《付き合って結婚した後》控え室

2人は披宴の前に、控え室にっていた。

「優人…二人っきりになっちゃったね…」

「そ、そうだな。」

「その…さ…ありがとね…」

菜は何故か泣きそうな顔になってしまい、優人に抱きついた。

「おいおい、まだ終わってねぇぞ。」

「待って…私今ひどい顔だから…」

優人は菜の言葉を聞かずに顔を見た。

「ばかぁ!」

「なんだ、可いじゃん…うん?」

泣いていたのか、涙のせいで化粧が落ちてしまっていた。

「ごめん…お化粧するね…」

「お前はそんなのいらない。だからさ…」

優人は菜に壁ドンと言う程ではないが、似たようなことをした。

「なに…?ひゃあ!」

「なぁ…俺我慢出來ない…」

優人は菜を押し倒し、キスした。

「こんな所で…やめてよぉ…」

「悪い…つい…」

急にドアが開いて、式場のスタッフが呼びに來たが、2人はキスしていたのでスタッフと気まずい雰囲気になってしまった。

「あ…もうすぐで始まるので、準備出來たらり口に來てください…それでは!」

「これは!誤解で…」

スタッフは急いで出ていってしまった。

「新郎、新婦場!」

音楽が流れ、優人と菜はくっつきながら正面の席へと向かった。

「え〜…優人です。今日はお集まりいただき、ありがとうございます。」

「ええ〜、という事で堅苦しい話は終わりにして、私翔が司會を務めます!」

張している優人のことを察したかのように、翔が進めてくれた。

「まずは2人の馴れ初めから!意外と知りませんよね〜?」

「翔君?!私達馴れ初めなんて聞いてないわよ?!」

翔はにっこりと笑い、2人はゾッとして変なこと言われないか心配だった。

「まずは優人からですね!」

これからヒヤヒヤする話しが始まるのであった。

to be continued…

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