《『元SSSランクの最強暗殺者は再び無雙する』》水の勇者と誤解?
ドワーフが作した地下ダンジョン。
人工的ダンジョン(?)と言う事で魔こそ出現はしないのだが……
恐ろべき罠《トラップ》の數々。
落とし、落下してくる天井、転がってくる大巖……などなど。
そして、一番多いのは、
「やっぱり、水の勇者……水を理由した罠が多いですね」
メイルはし疲労が見え隠れしている。
気配なき攻撃。 殺意なき攻撃。
これらを完全に無効できるのは、それこそ……
斥候特化型冒険者でもある暗殺者
ベルト・グリムくらいしかいないだろう。
一方、同じ暗殺者であるエルマとカレンは……
「くっくっくっ……まさか、この歳になって勉強させられるとは思ってもみなかったぞ」
「え? そう言えばエルマちゃんって何歳?」
「――――」
「あれ? もしかし、エルマちゃんじゃなくて、エルマさんだったりするの?」
「さ……さん付けではなく、ちゃん付けでお願いします」
両者も役立た……いや、その能力を十分に発揮できない狀態だった。
「おや、メイル? 今、私たちを役立たずだと思わなかったか?」
「え? 何をおっしゃって? そんなわけありません」
「うむ、そうだよな。なんだか、無禮な想を抱かれた予がしたのだ」
「え? なんです? それ?」
「だから、ここで汚名返上と行こうかな――――そこだ!」
一瞬の閃。 それがエルマの手から放たれた小刀だと誰がわかろう?
そして、悲鳴が上がる。
「ひぃええええええ! なんでわかる!」と驚きと共に姿を現したのは水の勇者、ドワーフだった。
「うむ、いい度だな。このまま隠れておけばよかったものを!」
「師匠《エルマ》さん、いきなり暴力はダメです」とメイル。
「むっ! しかし、コイツは私たちにいきなり攻撃を――――」
「し、していません!」といきなりの聲。
「ん? 今のは誰の聲だ?」とエルマは周囲を見渡すも、メイルとカレンも心當たりがないようだった。
「えっと……私ですが」と手を上げたのはドワーフだった。
「うむ……だったか。そう言えばドワーフのわりに髭がなかったな」
「ひ、ひどいです」
「それで、どうして私たちを襲った! どうして攻撃を仕掛けて來た!」
「え? ……私、そんな事してない……ですよね?」
「なん……だと?」
ここで思い返す。 果して、このドワーフはメイルたちに攻撃を仕掛けて來たのか?
「……」
「えっと、私が外を見ていると土龍に襲われている旅人さんたちがいたので助けないと……と思いまして」
「いやいや、まてまて。それでは、このダンジョンの罠は? 罠の數々はどう説明する!」
「えっと、それは……私は、ずっとここで1人で暮らしていて、元々あった人工施設を興味本位で修理していたら、こうなってしまって……」
「うむ、そうか……」とエルマはドワーフから視線を逸らした。
「どうやら、我々には誤解があったようだ」
「はぁ……」
「それで、どうだ? ここで1つ、改めで自己紹介でもしようではないか」
メイルとカレンの2人は、
(あっ! 誤魔化そうとしている!)
心、そう思ったが口にする事はなかった。
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