★☆★☆【ネタバレ注意】☆★☆★

▼このページは作品のプロローグではありません。

・登場人が増えてきた事に伴い、見返す用に作ろうと思います。

【人紹介・三大魔王編】とは違いそこまで酷いネタバレでは無いので、

安心してご覧頂けますが、あくまで見返す為のモノですので、

【プロローグ】、【第一章】までを見て頂いてから、

戻ってきていただいて読んで頂いた方がいいかもしれません。

それでは紹介していきます。

★　アウルベア【ベア】

作品の主人公【ソフィ】が賢者の持っていたマジックアイテムによって、

【リラリオ】の世界にある森へ跳ばされた後、最初に出會った熊の魔です。

アウルベアはソフィが跳ばされた場所の森を、

縄張りとする魔達の王のような存在であり、

突然森の縄張りにってきたソフィをみて、

侵略者と判斷して排除しようとしました。

この辺一帯ではかなり強い部類にる魔であり、

近くにある町のギルド【グラン】では、

この【アウルベア】をギルド指定の討伐対象となっています。

その指定ランクは【Cランク】で、

グランの町に所屬する冒険者たちでは歯が立たず、

懸賞金だけが上乗せされていっている狀態でした。

しかしこのアウルベア自は溫厚な格で、

人間の町にり込んで襲うといった真似はしていません。

あくまで生息地である森にってきては、

縄張りの仲間の魔たちを傷つける冒険者たちに対して、

最初は傷つけずに追い返すだけでした。

ですが冒険者たちはアウルベアの大きいに恐れをなして、

必死に討伐をしようと森にる冒険者の數を増やしていったため、

仕方なくこのアウルベアのボスである【ベア】は、

見せしめの為に森にってきた冒険者を襲いました。

そうすれば森にる人間が減るだろうと思ってのベアの行でしたが、

これが逆に悪い結果を生み、

冒険者ギルドはアウルベアをギルド指定の討伐対象としたのです。

ソフィがこの世界に転移してきた場所が、この森であったためにアウルベアは、

人間がまた森を侵略しにってきたのだと勘違いをして襲ってきたのでした。

★グランの町の店の店主

ベアの居る森からし離れた場所にある町【グラン】。

そのグランの町で最初に出會ったのがこの店の店主でした。

通稱は『おやじ』。

ソフィが自分の姿が十歳くらいの子供だとベアに言われた事で、

【アレルバレル】の世界では魔族の青年の姿だったソフィは、

今の自分の姿を確認しようと、

姿見を探していたところでこの店の店主に出會ったのでした。

そして目的の姿見である【三面鏡さんめんきょう】で、

自分の姿を見た所、

本當に十歳くらいの子供の姿が映し出されていた為、

ソフィはショックをけます。

その姿が本當に辛そうだったため、

店主のおやじはソフィが親とはぐれてしまい、

お腹がすいて泣きそうになっているのだと、

勘違いをしてしまい聲を掛けたのでした。

お腹がすいている様子のソフィに、

【レグランの実】という果実を渡したところ、

ソフィは嬉しそうな顔になりおやじは一安心します。

しかし食べてからソフィは、

自分が文無しだったという事に気づき、

おやじに代金を支払う為に、

手っ取り早くお金を稼ぐ方法無いかと尋ね始めます。

それを聞いた店主は笑いながら、

そんな方法があるならここで店など開いて商売をしていないと、

ソフィに告げます。

それはそうだなと納得したソフィに、

おやじは【冒険者ギルド】を勧めてきます。

冒険者ギルドに所屬して依頼をこなしていけば、

いずれは量ながらでもお金を稼げると聞いたソフィ。

ソフィは【冒険者ギルド】に所屬する事を決めて、

このレグランの実の代金は、

必ずお金を貯めた後に返しに來ると伝えておやじと別れるのでした。

この時おやじは商品の代金よりも、

ソフィに冒険者ギルドを勧めた事を後悔します。

【冒険者ギルド】の依頼の中には、

魔を退治するような危険な依頼もあり、

町の中でも安心というワケでは無く、

腕っぷしの強い大人やこす狡く悪い大人も多く居るのです。

そんな中に十歳の子供を放り込む事になったのですから、

おやじは神的にを痛めるのでした。

★　Eランク冒険者の【両斧のジャック】

店の店主の『おやじ』に冒険者ギルドの存在を聞いたソフィは、

グランの町の冒険者ギルドの扉を叩きます。

ギルドの中にり付のにギルドに所屬したいと伝えた所、

付のが何かを言う前に、近くに居た冒険者の男に笑われます。

そして『お前みたいな子供がなれるわけないだろう』と、

ソフィは馬鹿にされてしまいました。

しかしソフィはそんな絡んできた冒険者などを無視をします。

登録者用のプロフィール用紙を付からけ取ったソフィは、

お禮の意味を込めながら付のに冗句を言いますが、

その冗句を聞いていた冒険者【ジャック】は、

またもやソフィを馬鹿にして大笑いです。

流石に初めての場所で見ず知らずの人間に馬鹿にされ続けたソフィは、

しばかりお灸を據えようと考え、冒険者の男を煽ります。

そこで十歳の子供に馬鹿にされた冒険者は、

激昂してソフィを怒鳴りつけます。

更に自分はEランク冒険者だと告げて、

後悔させてやると言ってきました。

ソフィはその【Eランク】という言葉に反応しました。

何故なら店のおやじに【Eランク冒険者】になれば、

レグランの実の代金くらい余裕で払えると、

教えてもらった所だからです。

目の前の男が【Eランク冒険者】なのであれば、

どれくらいの強さが必要なのかの指標になると、

ソフィはひらめきます。

本來はお灸をすえる目的だった喧嘩が、

指標を測る重要な問題へと変貌を遂げました。

どうやらこのEランク冒険者の男はこのグランの町ではかなり強く、

有名な冒険者のようでしたが、

話になりませんでした。

実はこの世界に來た事でソフィは、

子供の姿になっただけでは無く、

本人は気づいていませんでしたが、

かなり力が抑えられている狀態になっていました。

その狀態から更にソフィにとってはもう、

『これ以上は手加減が出來ない』という、

レベルまで力を抑えましたが、

その狀態であっても【両斧使いのジャック】を殺さずに、

倒す事がギリギリでした。

どうやらEランク冒険者とは、

相當にレベルの低いランクなのだとソフィは考えるのでした。

★　グランの町の冒険者ギルド長【ディラック】

騒ぎを起こしたソフィはギルド職員に連れられて、

再び冒険者ギルドに足を運びます。

そして奧へと案された場所には、

このグランの町のギルド長だという男が居ました。

男の名は【ディラック・ウィルソン】。

強面で濃い眉が印象的なディラックは、

このギルドではかなり上位にるEランク冒険者、

【ジャック】とその取り巻きの男たち相手に、

騒ぎを起こした目の前の年が、

更にギルド指定Cランクである【アウルベア】を、

倒したと職員に聞かされてその真意を確かめる為に、

ソフィをこの場所に呼んだのでした。

當時の冒険者ギルドで【災害級】に定められていた【アウルベア】。

ディラックはまだ冒険者でさえ無い十歳程の年が、

災害級のCランク魔を討伐をした事が信じられなかった。

本來はこんな話を真にける事は無かったが、

勲章ランクEの冒険者【ジャック】を倒した所を、

多くの冒険者が見ている為、全く噓だとは斷言出來ず、

どうするかとディラックは迷いましたが、

そこでソフィが【アウルベア】に、

掛けられている懸賞金を貰いたいという理由で、

グランの町近くの森のり口にベアを連れて來ると説明をします。

実際にギルド職員やディラックがその目で確かめる事が出來れば、

自分が噓を言っていないと分かるだろうというソフィの提案でした。

渋々納得をしたディラックは、

アウルベアが居る森のり口までついて行きましたが、

そこで見た景は、

兇悪な”災害級”であるアウルベアがソフィを見た瞬間に、

頭を下げているという現実であった。

更にそれだけでは無く、

アウルベアの仲間たちもその場に現れたかと思えば、

次々とソフィに挨拶をしていくのである。

流石にこんな景を見せられてはしまっては、

ギルド長も信じざる得ない。

ソフィを勲章ランクDの冒険者とし、

グランの町の冒険者と認めるのでした。

それ以降はギルド長直々に指名依頼をソフィに出して、

ギルド対抗戦へと出場してもらったりと、

グランの町の冒険者と認めた後は、

もうソフィをギルドのエースとして扱い始めるのでした。

※（人紹介【リラリオ】（ヴェルマー大陸編）に、

ディラックの紹介は続きます。）

★　Cランク冒険者　【魔法使いのニーア】。

ソフィと最初に出會ったのは當時、”災害級”に認定されていた、

Cランク討伐対象の【アウルベア】を、

グランの町の冒険者ギルド長【ディラック】が、

森へ確認をしに行くという事で、

そのディラックの警護の依頼をけた時であった。

既に森へ行く道中の段階で、

ニーアはソフィが勲章ランクE冒険者の【両斧のジャック】を、

倒したという事を知っていた為、

冒険者の”戦士”としては、

かなり強いのだろうと想像していた。

しかし道中でソフィに、

『我は魔法の方が得意である』と告げられたニーアは、

魔力知を使って、”ソフィの見せても大丈夫だろう”、

というレベルまで落とした魔力を見ただけで、

全に震えが走る程のソフィの力を見せつけられて、

自分より遙かに上の魔法使いだと認知する。

そしてソフィが本気になれば、

勲章ランクBやAランクまで辿り著けるだろうと、

判斷したニーアであった。

ギルド対抗戦の本選出場が決まった後も、

自分の師として崇めるソフィに修行を見てもらい、

新たな魔法を會得し徐々に強くなるのでした。

★　Bランク冒険者　【絵描きのリーネ】。

アウルべアを手懐けた事により、

晴れてグランの町の【Eランク冒険者】となったソフィ。

そんな噂を広めた人がリーネでした。

彼は一般的なクエストや討伐依頼等が、

記載されるギルドの掲示板に、

寫真と見紛う程の出來の良い絵をたくさんと張り出しており、

その中にはアウルベアがソフィに、

頭を下げている所などを描いていました。

それを見たグランの多くの冒険者がその絵を見て、

ソフィがEランクになったことを知ります。

ソフィが何でこんなに正確に知っているのかとリーネに尋ねた所、

リーネはだと言ってソフィの前から消え去ろうとします。

彼はただの絵描きでは無く、

勲章ランクBの実力を持つ忍者だったのです。

確実に撒いたと判斷し、

自分の家にろうとした瞬間に背後に気配をじたリーネは、

前を向いたまま後ろにクナイを投げますが、

背後に居たソフィにあっさりとけ止められて、

ソフィの強さの片鱗を見せつけられて、

そのままソフィに強く関心を持つようになります。

元々小さな男の子が好きだった彼は、

見た目が十歳程の年の姿をしているソフィを好きになり、

その後はソフィと同じパーティを組もうとしたり、

ソフィに気にられたいと考えるようになるのでした。

※（人紹介【リラリオ】（ヴェルマー大陸編）に、

リーネの紹介は続きます。）

★　Bランク冒険者　【風のリマルカ】。

このリラリオの世界の中で、

初めてソフィが興味を持った人間と言えます。

ギルド対抗戦の中では、

かなりの猛者の部類であるリマルカでしたが、

現時點では取るに足らない魔法使いではあるが、

ソフィはその戦い方を見て、

鍛え方次第ではかなり強くなれるだろうと彼を評価します。

※（人紹介【リラリオ】（ヴェルマー大陸編）に、

リマルカの紹介は続きます。）

★　Aランク冒険者　【リーネの兄・スイレン】。

ミールガルド大陸の二大國家の一つ。

【ルードリヒ】王國の冒険者ギルド所屬、

勲章ランクAの忍者【スイレン】は、自らの故郷や妹を裏切り、

自の故郷である影忍の里を忍者の同胞達ごと、

王國の傘下に下るように指示し、

ルードリヒ王國に取りった後は王國軍にろうとしていた。

しかし本當の目的は、落ちぶれた影忍の里の復興を目的としており、

その為に才能ある忍者である妹【リーネ】を利用し、

影でこの國を支配しようと企んでいたのだった。

リーネの気持ちなどを蔑ろにして、

”道”として使おうとしていたスイレンに、

ソフィは【仲間を傷つける者】と判斷し、

とある呪いをスイレンに掛ける。

今後スイレンやその配下といった関係者が、

リーネを利用したり危害を加えようとすれば、

スイレンだけでは無く、

”その出來事に関わる全ての者達の魂を奪う”、

という呪いの契約であった。

【呪縛のカース・サングゥエ】は、

ソフィが死ぬか解呪しなければ永遠に解ける事は無く、

解呪を生業とする呪師であっても、

大魔王ソフィの魔力を上回らなければ解呪出來ない為、

現時點でこの”世界最強”の魔力を持つソフィが、

解かなければ永遠に解ける事は無い。

貴族との爭いの後には呪いを解いてもらえる事になりそれ以降は、

ソフィに恩を返す為に強くなる事を決意する。

そして改心をした後は、妹のリーネと仲のいいソフィを応援し、

いつか結婚してくれればと思うようになるのでした。

★　Bランク冒険者　【ニビシア最強の魔法使い・ルビア】。

ギルド対抗戦の決勝トーナメント本選での対戦相手ルビア。

ルードリヒ領にある魔法使いの町、【ニビシア】で天才魔法使いと評されて、

この大陸の実力者の一人であった。

グランのギルド所屬のニーアと戦うルビアだったが、

流石の魔力・魔力値を誇り、Bランク魔法使いのニーアを圧倒する。

しかし戦意を失わずこのまま負けては、

修行に付き合ってくれたソフィに申し訳ないと、

ニーアは何とかルビアに一撃をれようと闘する。

しかし圧倒的な差の前に、ニーアは敗北をけれようとするが、

そんなニーアをいたぶり罵る。

最後には【最上位魔法】でニーアの命を奪おうとするが、

そこでソフィはニーアを守る為に、

試合中に手を出してしまう。

當然ニーアの反則負けとなってしまい、

ソフィはルビアに対して激しい怒りを見せる。

しかしそれだけでは無かった。

何とルビアは試合中に手を出してきたのはソフィなのだから、

反則負けは【ニーア】では無く【ソフィ】だと告げるのだった。

大會運営者はルードリヒの大貴族の圧力もあって、

ルビアのこの提案をけれてしまい、

ソフィの反則負けとなってしまう。

そして意識を失っているニーアは當然戦う事が出來ず、

グランは一回戦負けとなってしまうのだった。

最後にルビアは、必死に戦ったニーアに対し、

『こんな程度で出て來るなよ、雑魚』、

といったような暴言を吐いてしまう。

この一言でソフィが過去【アレルバレル】でも、

決して手を出したことは無かった人間を相手に、

”殺してやる”とソフィに思わせてしまうのだった。

ギルド対抗戦で敗北が決まったグランの冒険者ギルド。

その後ソフィはルビアを殺す為に、

居場所をサシスのギルド長【クラッソ】に聞きに行くが、

まだトーナメントが続いている為、

ニビシアのギルドの出場選手の場所を、

教えることは出來ないと、當然の如く斷られる。

ソフィは仕方なく自分で探そうと、

サシスのギルドを出ようとした時、ギルド長に、

『貴方はこの大會運営に関わる貴族に命を狙われている』と脅される。

誤った行をとらせないようにという意味を込めて、

脅しをしたサシスのギルド長だったが、

怯えているだろうと思った十歳くらいの年、

ソフィは怯えるどころか力の片鱗を見せて、

クラッソに対して魔瞳【紅い目スカーレット・アイ】を発させて、

『貴族であろうが王族であろうがこれ以上我を怒らせるならば、

この大陸ごと沈めて國そのものがなくなるだけだ。』

と、本気でそう告げる。

そしてルビアの居場所を突き止めたソフィは、

多くのニビシアの魔法使いを気絶させていき、

そのニビシアの魔法使いが泊っていた宿に”結界”を施して、

後を追うような魔法を使えないようにした後、ルビアを森へと拉致をする。

その後、ルビアはソフィによって超越魔法で、

生み出した死霊達に手足を喰われて、

を燃やされ続けるが、ソフィの回復魔法によって元に戻され続ける。

何度も何度も死霊に手足を喰われを焼かれ続けるルビア。

ソフィにただでは殺さないと言われた後は、

長時間にわたりルビアは死の一歩手前を経験させられ続ける。

やがて、ルビアは苦痛と呼べる激しい痛みによって、

自分が今どうなっているかすら分からなくなり、

何とか朧気に見えるソフィの姿に対し、

『お願いします、どうか殺してください。』と、

何とか言葉を出しながら懇願する。

ソフィはその言葉でようやく、

ルビアを殺して楽にしてやってもいいと考える。

最後にソフィはルビアに対し、

『誰に舐めた真似をしたか理解したか？』と告げて、

『理解したなら死ぬがよい。』と楽にしてあげるのだった。

最後にルビアはソフィの超越魔法【萬の発ビッグバン】によって、

ごと発して何も殘らなかった。

この世界で初めてソフィの仲間を傷つけた事により、

処刑された存在であった。

★　Aランクの殺し屋　『微笑みの青服・ラルフ』。

ミールガルド大陸最強の殺し屋。

依頼をければ一般人であろうが、

勲章ランクの高い冒険者であろうが、

金次第でき確実に仕留める最強の殺し屋であった。

Aランク冒険者であったスイレンを、

利用しようと考えていた貴族が、

ソフィによって計畫を頓挫させられてしまい、

復讐しようと雇った事でラルフはソフィと出會う。

殺し屋【ラルフ】は冒険者であれば、

間違いなくAランクであると評されており、

この大陸で最強の冒険者である【リディア】と、

互角だろうと裏社會で言われている殺し屋である。

殺しの最中であっても薄く笑みを浮かべて、

仕事の時はいつも青い服を著ていた事から、

【微笑み】や【青服】と呼ばれて恐れられていた。

Bランク冒険者である【ルビア】を処刑しようと、

ソフィが外に出た時を見計らい、

殺し屋ラルフは行を開始する。

リーネやディラックを宿から攫い、

ルビアを始末して帰ってきたソフィと戦うラルフ。

既に下調べをし終えているラルフは、

ソフィを実際の勲章ランクEなどとは思わず、

勲章ランクAと同程度の戦力はあると考えて戦いを始める。

見事に通常時のソフィを追い詰めた事で、

ラルフはソフィにトドメを刺そうとする。

しかしそこでソフィはラルフの戦闘センスや才能、

そして力を限界まで抑えているとはいっても、

この大陸で戦った中で一番強い相手であったラルフに、

ソフィは闘爭本能を呼び起こしてしまう。

しかしそれでも全力で戦えば、

【ラルフ】を殺してしまうと考えたソフィは、

なんとか自分のを抑えながら、

第二形態になる程度に留まりラルフと再び戦う。

だがそれでもその狀態のソフィでさえも、

放った魔法一つで広大な森が消し飛んでしまう。

その様子をAランクの最強の殺し屋である、

【微笑みの青服】ラルフは、

”白金貨10枚程度では到底、割に合わない。”と考えて、

依頼を初めて降りようとする。

ソフィの魔法でを吹き飛ばされたという事にし、

そのまま音も消して逃げ去ろうとしたが、

目の前から歩いてくる”大魔王”【ソフィ】の笑う姿を見て、

ラルフは死を覚悟する。

『続きをやろう。』と嬉しそうに言葉に出すソフィを前に、

ラルフは首を振って、やめていた煙草に火をつける。

そして『こんな依頼をけた事を後悔しています。』と、

告げながら諦観を示すが、そんなラルフを前にソフィは、

『我の配下になれ。』と告げるのだった。

今はまだこの人間の大陸程度の、

殺し屋程度しかないラルフだが、

ソフィの見立てでは必ずもっと強くなれると、

ソフィはラルフに目をつけたのであった。

ラルフはその言葉に驚きながらも、

『いつかあなたを裏切るかもしれませんよ？』と、

忠告をれるのだが、

ソフィは『我は一度たりとも配下となった者を、

失させたことは無いが、

そういう者を飼うのも一興だ。』と告げて、

それでも構わぬから配下になれと視線で告げた。

ラルフはその言葉とソフィの視線にソフィの懐の大きさを知る。

そしてラルフは、

『これより微力ながら貴方の為の剣になりましょう。』と、

忠義を示してソフィの配下となるのでした。

※（人紹介【リラリオ】（ヴェルマー大陸編）に、

ラルフの紹介は続きます。）

★　Aランク冒険者　【最強の剣士・リディア】。

ミールガルド大陸、最強の剣士。

全冒険者ギルドの冒険者から、最強と評される剣士。

普段は刀を腰に下げているが本気になればその刀では無く、

【柄の無い二刀に輝く刀】というオーラで創り出した武で戦う。

その刀を使えば、どんな魔法使いの最上位魔法であっても、

オーラで出來た刀で打ち消す事が出來る。

剣士リディアが最強な理由の一つに、

全ての魔法を刀で無力化出來る事にあった。

そして理で戦う者にとっては、

リディアの”抜刀”の前には歯が立たず、

長年にわたり、リディアには戦う相手が居ない程に強かった。

しかし今年のギルド対抗戦で、予選で戦うソフィの姿を一目見て、

『こいつは必ず俺が斬る。』と興気味に告げるのだった。

ギルド対抗戦のトーナメント本選で、

ニビシアの魔法使いの姑息なやり方で、

グランの冒険者ギルドは一回戦敗退となってしまい、

ソフィと戦えなくなった時に、

リディアはモニターの前で激昂して、

『ふざけるなっ！ニビシアの魔法使いを皆殺しにしてやる！』

と、控室で多く居る冒険者を怯えさせる程の怒號を放って見せた。

ルビアを殺しに行こうとしていたリディアだったが、

サシスの冒険者ギルドから出てきたソフィとばったりと會い、

『ルビアを殺しに行くのは我だ、

お前は筋違いだろう？』とソフィに諭される。

しかしどうしてもソフィと戦いたかったリディアは、

このままでは収まらないという気持ちを示すが、

そこで魔瞳【紅い目スカーレット・アイ】狀態のソフィに、

睨まれてしまってが震えてけなくなった。

本人はこれを怯えとは認めず、武者震いだと納得させた。

最後にソフィに全てが終わったら、

俺と戦えとソフィに約束をつけた後、

その場を去るのだった。

そして第一章の最後。

ソフィとリディアは決著をつける戦いを始めるのだった。

※（人紹介【リラリオ】（ヴェルマー大陸編）に、

リディアの紹介は続きます。）

◆【リラリオ】のミールガルド大陸編、

ギルド対抗戦編までの人紹介でした。

ネタバレが満載ですので、

本編を見てから見返し用に見て頂けると幸いです。

※（第二章以降の人紹介等の作はまだ未定です。）

カクヨムや小説家になろう、

アルファポリスのサイトの方では、

近況報告ページにこの作品の魔法紹介ページ等を作っていますので、

宜しければ暇なときにでも覗いて頂けたら嬉しいです。