に続きを促すのはまるで自分が癡にでもなったような気分だが、相手になにかしないまま終わるなんて経験はなく、罪悪がすごかった。
それとも私がなにかしたところで清澄くんを満足させられないから、遠回しに拒否されてたりする……?
真意がわからず怖くなり、バスローブで隠しながら上半を起こして彼の顔を覗き込んだ。
そもそもこの狀況が酔いも手伝って大膽すぎることをしてしまった気がして、今になって不安が込み上げてくる。
もしかして、清澄くんに嫌われちゃったんじゃないかな──。
「清澄く──」
「しずつ食べたいんだ。いきなり全部はもったいないだろ」
「……え?」
彼は照れくさそうに、でも真剣に話す。
「もったいぶって、俺のこと焦らしてよ。しずつ進んで、我慢の限界になったら、ふたりでめちゃくちゃ甘ったるいエッチがしたい。TLみたいに」
ゴクリ、とが鳴った。
なに、その考え方。しずつ進めるって、全部はもったいないって。
初めて言われた。
清澄くんと〝めちゃくちゃ甘ったるいエッチ〟……。
想像しただけでまたドキドキが止まらなくなってる。
そういうふうにしたいって言ってくれる男の人が存在するなんて信じられない。
「うん……ありがとう」
まるで私を大切にしてくれたじがして、うれしさが込み上げてくる。
エッチは好きじゃなかったはずなのに、清澄くんとの〝TLエッチ〟は私が求めていた理想そのものだった。
それに、清澄くん自も。
ヒロインのように扱ってくれるからーローみたいにじているだけなのか……それとも、単に男としての魅力に溢れているからか。
この気持ちがなんなのかまだわからないけど、これからも、清澄くんとエッチをしたいと思ってしまった。
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