《転生したらロボットの中だった(ただし、出る事はできません)》廻のの外へ 7
「どうだ? けるか? 大分きれいになったように思うが……」
「これ以上はやらんぞ! さっさとけ、この木偶が!!」
ふむ……外の魔王と勇者が五月蠅い。まあ五月蠅いのは魔王だけだけどね。あんまりギャーギャー言ってると手元が狂ってプチッと行くかもしれないよ? しょうがないよね。手元が狂う事って誰しもにあるし。それに私はまだこののかし方になれてない。
そんな狀態だから、事故って起こると思うんだ。
「おっとっと」
私は立ち上がるために腕を支えにするためにかした。そして地面に手形がつく。その間に魔王と勇者がいた。立ち上がったけど、あんまり視界よくないね。何せ私よりも背が高い木がいっぱいあるからだ。まあそれでも倒れてるときよりはよっぽどいい。思いっきり空気を吸い込みたいね。
「って私中じゃん」
ロボの部にいる私は外の空気を吸うって事はできない。試しに聞いてみた。
「ねえ、外の空気って吸えないの? 外気を取り込むとかしてないの?」
換気とかはきっとしてるよね? それなら知らずに外の空気を吸ってる可能だって――
『必要ではありません。それに世界が違うのですから、どんなウイルスがあるかわかりませんよ?』
「けど、二人は外で元気にしてるけど?」
私はそう言ってしたの二人に視線を向ける。今はこの部の半周くらいのモニターが復活してる。だからかなり視界はいい。本當なら、三百六十度……とは行かなくても二百五十位は見える範囲を確保できるらしい……けど、まだ完全に治ったわけじゃないから視界百三十度くらいが見えるじだ。
「貴様、今わざとやっただろうが!! こき使ってその狼藉、萬死に値するぞ!!」
「魔王やめろ! けど、流石に今のはちょっと肝が冷えたかな?」
一応勇者が魔王をとめてるけど、あれは勇者もちょっと怒ってる? 確かに二人はよく働いてくれた。私だけではこんなにすぐにくこと出來るようになはならなかったしね。それを考えると悪いことをしたかもしれない。
「謝った方がいいかな?」
『ご自由に。ですが彼らはまだ利用価値はあります』
利用価値って……そういう所AIらしい。まあけど、利用価値があるのなら謝ろうかな。こんなところで一人とかイヤだし。いや、結局AIはいるか……でもAIと談笑とか……ないな。ってな訳で私は二人に謝ることにした。
「ごめんなさい。ちょっと魔王が五月蠅かったから」
「それが謝ってる態度か? 頭が高いぞ?」
「こら魔王!」
ふっ、調子に乗った魔王を勇者がいさめてるが、もう遅い。そいつの縦をするのは今から勇者の役目だから。そして魔王の失言は二人の失言なのだ。
「それもそうだね……どうもすみませんでした!!」
私は後ろに下がって膝をつき、渾の力を込めて頭を下げた。いわゆる土下座である。勿論ただ屈辱に耐えてそんなことをしたんじゃない。私の頭は魔王と勇者の居る場所數センチ手前だし、私の頭がぶつかった衝撃でこの森を大きく揺らして木々がゆれて何やら森が騒がしくなった。
「これでよかったかな? まだ足りないならもう一度」
「…………ふん、まあ今日はこのくらいにしといてやろう」
そういう魔王の腳はなんか震えてた。見間違いじゃない。私の機械の目は細かいことさえ見逃さないのだ。勇者もあきれてるし……
ふん、これに懲りたら、自分の立場ってをわきまえる事ね。私は気分よく立ち上がる。さて、これからどうするか。たしかサンクチュアリが何たらなんだっけ? うん、よくわからない。
平和の守護者(書籍版タイトル:創世のエブリオット・シード)
時は2010年。 第二次世界大戦末期に現れた『ES能力者』により、“本來”の歴史から大きく道を外れた世界。“本來”の世界から、異なる世界に変わってしまった世界。 人でありながら、人ならざる者とも呼ばれる『ES能力者』は、徐々にその數を増やしつつあった。世界各國で『ES能力者』の発掘、育成、保有が行われ、軍事バランスを大きく変動させていく。 そんな中、『空を飛びたい』と願う以外は普通の、一人の少年がいた。 だが、中學校生活も終わりに差し掛かった頃、國民の義務である『ES適性検査』を受けたことで“普通”の道から外れることとなる。 夢を追いかけ、様々な人々と出會い、時には笑い、時には爭う。 これは、“本來”は普通の世界で普通の人生を歩むはずだった少年――河原崎博孝の、普通ではなくなってしまった世界での道を歩む物語。 ※現実の歴史を辿っていたら、途中で現実とは異なる世界観へと変貌した現代ファンタジーです。ギャグとシリアスを半々ぐらいで描いていければと思います。 ※2015/5/30 訓練校編終了 2015/5/31 正規部隊編開始 2016/11/21 本編完結 ※「創世のエブリオット・シード 平和の守護者」というタイトルで書籍化いたしました。2015年2月28日より1巻が発売中です。 本編完結いたしました。 ご感想やご指摘、レビューや評価をいただきましてありがとうございました。
8 158その數分で僕は生きれます~大切な物を代償に何でも手に入る異世界で虐めに勝つ~
練習の為に戀愛物を書き始めました! 『命の歌と生きる手紙』 良ければそちらも読んで、感想下さると嬉しいです! 【訂正進行狀況】 1次訂正完了─12話 2次訂正完了─3話 確定訂正─0 これは自己犠牲の少年少女の物語。 過去に妹を失った少年と、數日後、死ぬ事が決まっている少女の物語。 ただの、小説にあるような幸せな異世界転移では無い。幸せの握り方は人それぞれで、苦しみも人それぞれ、利害の一致なんて奇跡も同然。彼らが築くのはそんな物語。 そんな異世界に転生した彼等が築く、苦しく、悲しく、慘めで自業自得な物語。 そんな異世界に転生した彼等が築く、暖かく、嬉しく、 感動的で奇想天外な物語。
8 74これって?ゲーム?異世界?
余命2年の宣告をされてから1年後…朝、目を覚ますと…見知らぬ草原にパジャマ姿 両親からのクリスマスプレゼントは 異世界転生だった 主人公、森中 勝利《もりなか かつとし》 あだ名『勝利(しょうり)』の、異世界転生物語 チートスキルの冒険物(ノベル)が好きな高校2年生…余命は、楽しく、やれることをして過ごす事にする
8 134これが純粋種である人間の力………ってこんなの僕のぞんでないよぉ(泣
普通を愛している普通の少年が、普通に事故に遭い普通に死んだ。 その普通っぷりを気に入った異世界の神様が、少年を自分の世界に転生させてくれるという。 その異世界は、ゲームのような世界だと聞かされ、少年は喜ぶ。 転生する種族と、両親の種族を聞かれた少年は、普通に種族に人間を選ぶ。 両親も當然人間にしたのだが、その事実はその世界では普通じゃなかった!! 普通に産まれたいと願ったはずなのに、與えられたのは純粋種としての他と隔絶した能力。 それでも少年は、その世界で普通に生きようとする。 少年の普通が、その世界では異常だと気付かずに……… ギルクラとかのアニメ最終回を見て、テンションがあがってしまい、おもわず投稿。 學校などが忙しく、現在不定期更新中 なお、この作品は、イノベイターとはまったく関係ありません。
8 122精霊使いと冠位の10人
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8 126未解決探偵-Detective of Urban Legend-
警察では解決できない都市伝説、超能力、霊的問題などの非科學的事件を扱う探偵水島勇吾と、負の感情が欠落した幼馴染神田あまねを中心とする“解決不能“な事件に挑む伝奇的ミステリー。
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