《転生したらロボットの中だった(ただし、出る事はできません)》廻のの外へ 20
「うへーあっ」
気持ち悪いに辟易してると、なんかアビスがボロボロと崩れていってその姿がなくなった。なにこれ? 存在そのものが消えたかのように、塵すらも殘ってない。気持ち悪い上になんて哀れな存在だろうか。けどこれじゃあ、調べるどころではないな。
ったらダメなのかな? それとも持ち上げたのが、刺激になってしまったのだろうか? 無數のアビスは今だに消えずに地面に倒れ伏してる。既に數十分単位でこの態勢な筈だけど、崩れないところを見ると、やっぱり私の刺激の與え方が悪かったのだろうか?
とりあえず今度は慎重にふれて見ることにした。近づいて、姿勢を落として、そしてまずは指先でチョンチョンとやってみる。
「大丈夫かな? ――うげっ」
崩れないと思ったらその思いに反して、チョンチョンって程度の刺激で崩れだした。チョンチョンしたところから崩壊が始まってそのままそのアビスのは消滅した。
「おいおい、調べようがなくない? スキャンとか出來る? あ、出來そう」
まあジャンプで森を大移してる時も、スキャンに似たことやってたし、出來そうと思えば出來た。なんか畫面がカラーから、が抜けたじになって、緑の線が走ってる。スキャンモードみたいなものかな? 私はとりあえずアビスを観察することにする。はっきり言って観察なんてしたくないが、今ここにあるってこいつだけなんだよね。
背に腹はかえられないって奴だ。こいつから報を得ないと魔王と勇者の助け方がわからない。それにここに居るのがこのアビスだけなら、こいつがなにかこの深淵からの出方法をしってるんじゃないだろうか?
(でもそれってみ薄?)
こいつらはここに居るだけの存在かもしれない。てか、そこに居る奴らが、都合よく自分のみを與えてくれるって事はリアルではそうそう無いのではないだろうか? だってこいつらって深淵に掬う奴らなんだよね? それって深淵以外には居そうにないし、つまりはこいつら出方法なんてはしらないっほうが高そうな気がしてきた。
「ううーん」
さっきからスキャンしてるが、はっきり言って何が表示されて、何が導き出されてるかすらわからない。これの意味があるのか疑問だ。いや、AIは多分わかってる筈だ。けどさっきから何も言わない。何か意図があるんだろうけど、わかってることはさっさと伝えてほしい。
「とりあえずは臓も何もないねこいつら」
それはわかった。一何を食べてるのか……そもそもアビスとは生なのか……疑問が生まれた。
「ん? なんか目だけやたら報両多いな」
そんなことに私は気づいた。
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