《天使転生?~でも転生場所は魔界だったから、授けられた強靭なと便利スキル『創魔法』でシメて住み心地よくしてやります!~》第15話 トロルズコミュニケーション
さて、大地も冷えたし、植が必要とすると熱も出來た。
今日はとりあえず、先日視察に行ったトロルの集落へ行ってみよう。
その前に、食に困ってそうに見えたから手土産を用意するか。周辺にいるガルムを十匹ほど狩る。
「手土産にって思ってガルムを十匹狩ったけど、これどうやって運ぶかな……」
………………
もしかして空間魔法って、収納も出來るのかな?
ものは試しで、空間にを開け、一匹放り込んでみる。
を消す。
もう一回空間にを開ける。
これで中を確認してガルムがっていれば収納出來ていることになる。
「さて……ガルムはありますかね? おっ、あったあった」
これで収納はOK。四次元ポシェットを手にれた。
殘りの九匹も放り込んで収納しておく。
「さて、手土産も出來たしトロルの集落へ行くか」
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・
トロルの集落上空へ來た。
この間の雨で、土で出來た家は結構な割合で潰れてしまったようだ。代わりに藁わらで出來た家が増えている。
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申し訳ない……
さて……
ストッ
トロルの集落へ降り立った。
その場にいた全員がこちらを見る。
「う、うわーーー!! トロルキラーだーーー!!」
キラーって……最初のやつ以外殺してないが……しかも殺したところ見られたわけじゃないし。
蜘蛛の子を散らすように逃げられた。
まあ、この間大分コテンパンに放り投げたからこういう反応もされるか。
家を盾に隠れられた。
「な、な、何しに來ただ!」
「あ、恐がらないで」
「今日はあなたたちとコミュニケーションを取りに來ました」
ざわざわする。
二人のトロルが前に出て話し出す。
「なぁ、『コミュニケーション』って何だ?」
「さあ? 知らね」
「え~と……話し合いに來ました」
何か英語を知らない大昔の日本みたいな反応だな。
私の日本語が通じていることも疑問だが、それはまあ『異世界転生効果』ってことで無理矢理納得しておく。
「何だ? 食べて良いだか!?」
何を!?
まだガルムは出してないが、何を食べるつもりなんだろう……?
「な、なにをですか?」
「お前を食べて良いだか?」
「お前味そうだからな~」
目の前にいる人に向かって「お前が食べたい」って……しかも食的な意味で食べたいって……
良いって言うと思ってるのかこのトロルどもは?
食べたい相手に直接「お前を食べて良いか?」って頭が悪いにもほどがある……私が想定していた以上に頭が悪いかもしれない……これはコミュニケーションは難しいかな……
近場に居た知的生命ってことで、ここへコミュニケーションのつもりで來たけど、別の知的生命を探した方が良いかもしれない……
「先日あれだけ叩きのめされておいて、それでもなお私を食べられるとでも……思っているのですか?」
軽く殺気を込める。
「ひぃぃぃぃ!!!」
二人同時に後ずさった。
このままじゃ埒らちが明かない。
「とりあえずこの集落で一番頭の良い人を出してください」
しばらくすると、他のトロルと比べるとしだけスマートなのがやってきた。
他のトロルたちも集まってくる。
「ひぃ! お前わ!!」
え? 誰?
やって來ていきなり怯おびえられた……私コイツのこと知らないけど……
「この村をほろぼしに來ただか! それだけはかんべんしてくれろ!!」
いきなりジャンピング土下座された。
顔の右顎と右上半が新しい皮になっている。
この傷の付き方、何かデジャヴをじる。
………………………………あ、多分最初につるかめ波で吹き飛ばしたアイツだ!
あの傷で生きてたんだ。
右肩から千切れて、右肺の辺りまで無くなってたから、人間なら間違いなく即死レベルの傷だったけど……再生力凄いな。
そういえばあの時、死 (だと思ってた)に向かってお試しの『エナジードレイン』使ったっけな。
ダメ押しで殺してなくて良かった……
殺害カウント1人 → 0人。ちょっと罪悪が減った。
初遭遇の當時は『魔』としか見てなかったから、かめ〇め波で吹き飛ばしても何とも思わなかったけど、こうして會話出來てることを考えると、この世界で人間に當たる生を一人殺しかけてたってことよね……ホント死んでなくて良かった……
「あ、あの顔を上げてください。今日は話を聞いてもらいにきました」
「な、なんの用だか?」
酷く怯おびえが見えるな……ブルブル震えている、冷や汗も凄い。
私の所為せいで死にかけてるんだし當前か。
「まずは、あの時のことを謝ります。あの時はまだ力の加減がわからずあんなことになってしまいました、ごめんなさい。あなたが生きていて良かったです」
面食らっている。ここは魔界だし、謝られるという経験が無いのかもしれない。
「は、話ってなんだ!」
「あ、その前にし待ってください」
『転生したらスライム案件』の『名付け』を試してみる。名付けただけで魔が進化するアレだ。
上手く行けば進化して、知も上がってくれるかもしれない。
淡い期待を込めつつトロルに名付ける。
「あなたの名前は今日から『トロル蔵』です」
「なに言ってるだ?」
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・
何の変化も無し。名前付けただけで進化してくれたら簡単だと思ったんだけど……そう上手くはいかないものだ。
「どうしただか?」
何も無かったことよりも、自分のネーミングセンスにちょっと恥ずかしくなってきた……
何だよ「トロル蔵」って! まだ「トロ蔵」の方が言いやすい……
「も、もうし待ってください」
それならと、別の方法で知の進化を促す。
「永久的知エターナル・ハイ上昇 (大)・インテリジェンス」
知を高める魔法をかけてみた。しかも永続!
「おお! なんだべこれはぁ!? 頭がこれまでにないくらいスッキリしている!!」
何だか喋り方も田舎臭くなくなった。
名付けただけで進化するのは凄いアイディアだと思います!
うちのトロルは進化できませんでしたね(笑)
し投稿時間について試してみたいので、次回は8月6日の20時頃の投稿を予定しています。
第16話【トロルズコミュニケーション(改)】
『経験値12000倍』のチートを持つ俺が、200億年修行した結果……
『神以上の経験値倍率』と『無限転生』という究極チートを持った主人公『閃(せん)』。 とんでもない速度で強くなる彼が、とんでもない時間を積んだ結果…… 「もういい! 異世界転生、もう飽きた! 何なんだよ、この、死んでも死んでも転生し続ける、精神的にも肉體的にもハンパなくキツい拷問! えっぐい地獄なんですけど!」 これは、なんやかんやでレベル(存在値)が『10兆』を超えて、神よりも遙かに強くなった摩訶不思議アドベンチャーな主人公が、 「もういい! もう終わりたい! 終わってくれ! 俺、すでにカンストしてんだよ! 俺、本気出したら、最強神より強いんだぞ! これ以上、やる事ねぇんだよ! もう、マジで、飽きてんの! だから、終わってくれ!」 などと喚きながら、その百回目に転生した、 『それまでの99回とは、ちょいと様子が違う異世界』で、 『神様として、日本人を召喚してチートを與えて』みたり、 『さらに輪をかけて強くなって』しまったり――などと、色々、楽しそうな事をはじめる物語です。 『世界が進化(アップデート)しました』 「え? できる事が増えるの? まさかの上限解放? ちょっと、それなら話が違うんですけど」 ――みたいな事もあるお話です。
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