《付き合って結婚した後》菜の仕事
今回は菜のモデルや優の仕事についての語。
「菜〜今日仕事あんの〜?」
「一応ね〜」
最近、菜はドラマの撮影が忙しいのだ。
「そっか、じゃあ今度で。」
「何しようとしてたの〜?」
「夜ご飯どこか行こうかと思ってたけどいいよ。」
優人は悲しそうな顔を隠しているつもりだが、菜にはその気持ちがわかった。
「ごめんね…これ終わったら結婚式だから。」
「そうだな!9月まで待つか!」
「ヒナりまーす。」
「あ!ヒナさん!お疲れ様です!」
今回の撮影は、菜がヒロインの系ドラマだ。
「ヒナちゃん!今日も頑張ろうな!」
「うん!」
今話し掛けてきたのは、ヒロインの相手は「ケイ」という昔からの仕事仲間だ。
「そういや、優人君とどうなの?」
「最近一緒に居られないけど、楽しいよ!」
「そっか〜たまには休み作ってもらう?」
「いいよ、悪いから…」
初めの撮影は、壁ドンという古すぎるシチュエーションだった。
古すぎると思いつつ、いざされてみると、意外とキュンときてしまった。
「どうだった?」
「すごいキュンとしちゃった!優人にもされたこと無いし!」
ケイは菜の頭をでて、にっこり笑った。
「ありがとな。そうだ、今度ご飯行かないか?」
「いいけど…」
「優人のことだったら、そっちを優先してくれ!」
優人との時間も作りたいので、お晝に約束をした。
「ごめんな〜!今日忙しいのに。」
「ううん、この後何も無いから!」
お晝は、おしゃれなパスタ屋であった。
「最近悩みとかあるのか?」
「悩みか〜、強いて言うなら優人との時間が無いことかな…」
ケイにとても気の毒な顔をして謝られた。
「悪い!せっかくの時間を!」
「大丈夫よ。今は優人も仕事だから。」
菜の言葉に、ケイは安心した顔を見せた。
「でも、なんで優人のやつは俳優辭めたんだろうな…」
優人は、高校、大學時代に菜と共にスカウトされ、超人気俳優だったが先生になりたいと引退したのだ。
「さぁね…」
「妻なんだろ?教えてくれないの?」
優人には、ある恩師がいた。(本編で掲載予定です。)本當は彼のようになりたかったらしいが、今は言わないことにした。
「きっと…とても強い気持ちがあったのよ…」
to be continued…
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