《婚約破棄予定と言われたので明になって見たら婚約者の本を知り悩んでいます》決闘前のおまじない
しかしその日からニルス様はさっさと帰るようになり生徒會の仕事はメンバーにちゃんと仕事をする様に押し付けたらしく珍しくメンバーが生徒會室に揃いヘルベルト様はアンナ先輩を膝に置き仕事をしていたらしい。
本當にアンナ先輩がこの國の王妃とかになったら嫌だなぁ…。
私の方は訓練もせず余裕のクリストフ王子が近寄ってきたがマリーが
「そこまでです!イサベル様の半徑3メートル以にはらないこと!!決闘前だしまだ彼はニルス様のものです!」
え?マリー私は別に自由なんだけどね。縛られるのとか大嫌いだし。
「ちっ!取り巻きの癖に邪魔な!どうせ何しようが俺が勝つんだよ!そう決まってんの!未來でイサベルちゃんの膝枕で眠りたいよ!早く決闘の日にならないかなぁ!!ね!俺のイサベルちゃん!」
となんか背中がゾワッとする臺詞を言う。普通のの子なら喜ぶところを私は悪寒が走りまくってやはりこの人が婚約者とかになるのは無理だとじた。
ニルス様には何がなんだって勝って貰わなきゃ困る!!
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私はニルス様が帰るときに偶然見かけた。なんだか隠れてしまったけど靴箱から靴を取り出す時の手に包帯が巻かれそこからしが滲んでいたからギョッとした!!
一どんな訓練してんの!?
そう言えばアルトゥール様は昔剣が上手かったとよく話していた。あのムキムキな型からして今も相當鍛えているだろうし…やはりお祖父様に教わっているのかも。いや、たぶんそうだろう。
し疲れた顔をしていた。大丈夫かな?
*
明日は決闘の日で私は家に帰り珍しくニルス様にお晝のランチを作ってみた。メイドや料理長に教わり始めて歪なサンドイッチを作り上げた。味はしだけ卵を甘くしておいた。
「別に好きでは無いけど元気が出るかも」
と呟きつつ學園に向かうとアンナ先輩が早速ニルス様にランチを渡している場面に出會した。
ど、どうしよう!!
「あ!イサベル!!」
「なぁに!?あんな子ほっといて私のランチをけ取って?」
と迫るアンナ先輩に私は勇気を出して鞄からランチを取り出しニルス様に突き出した。
「私も作ってきましたよ!」
と言うと一瞬ニルス様の目はキラキラした。
その後我に帰り私のだけもぎ取った!
アンナ先輩は
「な、なんで!?ニルス様の好のものばかりなのよ?」
と言うと
「お前が何故俺の好を知ってる?まぁそれも関係ないがな。俺は婚約者からのランチをけ取る権利はあるからな」
「そ、そんな権利!今日で終わりよ!!決闘はクリストフ王子が勝つんだから!」
と言い張るアンナ先輩。
「言ってろ」
と言い、ニルス様はさっさと階段を駆け上ってアンナ先輩が、私を睨み後に続いた。
*
放課後が近付いてきて私は30分消えていられる薬を飲んでこっそりと男子の更室へと潛り込み、クリストフ王子の棚箱を見つけて訓練服に魔を組み込んでおいた。これを著るとある溫まで上がると耐久が弱くなるものを仕掛けておいた。それとちょっとだけベルトに細工して金ネジを緩めておいた。
それからそっと外に出るとクリストフ王子が歩いてきて更室へとって行った。
「何とかなるといいけど…」
私は呟き明化が解けるまで子トイレに隠れて解けるととりあえず急いで訓練場に向かう。
既にニルス様が到著しておりギャラリーもいて私はちょっと気分が悪くなる。
「おい…イサベル…これをやる」
と小瓶を出した。
「何ですか?」
とけ取ると
「張のほぐれる薬だとメイドのばあやから聞いた」
とそれだけ言う。
「ありがとうございます。…あの頑張ってください…応援しています」
と言うと
「ふん!わかっている!お前はちゃんと応援しろよな!…そう言えばお祖父様がお前に渡せと手紙を預かっている。決闘前に渡してその場で読めと言われた」
とニルス様がアルトゥール様からの手紙を渡し私はその場で手紙を開くと
ー可い孫の婚約者のイサベルちゃんへー
事はニルスから聞いた。訓練をつけてくれと頭を下げてきおった!
我が孫はこの1週間わしの訓練によく頑張った!手は豆が潰れてしまったがそれ程に真剣に剣を習った。
その栄譽を稱え決闘前に手を差し出して手の甲に孫からのキスを約束させよ。ただのまじないじゃー
そう書いており
「えええ!?」
と混した。ニルス様がキョトンとして
「何が書いてある?俺にも見せろ!」
と取り上げられてニルス様が目を通すと
「あ、あの祖父!!……し、しかしお祖父様の時代ではこういうの當たり前だと聞いた…。くそ!別にしなくてもいいがな!」
とチラチラ私の手を見つめている。
私はスッと差し出してみたらギクッとして
「お前!何を!」
「は、早く!!」
と言うとニルス様は赤くなり手を取り顔を近づけて手の甲に素早くキスをすると歓聲が上がり恥かしくなる。
急にドキドキしてきた。私はニルス様からもらった薬を飲み干した。苦いけど効き目はしあり周囲の騒音がし弱まった気がした。
「…じ、じゃあな!!」
と持ち場へと行き剣を見ているニルス様はまだし赤かった。
マリーが導して見學席に座る。
それからクリストフ王子は15分程遅刻してきて
「すまん!これから一瞬でてめえを倒しイサベルちゃんと熱いキスをする想像をだらだらしてたら遅れた」
と言うからニルス様は額に管が浮きでる。
「は!想像だしいいだろ?そうか現実にすればいいのか!俺が勝ったらイサベルちゃんと熱いキスをしよ!」
と言うクリストフ王子に剣を抜き
「抜け王子!決闘の始まりは互いの剣を一度クロスさせる」
と教えるとクリストフ王子は剣を抜きニルス様の剣先に合わせてクロスさせると不適に笑ったのだ。
もしも変わってしまうなら
第二の詩集です。
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