《異世界でもプログラム》第十七話 商人ギルド

中等部向けの勉強も大詰めを迎えている。

俺とクリスとエヴァは、ほぼ満點が取れそうだ。

次點は、ラウラとイレーネとギルは、8~9割は答えられそうだ。

殘り4人がそれぞれの得意分野はあるがそれ以外が足を引っ張る狀態になっている。

不合格になったり、特待生から落ちる様な事はないだろうが、それでも心配は心配だ。

中等部の試験は、家庭教師に勉強を教えられていた貴族や地方で優秀だった平民もける事になる。

研究所のメンバーで中等部も同じクラスになりたいという気持ちで試験にむことになった。

中等部は、全員試をける事になっている。

試は、純粋に筆記試験のみの結果らしいが、クラス分けは魔法力が加味されるのだと説明をけた。

年學校の最後の授業で、魔法力を計測したが、俺は変わらず10で、カウラとラウラは8に上がっていた。

他のメンバーもそれぞれ上がっているようだが、俺たち3名の上位獨占は、揺るがないようだ。

「アル兄ィ」

「どうした。カウラ」

「試験はどうするにゃ?」

「まて、カウラ。後で話そう」

「今回も、間違えるのか?」

そんな重大な事を、この場所でそれも可く首を傾げられても・・・。

後ろを見ると、ラウラが頭を抑えている。

クリスは、何か思いついたのだろう、笑い出しそうな雰囲気を出している。

ユリウスは、なにやら考えている様子だ。

今ならまだ間に合う。

すこし急いでその場を後にするという戦略的撤退を行おうとした・・・が、

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「アル!」

あぁぁぁ遅かった。

「なんだ、ユリウス。クリスも笑ってないで、なんかあるのなら言えよ」

「私は何もありません。ユリウス様がアルノルト様に何かいいたい事が有るようです」

「アル。おまえ、まさかとは思うが、年學校の試・・・わざと満點取らなかったのか?」

「なにを拠に・・・。そんな事やる意味はないですよね?」

「いや、おまえなら目立つのが面倒とか考えそうだよな」

「・・・。」「あ!アル兄ィはそう言っていた!」「カウラ。おまえ」

すこしの沈黙が流れる。

「アルノルト」

「はい。何でしょうか?ユリウス殿下」

「今度の中等部の試験では、わざと間違えたりするなよな!」

「・・・あっはい。解りました」

「アルノルト様も災難ね。これで主席は決定したのと同じですわね」

「クリス。そんな事いうなよ。おまえが満點取れば済む話だろう?」

「いやいや無理ですわよ。計算問題を考えていたら、他の問題を解いている時間がなくなってしまいますからね。その點。アルノルト様なら、計算が早いですからね」

「そのコツを教えただろう?」

「いやいや、無理ですわよ」

「ねぇねぇラウラ姉。アル兄は何に困っているにゃ?」

「カウラ。貴ね。まぁいいでしょう。私も、アル様が主席になるのはうれしいですからね」

「うん。アル兄ィは一番がいいにゃ」

「そうですよねぇ。アル君の方が、主席ってじがしますよねぇ」

「イレーネ。おまえな・・・」

空気がなんとなく悪くなっていく。

そんな空気を読まない男が一人居た。

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「そうそう、アルが暇つぶしになるって教えてくれた”リバーシ”を親父に見せたら興して、是非獨占販売権をって話していたぞ」

「・・・ギル。まぁいいよ。それじゃ今度おまえの店にお邪魔するよ」

「そうしてくれると助かる。それと、アル」

「なんだよ」

「まだ何か隠しているのだろう?怒らないから俺にだけこっそり教えろよ」

「何を拠に・・・」

「その反応で確信したね。おまえは、まだ何か隠しているだろう?」

「・・・。そうだな。道が必要なも多いからな。それらの作の目処がたってからだろうな」

「おぉ解った、そのあたりも、親父と話してみてくれよ。全面的に、協力するからな」

なんか、話があっちゃこっちゃ飛びまくって収集がつかなくなってきているが、6年間も一緒に過ごしていれば、格も解ってくるし、距離もつかめてくる。

ギルは商家の息子らしく、いろいろと商売のネタになりそうな話の時には首を突っ込んでくる。

実家にも何度か、お邪魔したが、そのときにもいろいろと話を聞かせてしいと言われた。

まだ、その時にはこの世界の仕組みが解らない部分が多かったので、自重していたが、やっとこの世界の仕組みも理解できるようになってきた。

特許的な考えはすでに存在する。その為に、屆け出は”商人ギルド”に行って保護してもらう必要がある。個人での屆け出でも大丈夫だが、商家登録してギルド員となる方がいいらしい。登録料は、銀貨5枚/年となっている。複數のギルドにっても問題ないらしいので、最終的には俺も複數のギルドに登録する事になるのだろう。

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ギルド登録には年齢制限は存在しないが、慣例的に”年學校卒業程度の年齢”となっている。

丁度よいタイミングなので、ギルと親父さんと話をする時にでもギルド登録について聞いておこうと思う。

その為に、”リバーシ”の権利なら安いものだろう。他にも、いろいろネタになりそうな知識はある。

この世界に來てから、12年。娯楽がない事が解った。

馬車移の時間が長く拘束されているが、その間に出來るが本當にない。

クリスやエヴァやイレーネに話を聞いても、本を読むにしても、馬車が揺れてしまうので、なかなか読めない。その為に、馬車の中に居る時には、流れる景を見ているか、誰かと話しているしかないのだという。その為に、貴族などのお金に余裕がある者達は、長距離移の時に、”遊詩人”を招いて、馬車の中で語を語らせるのだと言っていた。

実は、この”遊詩人”が広告の役目を持っていて、王都や地方領などで発生した事を口伝しているのだ。その為に、貴族は”遊詩人”を自領まで連れて行く過程で途中の村々で語らせるのだと言っていた。報伝達の方法が限られている中で、考えられたシステムだ。王都では識字率も高いのだが、農村部では本當に低いのだと言っていた。

そしてもう一人の空気を読まない男が存在している。

「アル!」

「なんでしょう。ユリウス」

クリスは、笑いがこらえきれなくなったのだろう。クスクスと笑い聲が聞こえてくる。

「解っているだろうな。今度は、真剣に試験にむのだろうな」

「わかりましたよ。ラウラ。カウラ。ユリウスからの命令だ。今度は、間違える必要はないからな」

「かしこまりました」「了解にゃ」

「アル。親父は”すぐ”に、でもと言っていたが、どうする?今日でもいいらしいぞ」

「そうか、わかった、著替えてからにしよう」

「解った、食堂で待っている」

「了解。ラウラ。カウラ。著替えるから手伝ってくれ。エヴァやイレーネも來るだろう?」

「いいの?大丈夫なら行きたいです」「私もですぅ」

クリスが満面の笑みを浮かべながら、ユリウスの肩に手を置いた。ユリウスとクリスは來ないな。

「ユリウス様。アルノルト様が本気を出されると言っているのですから、負けるわけには行きませんね」

「當然だ」

「それなら、今から、ユリウス様が苦手としている座學のおさらいをしましょう。ギードとハンスも一緒ですよ」

「なっ俺は・・・」

「なんでしょう。まさか、アルノルト様達と一緒にギルベルト様のお店に遊びに行こうなどとは考えていませんよね。ギード。ハンス。貴方達もユリウス様の従者なのですから、アルノルト様は別にしても、ラウラやカウラに負けるわけには行かないでしょう?」

「・・・解った。クリス頼む。ギードとハンスも一緒だぞ」

「わかりました」「はぁしょうがないですね。アルに著いていった方が楽しそうだけど・・・」

「ハンス。何か言いましたか?」

「いえ、なんでもないです。クリスティーネ様。よろしくお願いします」

「と、いう事ですので、アルノルト様。私達は、寮に殘ります」

「あぁ解った。クリス。ユリウスが満點取れるように頼むな」

「わかりましたわ。でも無理だと思います」

「なっクリス。おまえ、アル。見ていろよ。試験でおまえに勝ってみせるからな」

「はい。はい。ユリウス様。勉強しましょうね。それでは、皆さん。私達はここで失禮しますわ」

どこからか、ド○ドナが聞こえてきそうな雰囲気があった。

ギードとハンスも、こちらを見て寂しそうな目をして、一禮してクリスとユリウスの後に著いていった。

苦笑しながら、ギルの方を向いて

「ギル。それじゃ食堂で待っていてくれ。10分もかからないと思う」

「おっおぉ。わかった」

「それじゃぁ私もぉ著替えて來ますねぇ後ほどぉ」

ラウラとカウラも自分の部屋に戻ってから、簡単に著替えを済ませて、俺の部屋にってきた。

著替えなら自分で出來るのだが、それをすると、ラウラがすごく悲しそうな目をするので、著る服を選ぶのはラウラとカウラに任せる事にしている。

今日は、シックな服裝にまとめてくれるようだ。街中を歩く事から華な裝飾は良くないので丁度いい。

ラウラが何かカウラにお小言を言っているようだ。

「カウラ。貴は、アル様のお考えがわからないのですか?」

「ラウラ姉。ごめんにゃ」

カウラも自分が余計な一言を言ったのは解っているようだ

「ラウラ。いいよ。中等部の試験は真剣にけるのもいいだろう。父上や母上やユリアンネも學式に來るのだろう。かっこいい所を見せたいからな」

「しかし、アル様」

「いいよ。それに、お前たちも俺がトップの方がいいのだろう?」

「それはそうですが・・・」「はいにゃ!」

カウラの頭をでながら、

「それに、実際に主席になれるか解らないからな。真剣にけてみるのもいいだろう」

「いえ、アル様が本気になられたら主席です」「アル兄ィ以上の人はいないにゃ」

「ん。その期待に答えたいよ。だから、お前たちも間違えなくていいからな」

「はい」「はいにゃ」

「わかったらなら、この話はおしまいだ。それよりも、ギル達が待っているだろう。著替えて、食堂に行こう」

「かしこまりました」「はいにゃ」

著替えを済ませて、食堂に移したら、すでに皆揃っていた。

そのまま、歩いて”シュロート商店”に向かった。商店の裏側に、事務所兼住居があって、事務所にそのままった。

「おやじ!アルを連れてきたぞ!」

「馬鹿野郎。アルノルト様と呼べと何度言ったら解る。すみません。アルノルト様」

「いえ、気にしないでください。俺は、”マナベ家”の者です。そう接してくれたらうれしいです」

「おやじ。ほら見ろ、アルは、アルだから、これでいい。な」

「あぁそれで、ギル。話は、親父さんとすればいいのか?」

「あぁおやじいいよな?」

「もちろんです。アルノルト様。こちらに・・・」

通された応接室は豪華な調度品で揃えられていた。

ラウラとカウラも一緒についてきている。シュロート商會は、商隊としてライムバッハ家にも來ているので、俺の事はすぐにライムバッハ家の後継ぎだと解ったのだと言っていた。

「アルノルト様」

「何度も言っていますが、私は、”マナベ家”の者です。アルとお呼びください」

「・・・解りました。アル様」

「・・・はい。それで、”リバーシ”を販売したいという事を、ギルから聞いたのですが?」

「そうでした、あの”リバーシ”を、我が商會で売り出したいのですが、よろしいでしょうか?」

「いいですが、売れますか?」

「間違いなく売れます。試算させましたが、銀貨5枚程度でも飛ぶように売れると思います」

「え?銀貨ですか?銅貨でなくて?」

5萬円?5千円でも高いと思ったのだけどな。

「はい。そうです。儂が買うなら、金貨1枚でも買うと思います。それだけの価値があります。どうでしょう。我が商會にまかせてもらえませんか?アイディア料として、売上の3割をアル様にお渡ししたいと思います。それに、ギルドへの登録も我が商會で責任持って行います」

なんか、大変な事になりそうな雰囲気がある。

「そうですね。アイディア料は、2割で結構です。その代わり、私を商人ギルドに紹介して頂けませんか?」

「え?そんな事でいいのですか?」

「はい。存知の通り、私はしがない”マナベ家”の者です。商人ギルドに伝手もありません。天下のシュロート商會の紹介ならギルド登録も簡単に出來ると思っているのですが・・・ダメでしょうか?」

「解りました。アル様。儂が責任持って、商人ギルドに紹介致します。登録料や學生の間の6年分の登録料も儂が持ちましょう」

「え?いいのですか?」

「そのくらいの投資をさせてください。その代わり、”リバーシ”の獨占販売の許可をいただきたい」

「解りました。それでお願いします。あっもし、”リバーシ”を売る時に、馬車の中で使う事をお考えなら、高級品として、”鉄を引き寄せる石”で、コマを作して、板を鉄で作れば、馬車の中でもかないと思いますよ。貴族向けの高級品なら需要が出てくるのではないですか?」

「え?あっそうですね。あの使いみちがない石にも使いみちが出てくるのですね」

「え?使いみちが無いのですか?」

「え?あるのですか?」

「そうですね。すこし考えが有りますので、もし、”鉄を引き寄せる石”の在庫があるのでしたら頂けないでしょうか?」

「わかりました。後ほど、ギルベルトに持って行かせます」

「ありがとうございます」

「そうだ、アル様。この後、お時間があるのでしたら、儂も商人ギルドに行きますので、ご一緒しませんか?」

「よろしいのですか?」

「えぇ構いません」

「それでしたら、よろしくお願いします」

ギルのおやじさんに連れられて、商人ギルドに向かった。

「おい。ギルド長は居るか?」

「シュロート様。ギルド長は、今ギルド本部に出ていまして不在です。ご伝言でしたら私がおけいたします」

「そうか、アル様。申し訳ない。ギルド長に會っていただきたかったのですが、不在のようでして、後日ご紹介致します。今日は、登録と”リバーシ”の登録だけになってしまいます。」

「いえいえ、一介の”商人”にギルド長は荷が勝ちすぎます」

「ハハハ。そうでした。そうでした。それでは、登録を済ませましょう」

「そうですね」

並んでいる付の一番奧まで行って、”新規登録”となっている窓口で行う事になった。

商會の名前や代表者の名前などを登録して、推薦者を記して、登録料を支払う事になる。

これで申請は終わりで、理されれば、次はギルドに登録を行う事になる。これは、失われた技であるが魔道で登録を行うと行っていた。

付のお姉さんに言われるように、魔道に手を翳す。

魔道れば登録終了となる。これで、シュロート殿はお役免になるので、先に自分の用事を済ませてくると言って席を離れた。席を離れる前に

「ここにギルが持ってきた、”リバーシ”の現があります。これを、商品登録を行ってください。その後、儂の商會で獨占販売権を結ばせてもらいます」

「わかりました。私が登録していいのですか?」

「そうしてください。その方が、アイディア料の支払いが楽になります」

「わかりました、何から何までありがとうございます」

「いえ、こちらこそ、儲け話に乗せてもらったのですからな。それに、ギルがいうには、他にもネタが有るのでしょう。これからも期待していますよ。アル様」

「わかりました。何か考えついたら、ギルに話すようにしますよ」

「そう言ってもらえたらうれしいです。これからもよろしくお願いしますね」

笑いながら、シュロート殿は離れていった。

「アルノルト様。それでは、簡単に、商人ギルドの説明を行います。詳しくは、冊子を読んでいただくか、窓口で都度聞いてください。窓口での質問は、10分で銅貨3枚かかります。」

「解りました。冊子は、どこに有るのでしょうか?」

「冊子は、二階に常時數冊置いてあります」

「ありがとうございます。それでは、私カトリナが説明致します」

カトリナさんが説明してくれた事を要約すると、商人ギルドは、日本の特許庁と銀行を併せ持つようなところのようだ。

商品を登録する事で、保護されるのだと説明をしてくれた。ついでに、”リバーシ”の登録が出來るのかを聞いたら、登録自は問題なく理された。

こんな簡単な審査で登録の可否が出るのは、魔法があるかららしい。もし、似たような商品が他から登録申請された時には、似ているかどうかは、人が判斷するのだと言っていた。

だから、類似商品が出た時には、商人ギルドに仲裁を頼む事が出來る。先に登録した方に優先権があり、”類似商品だ”と、なってしまった場合には、売上の最大9割までの罰則金が課せられるのだと言っていた。知らないで売ってしまった場合でも同じように罰則を課せられるので、何か商品を売り出したい場合には、先に商人ギルドに問い合わせをする事を推奨された。

一般的な商品は商人ギルドに登録出來ないらしい。

例えば、”スプーン”や”車”などは、登録出來ないのだと説明された。また、登録されたでも”一般的”だと判斷された場合には、登録が抹消される事もあるのだと言っていた。詳しいルールは、冊子にまとめてあるので、一度は読んでしい”らしい”。

俺の場合は、自分で何か売る事は今のところは考えていないので、大丈夫だろう。

銀行部分に関しては、簡単な事で、商會間でのやり取りになった時に、金貨で100枚とか平気でかす事がある。金貨100枚を持ち歩くのは防犯上よろしくない。

その為に、大口の取引の時には、両者で商人ギルドに訪れて、商會間のやり取りの記録を殘す。商人ギルドは、預かっているお金を照會して、商會につけ直す事になる。

振込の様なだ。アイディア料も商人ギルドに登録していれば、そこに振り込まれるようなイメージだと言っていた。

商人ギルドにくれば、預かっているお金の確認や引き下ろしが出來る。確かに、便利だけど、商人ギルドが無い所では不便に思える。

実は、商人ギルドが存在していない場合でも、ギルド間で連攜が出來ている”らしい”

冒険者ギルドや職人ギルドしかない街でも、商人ギルドに預けているお金を引き出す事が出來る。手數料は取られるらしいが、それでも出來ない事はないのだと説明された。

また、商人ギルドを窓口にして、冒険者ギルドや職人ギルドに依頼する事も出來るのだと説明をけた。

例えば、何か必要な”素材”がある時に、商人ギルドに”収集依頼”を出せば、全部のギルドに伝達されると事になる。手數料が乗っかる分だけ、他のギルドで同じ依頼をけると、安くなってしまうのだと言っていた。

本當に、互助會の様なじになっているようだ。

疑問點もあるが、まずは、冊子を読してから考えればいいと結論づけた。

一通りの説明をけた所で、シュロート殿が戻ってきた。

”リバーシ”の登録が終わった事を話したら、早速獨占販売権の譲渡を依頼されて、許可した。

これで、王都を中心に”リバーシ”が販売される事になる。金額的な事もあるのだが、全部をシュロート商會に任せる事になった。契約をまとめて、商人ギルドに登録して本日は終わりとなった。

シュロート商會に戻ってみたら、皆が”リバーシ”で遊んでいた。

全員と勝負をして圧倒的な差で勝利したのは、いい”笑い話”となった。

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