《付き合ってから結婚するまで》姉のアドバイス

菜は家に帰ると優人との事を思い出し泣いてしまった。

「私…最低だ…」

「どうした菜、そんな泣いちまって。」

「おねーちゃん…」

菜には1つ上の姉がいる。

その名も芽、頼れる姉だ。

そんな姉ならこの悩みを打ち明けられるだろう。

「そうか…そんな事が。」

「私、どうすれば良いのか分からない…」

「そりゃだもんな。」

姉のという単語を聞いて何故か納得してしまった。

「こ、?!」

「だって見れば分かるぞ。最近ため息ばっかついてるだろ。」

「そ、そうかも…」

やっぱり好きなのだ。だから優人に冷たくされてとても悲しくなったのだろう。

「付き合ったら?」

「付き合うべきかな…」

「私はどっちでもいいけど、見てて辛いから好きなら付き合え。」

付き合うって、どうすればいいんだ?告白?それともラブレター?古すぎるか。やはり今はメールか?

それに、もしも振られたら二度と優人と話せなくなりそうだ。

「直接告白したらどうだ?」

「そ、そんな事出來ないよぉ…」

「ちくしょう、可いなお前。」

菜の顔は完全にする乙だった。

直接告白するならどこかに隠れてしよう。あまり早めに周りに知られると々と面倒なのでしばらくは隠しておきたい。

「いいか?上目遣いだ。それさえすれば大男は落ちる。」

「え、そんなもん?」

「ああ、この前読んだマンガに描いてあった。」

しかし、この後1週間程は優人と話すこと無く経過してしまった。

to be continued…

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