《転生したらロボットの中だった(ただし、出る事はできません)》廻のの外へ 3
「ええ!? あの二人が!?」
『はい』
はいって……そんな無機質に返事されても……まあとかなさそうだし、仕方ないんだろうけど。でもまさかあの二人が……ね。人生何があるかわかったものじゃないって事だ。きっとそれはあの二人が一番思ってるだろうけど。
うんうん……まあここでいうあの二人っていうのは勿論魔王と勇者の二人である。そもそもがここがどこって事なんだけど……
『ここはまた別の世界です』
という事らしい。どういうことなのか……わからないが、空獣の奴のせいで私達は再び世界を渡ったらしい。さっきの世界なんて三十分もいたか怪しいのに、また別の世界なんて……今度は一どんな場所なのか? 見た所、ここは森の中だというのはわかる。私というロボットが隠れるくらいには大樹がそびえてる森だ。もしかしたら星全部が森とかいう世界だろうか? わからない……でもこのままけないとまずいのはわかる。だってここには何がいるかもわからないんだ。
空獣……は流石にないが、ないと思いたい。ないよね、きっと……あんなのに今あったら軽く死ねる。むしろ死んでないのが不思議なくらいだし。流石に今すぐにまたあんなことになることなんてない……筈。
「それでこんな場所に私を直せる裝置とかが転がってるの?」
それ疑問。だってここ、大自然だよ? こんなところに文明があったのだろうか? てかそれすらもどうやってわかったのか……
『え? そんなのあるわけないじゃないですか。ここにそんな気の利いた施設があると?』
「いや、だって……」
二人は私を直すためのパーツ? を探しに行ったんだよね? それなら――ん? パーツ?
「ああ、パーツ自が落ちてるとか?」
『どういう狀況ですか……二人に探してもらってるのは、簡単に言うなら鉱石です』
「石ってこと?」
『も蓋もない言い方をしますね』
でも鉱石って石じゃん。他になんていえばいいのか私は知らない。でも石がパーツになるとはなぜ? はっきり言って、私のこの、謎が多すぎる。てか自分自がわからないし。もうちょっと落ち著いたらいろいろとAIに聞く必要があるみたい。
そんなことを思ってると、いきなり私の顔の橫に何かがズドンと落とされた。
「戻ったぞ」
「まったく、おまえはもっと気をつけろ、木々が折れてるじゃないか」
「勇者、五月蠅いぞ貴様」
なんか耳にギャーギャーと言い爭う聲が聞こえるがこっちはそれどころじゃないぞ。こっちの心配しなさい。めっちゃ顔すれすれだったからね!? むしろちょっとかすって火花散ったし!! 謝れ魔王!!
「ちょっと、危なかったんだけど?」
「ん? なんで貴様寢てるんだ? 土の上でも寢れるとは便利なやつだ」
くっ、こいつ全然狀況わかってない。私はね、怒ってるんだよ!! その後三人でギャーギャーした。
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