《転生したらロボットの中だった(ただし、出る事はできません)》廻のの外へ 19
「いやーよかったよかった。二人ともちゃんと見つけられてよかったよ」
『……』
「全く、本當に二人には困っちゃうよね。前の世界で最強だからなんだが知らないけど、世界が変わると強さの基準も変わっちゃうって事を知ってほしいよ」
私はそう言って肩をすくめる。相変わらず誰も何もいってくれない。
「もう、聞いてるの? 私は二人の事が心配だらか心を鬼にして言ってるんだからね? 二人は確かに元の世界では強かったのかもしれない。でもここは未知の世界だから二人が知らないことなんかいっぱいあるんだよ」
私は説教モードにってる。なにせ心配させたんだからこのくらいはいってもいいと思うんだ。グチグチと私は言うよ。それに反論する聲はない。そんな事をやってると、ようやくAIが口を開いてきた。
『もう良いのではないですか?』
「何がよ?」
『お二方とも、聞いてなんていませんよ』
「……わかってるわよ。そんなこと」
私はすねたような聲を出す。そして手のひらに置いた二人を見る。二人は寢かせてある。私の手のひらは大きいがいからね。勿論G-01のほうだけど。私自のは驚くほどにぷにぷにである。
一応丁重に扱ってここまで戻ってきたからね。だから両手で包むようにして戻ってきた。二人を回収したのはいいが、問題は山積みだ。まず……魔王と勇者は敵に、この場合はアビスにきっとやられたんだと思う。
大口たたいてた割は二人ともあっさり負けちゃって……とか思う。アビスが放置してくれたからよかったが、その気になれば、この狀態の二人なんて簡単に々にできただろう。そうなってたら、もう見つける事なんか無理だっただろう。なにせ々になってたらこの足下に薄い靄みたいなのかかってるから、見づらいし。
人型の何かがあったから、気付いたんだ。今、二人は私の両手の上に寢そべってるが、そのは全然リラックスしてはない。カチコチに固まってて、無造作に置いたフィギアみたいになってる。
まあ要するに……
「なんで石化してるわけ?」
『アビスのせいでしょう』
それはわかる。わかるけど、そんな強く無かったよね? 私がってたらなんか勝手に倒れてたけど? そんな奴らに魔王と勇者が負けるとは……嘆かわしいね。
「それでアビス達がいっぱい倒れてるここまで持ってきたけど、どうするわけ? 直せるのこれ?」
一くらい殘ってる奴がいればよかったんだけど、探すと見つかられないのがアビスだった。いや、居る気はするんだけどね。なんか私がりそうになるとさっと散っていく。なら理で、と思ってもアビスを捕まえる事は出來ない。なんか深淵に溶けてるんだよねあいつら。
本気出せばいけそうだけど、面倒くさい。だからまずは自分たちでなんとか出來ないかとここまで戻ってきた。
『アビスを調べて見てください』
「うげー」
アビスはまじまじと見てたいじゃないんだけど……仕方ない、これは二人への大きな貸しにしておこう。そう思って私は二人を丁寧に地面に置いてアビスの一を持ち上げた。うげうげ、もちもちしてるよ!
【電子書籍化】神託のせいで修道女やめて嫁ぐことになりました〜聡明なる王子様は実のところ超溺愛してくるお方です〜
父親に疎まれ、修道女にされて人里離れた修道院に押し込まれていたエレーニ。 しかしある日、神託によりステュクス王國王子アサナシオスの妻に選ばれた。 とはいえやる気はなく、強制されて嫌々嫁ぐ——が、エレーニの慘狀を見てアサナシオスは溺愛しはじめた。 そのころ、神託を降した張本人が動き出す。 ※エンジェライト文庫での電子書籍化が決定しました。詳細は活動報告で告知します。 ※この作品は他サイトにも掲載しています。 ※1話だけR15相當の話があります。その旨サブタイトルで告知します。苦手な方は飛ばしても読めるようになっているので安心してください。
8 55見える
愛貓を亡くして、生き甲斐をなくした由月。ひょんなことから、霊が見える玲衣と知り合う。愛貓に逢いたくて、玲衣に見えるようになるようにお願いする由月だか、、玲衣には秘密が、、
8 198地獄流し 〜連鎖の始まり編〜
“復讐”と言う名の”地獄流し”をしていると言われる不思議な少女”復魔 彩” 復讐に必要な道具…それは”憎しみ”と”怨み”と”地獄流し”…彼女に必要なのはこの3點セットのみ。 さあ、次は誰がターゲットかな?
8 189名探偵の推理日記〜囚人たちの怨念〜
かつて死の監獄と呼ばれ人々から恐れられてきた舊刑務所。今ではホテルとして沢山の客を集めていたが、そこには強い怨念が潛んでいた。そこで起きた殺人事件の謎に名探偵が挑む。犯人は本當に囚人の強い恨みなのか?それとも生きた人間による強い恨みなのか? 〜登場人物〜 松本圭介 小林祐希 川崎奈美(受付の女性) 吉川尚輝(清掃員のおじさん) 田中和基(清掃員のおじさん) 磯野吉見(事務のおばさん)
8 165なぜ俺は異世界に來てしまったのだろう?~ヘタレの勇者~
俺は學校からの帰り道、五歳ぐらいの女の子を守ろうとしそのまま死んだ。と思ったら真っ白な空間、あるいはいつか見た景色「ここは…どこだ?」 「ここは神界今からチートスキルを與える。なおクラスの人は勇者として召喚されているがお前は転生だ。」 俺は真の勇者としてクラスメイトを復讐しようとした。
8 137光輝の一等星
100年前の核戦爭により、人類が地下で暮らさなければならなくなった世界。幼くして親をなくした少女、飛鷲涼は七夕の日、琴織聖と名乗る少女と出合い、地下世界の、そして、涼自身の隠された血統の秘密に向き合っていく。涼を結びつける宿命の糸は一體どこに繋がっているのか……? 失うものが多すぎる世界の中で、傷つきながらも明日に向かって輝き続ける少年少女たちの物語。 (注意點)①最新話以外は管理を簡単にするため、まとめているので、1話がかなり長くなっている作品です。長すぎ嫌という人は最新の幕から読んでいただければ良いかと(一応、気を付けて書いていますが、話のなかの用語や狀況が多少わかりにくいかもしれません)。 ②視點の変更が幕によって変わります。 ③幕によりますが、男性視點が出てきます。
8 177