《ゴブリンから頑張る神の箱庭~最弱からのり上がり~》「私はダンピールなんです」
「よし!みなかったことにしよう」
開口一番あんな風に言われてやってられるか!
「あのハクアさん?」
「エレオノ!きょうわたしはここにいなかったオーケー?」
「OKじゃありませんご主人様!」
え~!もういいじゃん帰ろうよ!
「私も我慢しますから頑張って下さい」
ハァー、しょうがない
とりあえず私とアクアは余り顔を見られない様に帽子を深くかぶり直す。ガチャ!
「なんなだお前達は失禮にも程がある 」
いや、あんただよ!
「わたしたちは、こいといわれたからここにいる。もんくがあるならいますぐかえるよ?」
「このアリスベルギルドの取り纏め役が、わざわざこんな片田舎にまで來て、話を聞いてやろうと言うんだぞ」
取り纏め役って偉いの?
〈ある程度の大きさのギルドなら、ギルド長の下に副ギルド長が居るので、更にその二つ位下の役職ですね〉
ふーん、そう、ニヤリ。
「なんだその顔は!自分の立場が分かっているのか!」
「そっちこそわかってないみたいだね?」
「何だと!」
「わざわざこんなところまではなしをききにくるなんて、よっぽどじたいをおもくみてるのに、なんのはなしもきけずかえったら、どうおもわれるかな?」
良くないよね?それはあんたの失敗になるもん。しの會話だけでもプライド高いのが分かるのに、こんな所まで來て失敗はしたくないよね?
「なっ!」
私の言葉を聞いて青くなるハゲ手前、ああやっぱり出世強いんだね?だってわざわざこんな所まで來るくらいだもんね。
「貴様」
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「あっ、こわい、はなすきなくなったからかえろうかな?」
「ぐっ」
「ギルドちょう?どこかのハゲてまえが、くちをはさんだじてんでかえるからね?」
「くっ、ぐ!言わせておけば」
私の言葉に今度は顔を真っ赤にするハゲ手前。
あ~、面白い。プライド高い人間馬鹿にするのって面白いよね?
「分かった。ゲイル殿暫く口を挾まないようお願いします」
「何だと貴様!」
「これは國に提出すべき報告書を作する重要な場です。それをいきなりやって來て同席するだけでなく、邪魔までするならしかるべき処置を取らせていただくが?」
「なっ!くっ!」
ギルド長の言葉になにも言えなくなるハゲ手前。
ふっ、ざまあ!そしてナイスだギルド長。これだけでも助けた甲斐が在った。
「私は失禮させて頂く、後程報告書をけ取りに來るのでその時に貴様の口から詳しい説明をしてもらおう!」
そんなセリフを吐きながらハゲ手前は執務室から出ていった。そして・・・。
「ギルドちょう、スッキリした」グッ!
「ああ、私もだ」グッ!
お互いにいい笑顔で親指を立てる。
「・・・・お父さん」「・・・・・ご主人様」
何でそんな目で見るの?解せん?
私は思わず首を傾げるのだった。
▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
「そうか、そんな事になっていたのか」
アリシアとエレオノが説明し、私が注釈を加えて話終えるとギルド長が重苦しく呟いた。
「まずはこの村の治安を守る者として禮を言わせてもらう。そして、ギルド長としてでは無く一人の親として娘を救ってくれた事に禮を言わせてしい。有り難う」
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そう言うとギルド長が深々と頭を下げてきた。
「そんな頭を上げて下さい!私達は當然の事をしただけです!」
と、アリシアが言うので「アリシアそれちがう」「えっ?」
「それをあたりまえっていってみとめたら、あたまをさげたのがむだになる。だからわたしたちはちゃんとしゃじをうけとめるべき」
ただでさえ魔族に良い様にされてるからね。
「ああ、そう言って貰えると私も助かるよ。それと君達が倒したグルドという魔族の魔石とドロップアイテムだが、昨日レイド君とミランダ君にも話を聞いたが、止めをさしたのは君達だから魔石等は君達に。と、言っていたよ」
そっか、じゃあ貰っておくかな?
「魔石はこちらの買い取りでいいかい?」
どうかな?
〈今の私達に魔石は使い道が無いので良いと思います〉
今後は在るの?
〈1部の魔道と呼ばれるに使われます。分かりやすく言えば電池や力の様に使えます〉
「かいとりでいいよ」
「分かった。では今回は依頼では無かったとは言え、エルム村の危機を救い魔族の策略を防いでくれた事で、フリクス領の首都アリスベルから報奨金が出ている。報奨金は金貨32枚と、銀貨50枚だ!それに魔石の買い取り金の金貨20枚と銀貨80枚を合わせ、合計で金貨53枚と銀貨30枚だ」
「「き、金貨53枚!」」 
アリシアとエレオノが驚いている。
「そんなにすごいの?」
「エルム村の一番の宿に泊まって毎日豪遊しても10年位は暮らせますよ」
あ~、引きこもろうかな?
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「・・・・・ご主人様?駄目な事考えていませんよね?」
何でわかるの!?て言うかアリシアさん顔笑ってるのに恐いんですけど!
「そしてこれが、ドロップアイテムの魔殻の紅玉というアイテムだ」
これ何に使えるの?
〈武の素材としても防の素材としても使えます〉
おお~、でもお金はタグに容れれば良いけど素材はどうしよう?
〈マスター、空間魔法を使いましょう〉
空間魔法?
〈はい、グルドから奪ったスキルですが、この空間魔法の「ボックス」という魔法でアイテムを保管出來ます〉
そんな便利なが!?
〈「ボックス」は空間魔法のレベルが上がれば、容量も増える様です。今の段階でも馬車一臺分位の量はります〉
よし!じゃあ早速!
「君達は、マジックバックは持っているのかい?」
「何それ?」
〈「ボックス」のカバンバージョンです。最大でも馬車一臺分しかりません〉
まぁそれでも十分だけど。
「持っていないのか、なら私が昔使っていたこれをあげよう」
「良いんですか?とても高価ななのに!」
「ああ、私にはもう必要無いからね。その代わり一つだけ頼みがあるんだが」
やっぱりか~、面倒な事ならボックスあるから良いや。
「お父さん私が言う!」
いきなりエレオノがギルド長を制止して私に向き合う。
えっ?何?何かした?エレオノも可いから正面から向き合うと結構照れるんだけど!
「ハクアさん 」「はい」
「私もハクアさん達の仲間にして下さい!」「はい?」
「エレオノさん本気何ですか?私達と一緒に居ると危ないかも知れませんよ?」
えっ?私が?セクハラ何てしないよ!?〈違います〉
「いきなりの事で済まないね。だが、ここ數日エレオノに説得されてね?出來れば私からもお願いしたいんだ」
確かにエレオノが仲間になってくれたらうれしいけど。でも、う~ん。
「あの、私、あの時近くに居たからハクアさんとグルドの會話、聞こえてたんです」
あの時の會話?何話してたっけ?
「娘、エレオノには誰にも言えないがあるんだ。だからこそ何時かはこの村から出て行く事になっても良い様に。と、訓練だけはしていたんだ。だが、私も人の親、大事な娘とは離れ難くてね?もうし訓練してから、と思っていたんだが。エレオノから君達の事を聞いて、君達になら任せても大丈夫だと思ったんだ。だから頼む娘を共に連れていってくれないか!」
何がどうなっているのか分からずに混する私達。
「私はハクアさんがゴブリンだと知っています。だからこそ私はハクアさん達の仲間になりたいんです!」
そっかあの時そんな話してたんだ?でも、何でそれで私の仲間に?
「私がハクアさん達の仲間になりたい理由は私のステータスを見てくれれば分かります」
そう言われた私はエレオノのステータスを見る。
名前:エレオノ・アノマリス
レベル:10
別:
年齢:17
種族:半吸鬼ダンピール
クラス:なし
「「は?」」
 
ステータスを見た、私とアリシアの聲が重なる。
「私はダンピールなんです」
おう!まじか!まぁ、確かに今更だけど、只のレベル1の人間のの子が、幾ら脆くなったからってグルドのを突き刺したり出來ないよね!本當今更だけど てか、吸鬼までいるんかい!
『神様:大の生、幻獣、架空のは揃えてあります』
余計な事を!會うのが楽しみじゃないか!
『神様:流石私が選んだ人間正直ですね』
「ギルドちょうが?」
「いや、私では無く妻だよ。エレオノを産んですぐ居なくなって仕舞ったがね」
これは深く聞かない方が良さげだね? 
「やっぱりダンピール何て仲間に出來ませんか?」
「ご主人様」「ゴブ」
「エレオノさえいいならいっしょにいこ?」
「良いんですか?」
私は頷きながら「まえにもエレオノだったらかんげいっていったよ」と、笑って見せた。
「あっ、ありがとう・・ございます」
▼▼▼▼▼▼▼▼▼ 
エレオノを仲間に加えた私達は、一度宿に戻り改めてステータスの確認をしようとしていた。
とっ、その前にエレオノが仲間になったんだからヘルさんの事も紹介しないとね?
「エレオノもうひとりしょうかいしたいなかまがいる」
「えっ?もう一人ですか?」
ヘルさん。
〈はじめましてエレオノ私の名前はヘル、マスターの使い魔です〉
「えっ?えっ?頭の中にの人の聲が?」
エレオノは頭の中で聞こえたヘルさんの聲に狼狽える。
何この子可い!
「エレオノさん落ち著いて下さい、実はですね・・・・」
アリシアがエレオノに説明し終わると。
「失禮しました!これからよろしくお願いします!」
〈因みにマスター〉
何ヘルさん?
〈エレオノのステータスを確認する前にアリシアとエレオノのクラスを変更しませんか?二度手間になります〉
あ~、確かに。よし!先にクラスの変更しよう。
「アリシア、エレオノふたりのクラス、さきにかえよう」
「あっ、そうですね?私はもうマスターしましたしね」
「そっか、私もクラス変更出來るんだ!えっと、じゃあまたギルドに行くんですか?」
「ダイジョウブ、アクアすこしまってて」「ゴブ」
私はそう言って二人の手を取り再び呼び掛ける。
クラリス今平気?
『クラリス:ええ、大丈夫よ』
「あの、何が?」「二人とも目瞑って」
私の指示に従い目を瞑る二人。
「えっ?あれっ?ここ、何処ですか?」
『クラリス:いらっしゃい、ハクア、アリシア、それとエレオノだったかしら?』
「えっ?あっ、はい、合ってます」
「エレオノさんこちらの方は職業神クラリス様です」
「えっ?えっ?ええええぇぇぇ!」
混するエレオノにまたも説明するアリシア。
『クラリス:あの子可いわね』
やっぱそう思う?
「あっ、あの先程は失禮しました!私はエレオノと言います。よろしくお願いします」
『クラリス:ええ、よろしく、フフッ』
めっちゃ張してるな~。
「當たり前じゃないですか!せめて説明してからにして下さいよハクアさん 」
『クラリス:それで今日は二人ともクラスを替えに來たのよね』
「「はい」」
「あっ、でもまだスキル換してませんでした」
『クラリス:大丈夫よ私が直接すればポイントがちゃんと有るならそのまま出來るわ。それで何のクラスに就きたいのかしら?』
「えと、私は森呪使いドルイドに」
『クラリス:ああ、貴は霊使い目指してたのよね』
「はい」
「あの、ハクアさん私はどうしましょう?」
なりたいクラスはないの?
「えっと、一応前衛職をメインにしようかと思ってますけど、個人的には魔法剣士に憧れてます」
うん、マルチにこなせるから良いんじゃない?
「ありがとうございます!じゃあクラリス様、私は戦士になりたいです」
『クラリス:分かったわ。戦士に森呪使いね?そう言えば一度マスターしたクラスなら自分で変更する事も出來るわ。だから魔法剣士も選択としては良いと思うわ』
「ありがとうございます」
『クラリス:フフッ、素直ないい子ね?はい、クラスの変更は出來たわ。それでハクアはどうしたの?』
いや、本人目の前にして言うのも何だけど、吸鬼ってモンスター枠じゃなくて人界の枠何だと思って。
『クラリス:そう言うことね。先にいえば吸鬼はモンスターの枠よ勿論ダンピールもね。けど上位の魔族や魔人はクラスを取得している場合もあるわ。向こうには向こうで邪神とか要るしね。
それとダンピールもるけれど、人界にも魔族は居るわ。それは昔、この世界が作られたばかりの頃、モンスターに襲われ子供を産んで仕舞った子達の子孫がそうよ。今では人狼や貓人、鳥人何て呼ばれてる一部の種族は、昔はモンスター扱いされて討伐もされていたしね。でも今では大分減ったのよ?まぁ、これもあなた達転生者がけれていたおも有るけどね』
ああ、ケモミミは正義だよね!
『クラリス:ええそんなじよ。それじゃあアリシア、エレオノまたクラスを替えたい時はいらっしゃい』
「「はい」」
じゃあまたねクラリス『クラリス:ええ、また』
そして私が目を開けると。
「前にハクアさんとアリシアさんがやってたのって、これなんですね」
「ええ、すいません。驚かせてしまって」
「いえ、おで神様に會えましたから」
〈それではステータスを映しますね。まずはアリシアから〉
名前:アリシア・アールヴ
レベル:18/20
位階:1
別:
種族:エルフ
クラス:森呪使いLV.1
HP:330→350
MP:380
攻:62→55
防:60→80
魔攻:210→220
魔防:205→215
敏捷:69
知恵:340
用:148
運 :15
武:支給弓
副武:銅のナイフ
防:森人の狩服
アクセ:無し
魔法:
風魔法LV.8、土魔法LV.3、火炎魔法LV.1
水魔法LV.4、除去魔法、呪魔法LV.1(新)
範囲魔法(新)
魔法名:
ウインドブラスト、ウインドカッター、ファイアブラスト
ファイアアロー、ウォーターウォール、アースクリエイト
クオリア
ユニゾン:
ボルケーノ、インフェルノ
稱號:奴隷、王家の筋、強敵打破ジャイアントキリング、魔族殺し
スキル:戦闘系スキル
【魔闘技LV.1】
技能系スキル
【薬草調合LV.5】【集中LV.8】
【料理LV.6】【野生LV.7】
ステータスUP系スキル:
【剛力LV.3】【堅牢LV.3】【魔LV.5】
【魔坑LV.4】
スキル補助系
【魔法の天才LV.7】【魔法の技巧LV.7】
【弓のコツLV.4】
攻撃ダメージUP系
【魔力覚醒】
補助、その他スキル
【霊契約】【速攻魔法】【MP消費緩和LV.4】
【MP効率upLV.3】【魔力作】【無詠唱】
「スキルが2つ増えましたね!」
「アリシアさん王族の方なんですか凄いです!しかもこんなに沢山スキルが有るんですね!」
「私もこの稱號はよくわからないんですよ」
〈今回増えたのは森呪使いの魔法ですね。呪魔法は、毒や、麻痺等のステータス異常を起こさせる魔法ですね。範囲回復は、アクアの治療魔法よりも回復力は低いですが、タグでパーティー登録したメンバー全員を回復出來ます〉
うん、アクアといいじに住み分け出來てるね。
〈では次にエレオノのステータスを確認します〉
「よっ、よろしくお願いします」
名前:エレオノ・アノマリス
レベル:10/20
位階:1
別:
年齢:17
種族:半吸鬼ダンピール
クラス:戦士LV.1
HP:400
MP:100
攻:115
防:85
魔攻:40
魔防:60
敏捷:110
知恵:130
用:115
  運  :55
武:なし
副武:なし
防:戦士のインナー
アクセ:無
魔法:なし
武技:
三段突き、パワースイング、連撃、ブラッドソード
稱號:英雄の資質、半吸鬼
強敵打破ジャイアントキリング、魔族殺し
スキル:戦闘系スキル
【魔闘技LV.1】
技能系スキル
【直LV.1】【け流しLV.2】【見切りLV.3】
ステータスUP系スキル:
【剛力LV.4】【堅牢LV.3】
【魔LV.1】【魔坑LV.2】
スキル補助系
【剣の天才LV.3】【剣の技巧LV.5】
攻撃ダメージUP系
【剣技攻撃力up】
補助、その他スキル
【MP消費効率upLV.2】【背水】【多勢無勢】
【學習】【日無効】
あれっ?また私凄いの拾った。
〈はい、また大ですね〉
「あの~?間違いない無いんですか私が英雄の資質何て?」
〈間違いありません〉
「私も同じこと聞いたな~」
アリシアが遠い目してる。
〈とりあえずスキルの説明を【け流し】は攻撃をけ流すさいの功率に関わるものですね。剣の天才、技巧は攻撃力や武技の威力に関わるようです〉
武技?これは何、はじめて見た?
「あれっ?皆さん武技知らないんですか?」
〈武技とは武を扱うことで會得できるの様なものです。魔法と同じくMPを消費して扱います。マスターの【麻痺崩拳】も本來は武技にります〉
あれっ?じゃあ何で攻撃系スキルだったの?
〈マスターの場合、種族の特として手にいれて要るので〉
なるほどね。
〈【剣技攻撃力up】は剣技を使用した際に攻撃力がupします〉
剣技?
〈剣技はそのまま剣の技です。短剣等なら短剣技となり、全てを含めて武技と呼びます〉
なる!素手なら格闘系の武技覚えるから私の【麻痺崩拳】も本來は武技なのか!
〈【背水】は自分のHPがないほど攻撃力が上がります。
【多勢無勢】は敵の數が自分のパーティーよりも多いとき攻撃力が上がります。【學習】は全ての練度が上がりやすくなります〉
「私こんなにスキル有ったんですね?」
〈稱號のおもありますがそうですね〉
まぁ、とりあえずこんなものかな?
〈はい、では確認も終わったのでこのまま出掛けましょう〉
ヘルさんに言われた通り、私達はこの間の戦闘で駄目になった裝備品を買いに向かっていた。
「あの、本當に私の裝備まで買って貰って良いんですか?」
「そんなに気にしないでくださいエレオノさん。ご主人様が良いって言うなら大丈夫ですよ」
「あっ、アリシアさん、私の事は呼び捨てで良いですよ!敬語とかも要らないですし」
「私は元々この喋り方なので、じゃあエレオノも敬語は使わなくて良いですよ?あんまり慣れていないんでしょ?」
「あぅ、分かりますか?」
「ええ、まぁ」
「うぅ」
「エレオノもなかまなんだから、しゃべりやすいほうでいい、わたしにもけいごはいらない」
「えっ?そうなんですか?」
えっ?私そんな敬語喋らせるキャラなの?
「えっと、じゃあハクア?これからもよろしく!」
「それでいい、こっちこそよろしく」
話をしているとこの間の店が見えて來た。
「ご主人様は武を見ていて下さい!私はエレオノと防の服を見てきます」
「さいしょは、あんまりねだんはきにしなくていいから」
アリシア達にそう言って、私とアクアは武を見に行く。
この間も思ったけど、実際見るとんな武が有って楽しいな!據え置きゲームの時は名前と種類だけだからね。実際見ると楽しい。
さて、私の武は何にしよう?
そう、それが一番の問題何だよね?私は崩拳とか爪、噛みつきがスキルだから明らかに近接武の籠手とかがいいんだろうけど、私も武技覚えたい だからナイフ両手に持って雙剣技とかないかな?
〈雙剣技も有りますが、その場合雙短剣技になります〉
あるんだ!よし!じゃあそれに決めた!
「ご主人様決まったんですか?」
「うん、アリシアたちは?」
「はい、この間買ったのもっと良いやつが有りました」
見た目あんまり変わらないけど何が違うんだろう?
〈見た目が同じでも素材が違えば桁と効果が違います〉
「私とアリシアは今の所、二人と違ってこの服の上に軽裝の防付けるだけだから簡単だったよ」
「そっか、ふたりはぶきどうする?」
私はナイフ二本で、アクアも杖新丁したからね。まぁ、やっぱり棒眺めてたけど・・・。
「私はやっぱりナイフと、弓を新しくしようと思います。なるべくMPを節約する場面もありますから」
「えと、私は片手剣がしいです」
「たては?」
「私バックラー苦手何だよね」
「でもこれからはぜんえいやってもらうから、できればつけてほしいかな?」
「う~ん、そうだよね。分かった頑張るよ」
と、言うわけで私達は全員分の武と防、アクセサリを買いました。お金はしおまけして貰って、全部で金貨15枚、銀貨50枚でアリシアとエレオノが青い顔してた。さもありなん。
「そろそろいこうか?」
次の日、私達は全ての用意を済ませてエルム村から出発する所だった。
「気を付けるんだぞ。エレオノ」
「うん、お父さんも無理しちゃ駄目だよ」
「ハクア君娘をよろしく頼む」
「りょーかい」
「行ってきますお父さん」
エレオノがギルド長に手を降りながら私達と歩いていく。
「さみしくない?」
「全然って言ったら噓になるけど、でもおんなじ位ワクワクもしてるの!」
「そっか、あらためてよろしくエレオノ」
「はい 」
そのエレオノの元気な返事を聞きながら、私達は次の冒険に出掛けた・・・・・。
まぁ、進化するから休める所に行ったら、直ぐにストップするけどね? 
星の見守り人
如月 星(きさらぎ せい)はごく普通の宇宙好きな天文探査官だった。 彼は銀河連邦の公務員で有り、科學や宇宙が好きだったので、宇宙探査船に乗って、宇宙探査局の命令に従い、のんびりと宇宙探査をしていた。 辺境の宇宙を しかし彼の少々変わった才能と、ある非常に特殊な遺伝的體質のために、彼は極めて特殊な計畫「メトセラ計畫」に関わる事となった。 そのために彼は萬能宇宙基地とも言える宇宙巡洋艦を與えられて、部下のアンドロイドたちと共に、宇宙の探査にでる事となった。 そしてある時、オリオン座のα星ベテルギウスの超新星爆発の調査に出かけた時、彼のみならず、人類全體の歴史と運命を背負う事になってしまった・・・ これは科學や探検が好きな一人の人間が、宇宙探検をしながら、しかしのんびりと暮らしたいという矛盾した欲求を望んでいたら、気が遠くなるような遠回りをして、ようやくその願望を葉える話である!
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