《転生したらロボットの中だった(ただし、出る事はできません)》廻のの外へ 16
「うおおおおおおおおおらあ!!」
はない。だが、関係ない。我は更に地面を蹴って気配の方へと近づいて蹴りを放つ。そして蹴りと同時に、黒い波が我の腳から放たれた。それも力が続く限り走って行き、そして消失した。
「くくく、近づいてるぞ」
我はそこにいる奴らに向かってそういう。無駄な事をしてると奴らは思ってるかもしれない。だが……そうじゃない。近づいてる。そのは確かにある。
「今の我は機嫌が悪い。悪いが、逃がさんぞ」
力が戻って暴れたくてウズウズしてんだ。そしてやはり思った通りだ。あのジゼロワンは気に食わんが、奴が與えた力は我を更に強化してる。一何が違うのか……奴が與えたから特別なのか? それは考えたくない事だ。奴という特別におんぶに抱っこなど、我の魔王としての矜持が許さん。
今はまだ、異世界の力を我はわかってないし、理解してない。だが、それらを理解できれば、我にもジゼロワンと同じ事が出來る様になるはずだ。そうなれば……我も更に高みに行ける。まずはこの深淵の謎を暴いてやろう。
我は力を惜しむことなく攻撃を繰り返して行く。確かに最初は気配だけしかわからなかった。だが近づいてることは確実だ。攻撃の直後の余波? それか振? その伝わり。それに合わせていくことで我は奴らを追ってる。そしてしずつこの空間を理解してきてる。
我は魔王だ。力の理解は本能で出來る。異世界だからどうかと思ったが、時間はかかるが出來ないわけじゃないようだ。それにジゼロワンの発言も大きい。あいつは力の名前をいっていた。この世界の力と我らの世界の力のは違うらしいが、あいつはそれすらも我らの力へと変えた。
ならどんな世界の力だって、自分に合わせることが出來るはずで、どんな世界の技さえも取り込むことは可能なはずだ。この深淵にいる奴らはきっと、我らの世界にない力の使い方をしてる。食らいついて、そして食い盡くす。
「そこだああああああああああああああああああああ!!」
メリッと拳に伝わる。それはこれまではなかっただ。確実に當たった。そのが今のだ。我は近づいている。やはり我は最強。今はまだ違えど、最強に至れるのは我しかない。全てを糧に、全てを食らいつくして、我は最強へといたる。
その最初の一歩がこいつらだ。既にうっすらとその姿が、背景に見えて居るぞ。そして見えると言うことは、更に報量が増えたと言うことだ。これで我は更にこの世界を知ることが出來る。
「もっと寄こせ!! 差し出すために貴様達はいるのだ!!」
その姿が徐々にはっきりとしていく。それは縦長では脂肪が連なったようなをして、數十本の長い腳が生えた奇妙な奴だった。とても不細工。不細工な生きだ。
「完全に取らえたぞ」
後は刈り取るだけ。我はそう思った。だが、その顔はまだ拝んでない。なぜなら、奴らは全員が下を向いてたからだ。だが一斉にそいつらはこちらをみた。その瞬間、我の全ては消失した。
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