（暗いなーどういう狀況なのこれ？）

真っ暗すぎて狀況が全くわからない。取り敢えず久々に目覚めたらしいからがびを要求してる。欠もしたいし……と思って異変に気づく。

（あれ？　かなくない？）

いや、実際にはちょっとく。それに回りからパリパリと音がしてる気がする。え？　閉じ込められてる？　なんで？　と思うがとりあえず出を図ってみる。貧弱な私が出できるかはわからないけど、なんだか行けそうな気がする。実際しずつだけど、ける範囲は広がってる気がする。ここで私は思いつく。

（そういえば狼がマナは意思を汲み取るみたいなこと言ってたな。細かな制にはちゃんとした様式が居るのかもだけど、一応マナは私を守ってくれてたってことだよね。それならでマナをもっともっと溜め込めば、超パワーが私にも使えるのでは？）

早速実行。私は力を中に張り巡らせる。いつもはここまで。けど今回は違うよ。もっともっと力をに溜め込む。

（おっ、おぉーーー、あっなんかヤバイかも）

いくらがマナによって強化されてるとしてもやっぱり限界はあるよう。それはそうだよね。

（ってあれ？　力を逆に返すこと出來ないじゃん……）

供給は止めてるけど、過剰に貰った力はどうやら返せないらしい。どどどどどどうすれば？　放出すれば良いんだけど、それしたら私はまた眠ることになる。やっとで目覚めたのにそれはヤダ。だからどうにかして負擔なくこの力を使わないと！

（どうする？　どうする？　うえ……）

ヤバイなんか吐き気が胃よりももっと深い位置から上がってくる覚が來る。不味くない？　これ不味くない？　追いすがる者がいない圧倒的なである私が吐くとかありえないから！！　いや、実際私の吐いたものがどんなのかは興味あるけど……やっぱりに相応しく臭くもグロくも無いかもしれない。実際、私の排泄はおかしいんだよね。

今まであえて言わなかったけど、無臭だし尿とか明しかなかったし、大きい方に関してはそもそも極端に排泄しない。どうなってるのかは自分でも分からない。けどだしそんなか……と考えてた。きっと私はんな人達の理想のとして生まれたからそうなんだろう。はおしっこも綺麗だし、大きい方も綺麗。どんな時でも良い匂いしかしない。キラキラでフワフワが詰まった存在……それがと言う者。

どこのアイドルだよ――ともおもうけど、それって完全に私なんだよね。ラーゼにしてもいいね。

（うっぐぅぅぅぅぅぅぅ）

必死に堪える。けどが耐えきれずに悶える。そのせいでピシピシという音はどんどんと広がってる様に思えたけど、ごめんそれどころじゃない。が出しちゃいけない聲がれでちゃううぅぅぅ。てかマジで何が出てくるの？　銃で撃ち出す様なビーム？　銃ってこんな苦しい思いしてたんだね。ありがとうの気持ちで一杯だよ。

これからはそこら辺に投げ捨てないで手れもしてあげよう。私の銃がどうなったのかはわからなけどね。あの発で々になってそうだけど……てかこれビームとか吐いちゃって言い訳？　どこにも被害無い？　真っ暗だからなにもわからない。

せり上がってくる何かを意思では飲み込んでやろうと必死なんだけど、勢いは衰えない。

（あーー！　もう駄目ぇぇぇぇぇぇ！！）

なるべく被害を出さないようにと上を向く、何かがパラパラと落ちてくるけど気にしない。自分のがありえないほど膨らんで、顎も外れたかも……そして私の口からはり輝く丸い球がゆっくりと出てきた……かと思うと、顔の前で靜止してたそれは突如勢い良く上昇してく。その球のおで私を縛ってた何かは一気に砕かれる。

すると一気に暖かな日差しが綺羅びやかに舞い込んだ。どうやら私を包んでたに反してるみたい。そして見える青空。さらに周囲には様々なが鎧にを包つつみ、そいつらが私を取り囲んでる。獣僧兵団？　でもその更に後ろには野次馬なのか沢山の二足歩行する獣の姿があった。一何をそんなにまじまじと見てるのか……そう思って私は自を見た。

だった。しかもなんかふっくらとが膨らんでる。髪も目にかかってウザいかも……なるほど私のっぶりにみんな驚いてるわけね。納得である。けどここは言うことある。だって見られたんだよ。私のはタダではないんだ。とりあえず顎は大丈夫そう。大きく息を吸い込んで元気に発聲！

「全員後で料金請求するからね！！」

すると兵団達の後ろの獣達が大災害も真っ青な勢いで逃げ出した。あれ？　なにこれ？　なんか……てか何かがおかしい。