《ゴブリンから頑張る神の箱庭~最弱からのり上がり~》『人の夢と書いて儚いと読むby神』
私は自分の顔が嫌いだった。
正確に言えば怖かったのかも知れない。
私には5つ年上の姉がいた。
姉はいながらに完璧だった。
頭もよく運も出來、人當たりも良い。
私に出來ない事を全て出來、私がしいを全て持つ。
そんな姉に小さい頃の私は、ずっと後ろを付いて回っていた。
それが小さい私にとって一番大切な事だったから・・・・・。
私達は両親とは不仲だった為いつも二人でいた。そしていつも一緒にいる私を、今にして思えば異常な程可がってくれていた。
そんな私が唯一自慢出來たのが姉に似たこの容姿だった。
でも、それは姉が私の目の前で車に轢かれた時から変わった。
車に轢かれ大好きだった姉が見るも無慘な姿に為った時から、私は自分の顔が怖くなった。
年を重ねる事に姉に似ていく容姿、いつしか姉の年齢を超えた時には、自分の姿をまともに見ようとも思わなかった。
そんな私を両親は疎み、元々不仲だった事もあり、私は両親から離れ高校に通い一人暮らしする事になった。
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元々人と話すのが苦手だった私は姉に似ていく容姿を人に見られるのを嫌った為、人とまともに話す事も無く、次第に引きこもりゲーム等の別の世界にのめり込んでいった。
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あぁ、そういえば私の死因ってお姉ちゃんと同じだったんだ・・・・・。
「あの、ご主人様?」「ゴブ?」
アリシアとアクアが心配そうに私の顔を覗いてくる。でも、不思議な事に顔を隠そうとは思わなかった。
「だいじょうぶ」
二人に応えながら私は考える。
しは姉の事をけれられたのか?一度死んだ事で心境に変化があったのか?それともこっちに來てからの影響が大きかったのか?
〈全部じゃないですか?〉
ヘルさんも微妙に、表現かになった?
〈そうかも知れません〉
「あの、私何か気に障るような事言いましたか?」
と、アリシアが恐る恐る聞いてきた。
「ううん、ごめん。ねぼけてた」
「だいぶ、喋り方がらかになりましたね。進化のおですかね?」
〈恐らくそうでしょう〉
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「ご主人様が進化して繭狀になっている間は、アクアと二人きりだったので々話していましたが、格段にコミュニケーション能力が上がっていましたからね」
そっかぁ・・・ん?話してた、アクアと?まだゴブッとしか言えないよね?あれっ?
〈アクアの【言語理解】がMAXになっています〉
おぅっ!!マジか~!!人が寢てる間に凄く長してる・・・だと・・・!
〈テンションがおかしいですよ?〉
いやぁ~、改めて壽命から暫くの間解放されたと思うと、何かテンション上がっちゃって?だって後數日しか無かったしね!まだ油斷は出來ないけど余裕って大事だよね。
「それでご主人様、これからどうしますか?」
私に服を渡しながら聞いてぬるアリシア。
「とりあえずは、ステータスのへんかだけみよう」
〈その前に1つ良いですか?マスター〉
んっ?どうしたのヘルさん?
〈神様からのメッセージがあり・・・・・〉
「よし!さっそくステータスチェックだ!」
「えっ?ちょっ?ご、ご主人様?神様ってあの神様からですよね?聞かなくて良いんですか?とても栄な事ですよ‼」
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えっ?ナニヲイッテルノ?アリシア、栄?駄神の言葉が?はっ‼
「えっと?なっなんですか?その反応」
「ありしあが、どのめがみのことをいってるかわからないけど、すくなくともワタシのしってるのはロクでもない」
「この世界で一番有名な神様と言えばシルッ」
私は慌ててアリシアの口を塞ぐ。
「なまえをおそわったら、レギュラーで、でてきそうだからダメ!」
〈どれだけ嫌っているんですか〉
當たり前じゃん!?
「一何が?」
アリシアが何か言っているが聞こえない。
〈しかしマスター、もしもメッセージを再生しないと更に不幸に見舞われる…と〉
あの、駄神~‼
「くっ、じゃあ、さいせいして」
〈分かりました〉
『久しぶりです。士道白亜生まれた時ぶりですね?いやぁ~、改めて面白いですね貴方は、ゴブリンに生まれ変わるわ、エルフを奴隷にするわ、アースガルド最弱なのにホブゴブリンまで倒すだなんてそれにあの魔法の使い方も、笑いすぎて死んじゃうかと思いました。ククッ!良いですね。実に面白いです。あ~それと貴方のおでゴブリンの♀が進化しても直ぐに死ぬ理由も分かりました。私の中の疑問を解消したお禮にスキルポイントを20差し上げます。それと、今までは壽命の期限が短かったから遠慮していましたが、これからは積極的に會話に參加していきますよ‼それでは私は貴方の事を、ずっと眺めているのでまだまだ私を笑わせて下さいね』
駄神のメッセージが終わった!あぁ、やはりヤツは敵か!!
「いっ、今のが神様からの伝言、い、イメージがし違いますね・・・?」
アリシアがショックをけている。さもありなん。
『人の夢と書いて儚いと読むby神』
うるさいよ‼と、いうかさっそく混神こんしんしてきた?!
「ゴブ?」
アクアは理解していないようだ。癒される。
〈え~、とりあえず進化したので、皆のステータスを確認しましょうか?〉
・・・・・・・お願いします。
〈了解しました。ではマスターから〉
名前:ゴブ子改めハクア
レベル:1
別:
種族:ミニゴブリン→パラライズミニゴブリン
HP:190
MP:90
攻:23
防:23
魔攻:28
魔防:28
敏捷:55
知恵:180
用:120
  運  :40
武:なし
魔法:風魔法LV.1→LV.3
稱號:転生者、同族殺し、同族喰らい
強敵打破ジャイアントキリング
スキル:戦闘系スキル
【爪攻撃LV.4】→【マヒ爪攻撃LV.4(新)】
【マヒ噛みつきLV.1(新)】【麻痺崩拳LV.1(新)】
技能系スキル
【鑑定士LV.6→LV.7】【集中LV.2→LV.4】
【野生LV.6→LV.8】【罠師LV.4】
【跳躍LV1】【會心LV.1→LV.2(新)】
【見切りLV.1→LV.2(新)】
耐系スキル
【マヒ無効】【毒耐LV.5→LV.7】
【痛覚軽減LV.7→LV.8】
ステータスUP系スキル:
【剛力LV.1→LV.3(新)】
【堅牢LV.1→LV.3(新)】
スキル補助系
【魔法の片鱗LV.2】【魔法のコツLV.2】
【武のコツLV.6】【風魔法のコツLV.1】
攻撃ダメージUP系
【背後攻撃LV.4→LV.7】
【急所攻撃LV.3→LV.4】
【ゴブリンキラーLV.8→LV.MAX】
【格闘LV.2→LV.3】
屬スキル
【破壊LV.1(新)】【マヒ附與LV.1(新)】
補助、その他スキル
【喰吸LV.4→LV.6】【言語LV.8→LV.MAX】
【奴隷】【魔調教LV.6→LV.7】
【危機察知LV.1】
あれっ?魔法スキルの欄が無くなってる?
〈項目が同じなので〉
そっか、やっぱり進化したてはし弱くなるね?また々増えてスキルレベルも上がったね。しかも、何か強そうなスキルも増えてるよ‼
〈ではいつも通り説明します。前回から新しく覚えたスキルは9個です。まず【爪攻撃LV.4】は上位スキルの【マヒ爪攻撃LV.4】に統合されました。このスキルはMPを使い、通常の1.5倍の攻撃力でマヒ効果の有る攻撃をする事が出來ます。
【マヒ噛みつき】も同様です。共にレベルが上がる事でマヒ効果が上がります。【麻痺崩拳】は2倍の攻撃力の破壊屬と、麻痺効果の有る攻撃をする事が出來ます。レベルアップで破壊屬と、麻痺効果が上昇します。【會心】【見切り】共にクリティカル確率上昇と、攻撃軌道を予測しやすくなる効果になります。【剛力】【堅牢】はレベルアップ時にレベル×1分のステータスアップ効果です。【破壊】は相手のを壊す効果でレベルが上がる程破壊しやすくなります。【マヒ附與】は武にマヒ効果を持たせる事が出來ます。レベルアップでMP減、附與時間延長、マヒ効果がアップします。又【喰吸】はレベル6になった事でモンスターを食べる事無くスキルを使い、モンスターを吸収する事で今まで通りスキルが発します〉
おふっ!説明が多い!でも、パラライズってだけあって、マヒ効果が増えたのは嬉しいな!崩拳なんていかにも技っぽいし、攻撃力2倍は有り難い。ステup系は言わずもがなで【喰吸】もモンスター食べなくて良くなったのは凄い嬉しい。
「やっぱり進化って凄いんですね?これだけ増えるだなんて」
〈マスターの場合は【喰吸】のスキルが有るから余計ですね〉
「【麻痺崩拳】なんてMP量によっては使い勝手が良さそうですね」
やっぱそうだよね!!うん、楽しみだな!
〈次は私です〉
名前:ヘル
ステータス不明
スキル:【全種族言語理解】【スキル大全】
【俯瞰LV.4→LV.5】【聞き耳LV.3→LV.4】
【念話】【可視化】
〈たいして変わりませんね〉
「全部凄く役立ってますよ!」「ゴブ~」
〈続いてはアクアです〉
名前:ゴブゑ改めアクア
レベル:10→1
別:
種族:ミニゴブリン→ミニゴブリンプリースト
HP:170→160
MP:200→190
攻:12→11
防:11→10
魔攻:40→39
魔防:40→39
敏捷:23→22
知恵:130→140
用:95→100
  運  :30→35
武:
魔法:風魔法LV.4、治療魔法LV.3(新)
魔法LV.1(新)強化魔法LV.1(新)
稱號:眷屬、同族殺し、強敵打破ジャイアントキリング
スキル:戦闘系スキル
【爪攻撃LV.1→LV.3】【噛みつきLV.2(新)】
技能系スキル
【野生LV.4→LV.6】【罠師LV.4】
ステータスUP系スキル:
【剛力LV.1→LV.2(新)】
【堅牢LV.1→LV.2(新)】
攻撃ダメージUP系
【背後攻撃LV.3→LV.4】
【ゴブリンキラーLV.1→LV.3】
スキル補助系
【癒しの才能LV.2】→【癒しの天才LV.5(新)】
【癒しの扱いLV.2】→【癒しの技巧LV.5(新)】
【杖のコツLV.2→LV.3】
【棒のコツLV.1→LV.3】
補助、その他スキル
【言語LV.3→LV.6】
【言語理解LV.8→LV.MAX】
幾つかのスキルが、上位スキルになって統合されてるね。って言うか、言語系のスキルが上がってる!
「【治療魔法】【強化魔法】【魔法】の3つが増えてますね。これで戦闘も大分楽になりますよ。後、アクア!」
「ゴブッ!は、はくあっ、おね、ちゃん」
ブファッ!な、なにこれ凄い可い。
「二人で頑張りました!」「ゴブッ!」
二人揃ってを張る。
〈言語系がびていたのはこのためですね〉
本當にビックリしたけど、お姉ちゃんは良かった‼
〈最後はアリシアですね〉
名前:アリシア・アールヴ
レベル:5→9
別:
種族:エルフ
クラス:なし
HP:250→290
MP:200→250
攻:31→37+5
防:30→35
魔攻:65→85
魔防:65→85
敏捷:35→46
知恵:130→180
用:70→93
運 :5→9
武:銅のナイフ
魔法:
風魔法LV.3→LV.5、土魔法LV.2→LV.3
火魔法LV.3→LV.6、水魔法LV.2、除去魔法(新)
稱號:奴隷、王家の筋、強敵打破ジャイアントキリング
スキル:技能系スキル
【薬草調合LV.4→LV.5】【集中LV.3→LV.6】
【料理LV.4】【野生LV.1→LV.2】
ステータスUP系スキル:
【剛力LV.1(新)】【堅牢LV.1(新)】
スキル補助系
【魔法の天才LV.2→LV.5】
【魔法の技巧LV.3→LV.5】【弓のコツLV.1】
攻撃ダメージUP系【魔力覚醒】
補助、その他スキル【霊契約】【速攻魔法(新)】
「私だけたいして変わりませんね」
アリシアが落ち込んでいるので頭をでる。
〈そんな事有りませんよ。【速攻魔法】は、今まで魔法を使うときに掛かっていた魔力を練る時間が半分になります。これだけでも戦略の幅は拡がりますよ。それに除去魔法は毒や麻痺、石化等の狀態異常を治療する魔法なので生存率もこれまでに比べ格段に上がるでしょう〉
「アリシアは、これからもたよりにしてる」
「本當ですか?絶対ですよ?」
アリシアが抱き付いて言ってくると、アクアも一緒に抱き付いてくる。
『一月も掛からないうちに二人も落とすとはやりますねby神』
本當に駄神がうざい!この調子で絡んでくるのだろうか?
「でも、先程も言いましたけどこれからどうするんですか?」
「とりあえずむらにいく」
「村ですか?」
「さいわいわたしたちのすがたは、ふつうのにんげんとかわらないから、こんごのためにも、じょうほうしゅうしゅう」
「ミランダさん達にも會うんですか?」
「そのつもり、ぼうけんしゃのこととかきけるだけきこう」
「はい、分かりましたご主人様‼」「ゴブッ!」
さあ、一先ず壽命に付いては暫くの間大丈夫だから、此処からは異世界を楽しんでみよう!
そう思い私は異世界生活を改めてここから始めるのだった。
【電子書籍化決定】生まれ変わった女騎士は、せっかくなので前世の國に滯在してみた~縁のある人たちとの再會を懐かしんでいたら、最後に元ご主人様に捕まりました
セリーヌは主である第三王子殿下を守るために魔物と戦い、同僚たちと共に命を落とす。 他國でスーザンとして生まれ変わった彼女は、十八年後、任務で前世の國を訪れる機會を得る。 健在だった兄や成長した元同僚の息子との再會を懐かしんでいたスーザンは、その後が気になっていた主と、自分の正體を隠して対面することになるが… 生まれ変わった女騎士が休暇を利用して前世の國に滯在し、家族や知人のその後の様子をこっそり窺っていたら、成長し大人の男性になっていた元ご主人様にいつの間にか捕獲されていたという話。 プロローグのみシリアスです。戀愛パートは後半に。 ※感想・誤字報告、ありがとうございます! ※3/7番外編を追加しました。 ※電子書籍化が決まりました。皆様の応援のおかげです。ありがとうございました。
8 54【書籍化】世界で唯一の魔法使いは、宮廷錬金術師として幸せになります ※本當の力は秘密です!
魔法がなくなったと思われている世界で、唯一、力を受け継いでいるスウィントン魔法伯家の令嬢・フィオナ。一年前、友人だったはずの男爵令嬢に嵌められて婚約破棄されたことをきっかけに引きこもっていたけれど、ひょんなことから王宮に勤めに出されることに。 そこでフィオナに興味を持ったのは王太子・レイナルドだった。「あれ、きみが使えるのって錬金術じゃなくて魔法…?」「い、いいいえ錬金術です!」「その聲、聞いたことがある気がするんだけど」「き、きききき気のせいです(聲も変えなきゃ……!)」 秘めた力を知られたくない令嬢と、彼女に興味津々な王太子殿下の、研究とお仕事と戀のお話。
8 127モフモフの魔導師
ある森の中、クエストの途中に予期せぬ出來事に見舞われた若い2人の冒険者は、白貓の獣人ウォルトと出逢う。 獨り、森の中で暮らすウォルトは、普通の獣人とは少し違うようで…。 ウォルトは、獣人には存在しないとされる魔法使いだった。 魔法好きで器用な獣人と、周りの人々が織り成す、なんてことない物語。
8 95シグナル・オブ・デッド
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8 54転生したら軽く神王超えてました
學校に行く途中トラックに轢かれそうな幼馴染女の子を助けて共に死んでしまった。 目を覚ますと白い空間に居た…
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退屈な毎日に刺激を求めたいた俺達が皆揃って異世界に!? 目覚めて始まる、異世界バトル、剣に魔法! なぜ、彼らはこの世界に來たのか、元の世界に帰ることはできるのか、集たちの運命を懸けた戦いが始まる。 能力不足ですが読んでいただければ嬉しいです! コメントや、お気に入りに入れていただければ嬉しいです、アドバイスやダメ出しもお願いします!!!!
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