あのメールから一夜開けて、學校の目の前の道路を歩いていた。

「ゆーうと！」

背中にむにゅっとした懐かしい覚をじた。

「菜?!」

「また一緒に登校できるね！」

みんなの見ている所でを押し付け、抱きつくのをやめない。

「なぁ、付き合ってる事言わないんだろ？」

「でも前からこんなじじゃーん！」

くそっ、可い。

無意識に優人の方からも手がびてしまった。

「あれ？菜ちゃん仲直りしたの？」

後ろから奏が現れた。

「えぇ?!付き合ってないけど?!何か?!」

「え？付き合ってる？どういう事？」

「おい菜、早速バレるから黙っとけ！」

晝休みになり、この日からは菜と二人きりで晝食をとることにした。

丁度誰も使ってない空き教室があったのでそこにした。

「やった〜！優人とお晝〜！」

「そんなに嬉しいか？」

「當たり前でしょ！好きな人とご飯なんて…そうだ！優人の卵焼きちょーだい！」

菜はとても嬉しそうだったので、思わず見つめてしまったら照れてお弁當のおかずを換しようと言った。

「ねぇ、今度は私がお弁當作ってあげようか？」

「ほんとに?!じゃあ頼むかな。」

「うん！明日作ってくる！」

明日が楽しみだと思いつつ典型的な人同士みたいで恥づかしくなった。

「これから楽しみね。お弁當作って、たくさんデートして、それから…」

「そうだな。まずは映畫とかかな。」

菜はし赤くなって優人に抱きついた。

「ぎゅーっ！最初はハグからね！」

恥ずかしさを隠すためか、こちらに顔を見せてくれなかった。

to be continued…