《ひざまずけ、禮》第1章31話 なんか・・・えっ(自主規制)

途中で佐和さんと合流し、僕達は數分で現場へとたどり著いた。

今回は住宅街の端っこの道路。家が近くにある訳じゃないけど、通らない訳ではないため、早めに対処する必要があった。

前回の激戦で、偵察機の「ご安全に1號」が木っ端微塵になってしまったため、前と同じく手ぶら狀態。何とか無事だった小型カメラだけ手に持って、紅き街へとっていった。

紅き街の中は、いつも通り赤黒く気持ちの悪い空であったが、いつもと違う點があった。・・・いつもより、霧のようなものが薄く、というかほぼなく、いつもより明るいじがした。

 

朝早くだとこんなじなのかと思いつつ、僕達はしずつ奧へと歩いていった。

佐和「いつみても気味悪いね~ここは。」

比影「だね。さて、今回はどんなやつやら・・・」

慎重に、1歩ずつ。だけど確実に進んでいく。いきなり何処かから姿を現すかもしれないし、油斷はできない。

比影「今回は今のところ、獣のような聲とかは聞こえないね・・・そういう系じゃないのかな?佐和さん、どう思う?」

そう、佐和さんに聞こうとしたのだが・・・隣にいるはずの佐和さんがいなかった。周りをみると、し後ろで立ち止まっていた。

比影「佐和さん?どうしたの?」

佐和「・・・ねぇ、比影くん。」

比影「うん?」

佐和「今・・・私の事くすぐったりした?」

比影「・・・へ?」

意味がわからなかった。突然どうしたというのだろうか。

比影「いや、くすぐってないよ?どうしたのさ突然。」

佐和「いや・・・気のせいかなぁ。なんかくすぐったいじがしたんだけど・・・」

比影「うーん、気のせいじゃないかなぁ。それかこの紅き街のせいで、むずじるとか?」

佐和「そういうのじゃなくて、もっともそっとしたじだったんだけどね・・・まぁいいや、進もうか。」

そういい、佐和さんが1歩歩いた時。

佐和「ひゃわぁっ!?いい、今の!さっきと同じ!やっぱ気のせいじゃなかった!服の中になんかいる!」

比影「え?え!?」

佐和「この・・・ひあ、くなぁ!やめ・・・んんんっ、くすぐったいのよやめなさい!」

・・・うん、なんかその・・・見ちゃいけないものを見てるようなじが。というより、聞いちゃいけないものを・・・かな?どっちでもいいけど。

佐和「うひぃ!もそもそするなぁ!この・・・あぅ!?そっちはもっとダメだから!はよ・・・出てけやコラァ!」ブンッ

佐和さんは何かを服から取り出して、地面に叩きつけた。・・・それは、佐和さんをくすぐっている正であり・・・

??「・・・」プルプル

比影「・・・スライム?」

比影「はぁ・・・はぁ・・・。この、手をかけさせて・・・。」

スライムであった。アニメとかゲームで見るような顔があるじじゃないけど、見た目ですぐ判別できるほどには、スライムだった。

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