《天使と悪魔と死神と。》3ー 1 東門の守人
 その子の聲からは別を判斷することは出來なかった。の子にも男の子にも聞こえる中的な聲だ。髪はショートカットで水だ。東を司る神、青龍に似せているのかもしれない。
「アペルくんの後ろにいるのが  ゛キー  ゛かな?」
「……黙れ。」
 アペルは  ゛キー゛という言葉が気にらないのか、その子を睨む。杏樹は第2人格目のためか、特に興味を示さず黙っている。
「えぇ〜……。そんな怒んなくてもいいじゃんかぁ〜……。」
 青い髪の子は恨めしそうにアペルの顔を見た。二つの視線がバチバチとぶつかり合うが、冷靜な聲に睨み合いは幕を閉じた。
「ねぇ、あなたは誰?早く戦いを始めよう?」
その聲の主は杏樹だった。灰の瞳で笑っている面影などなく、赤く冷たい瞳で2人を見る。
「……もう!2人とも怖いなぁ?僕は青斗せいと!東門の守人もりびとさ!あ、こう見えてもの子だからね!お手らかによろしく♡」
 青斗せいとは癖なのか口に手をあて、ウシシと笑う。
「私は杏樹。」
「僕は…………」
 アペルがいいかけようとしたが青斗に遮られる。
「アペルくんは知ってるよーだ!の子の方ほうは杏樹ちゃんね?」
 青斗せいとはアペルに向かって舌を出すと、杏樹に向き直りそう聲をかけた。
 杏樹は肯定も否定もせず、ただ青斗せいとを見つめる。
「ん?あんまり喋らない子なのかな?まぁいいや。じゃあ始めようか!」
青斗せいとは言うが早く、今までよりアペル達から離れた。
 アペルも杏樹を守るように立つ。
「大丈夫。……僕が守るから。」
 アペルは杏樹に微笑むと再び鋭い視線を青斗せいとに向ける。
そうして東門の決戦の火蓋は切られた。
突然不死身という最強の能力に目覚めちゃいました
西暦2200年地球には2種類の人間が存在するようになっていた。 1種は昔からいたいたって普通の人間、もう1種は生まれながらにして特殊能力を持った人間つまり超能力者だ。 そして今世界では特殊能力を持った人間を中心とした格差社會が起きていた。通う學校、働ける職場、仕事の基本給、その他etc、全てにおいて超能力者が優遇されていた。 學校に関しては小學校までは同じ學校へ通うが、中學、高校は、舊人と超能力者では通う學校が違く、さらに超能力者に関しては受験を受けなくても能力がと言う理由だけで進學をすることができる。もちろんその先にある就職だって同じようなものだ。その職場に適した能力があれば簡単に入社できる。それだけじゃな給料だって高卒で入っても同じ條件の舊人の倍はもらうことができる。 そんな世界で超能力者 神谷 玲は舊人つまり無能力者として暮らしていた。
8 119魂喰のカイト
――《ユニークスキル【魂喰】を獲得しました》 通り魔に刺され、死んだはずだった若手社會人、時雨海人は、気がつくと暗闇の中を流されていた。 その暗闇の中で見つけた一際目立つ光の塊の群れ。 塊の一つに觸れてみると、なにやらスキルを獲得した模様。 貰えるものは貰っておけ。 死んだ直後であるせいなのか、はたまた摩訶不思議な現象に合っているせいなのか、警戒もせず、次々と光の塊に觸れてゆく。 こうして數多のスキルを手に入れた海人だったが、ここで異変が起きる。 目の前に塊ではない、辺りの暗闇を照らすかのような光が差し込んできたのだ。 海人は突如現れた光に吸い込まれて行き――。 ※なろう様に直接投稿しています。 ※タイトル変更しました。 『ユニークスキル【魂喰】で半神人になったので地上に降り立ちます』→『元人間な半神人のギフトライフ!』→『魂喰のカイト』
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8 157普通を極めた私が美少女に転生ってそれなんて生き地獄!?
私は普通に普通を重ねた普通の中の普通……そう!まさしくアルティメットに普通な女の子っ!そんな私は普通に交通事故で死んじゃった!嗚呼、普通に成仏するのかなぁって思ってたら駄神の野郎、私が普通すぎるせいで善人と悪人の判斷がつかないからもう一度、生まれ直してこいとか抜かすの!正気の沙汰とは思えないわ!しかも異世界に!極め付けには普通をこよなく愛する私の今世が金髪美少女待った無しの可愛い赤ちゃんとか本気で泣きそう。というか泣いた。
8 177彼の名はドラキュラ~ルーマニア戦記~改訂版
大學の卒業旅行でルーマニアの史跡を訪れた俺はドラキュラの復活を目論むカルト宗教の男に殺されたはずだった……。しかし目覚めて見ればそこはなんと中世動亂の東歐。「ヴラド兄様……」えっ?もしかして俺ドラキュラですか??
8 85現代転生で運極振りするとこうなります
人生を不幸に過ごしてきた新嶋二葉《にいじまふたば》は神様により幸運な人生をリスタートする。
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