《付き合ってから結婚するまで》生徒會室

前回、優人と菜は付き合っている事を隠しているため空き教室でお弁當を食べていたが、生徒會長のにバラすと言われ仕方なく生徒會の手伝いをすることになったのだった。

「じゃあ、開けるぞ…」

「うん…」

生徒會室のドアを開けると、そこには逆立ちをした會長と書記がいた。

「な、何やってるんですか…?」

「お、おぉ!ちょっと待っ…うぉああああ!」

會長が優人の元に倒れてきた。

「私の勝ちですよね?會長。」

「クッ…何故だッ!」

どうやら、生徒會のプリントをどちらが運ぶかを爭ってた際に逆立ちで勝負していたらしい。

「俺達、こんな人達に弱み握られてんのか?」

「あ、あはは…」

會長達は気を取り直して、各々席に座った。

「それで、何をすれば?」

「とりあえずこれよろしく。」

會長が渡したのは生徒會新聞だった。

しかも、白紙である。

「え、これ俺がやるんですか?」

「おう。」

「會長は…?」

「俺は他校に用事があるからな。」

會長は隣町にある高校へと行ってしまった。

「お二人さん、もうキスはしちゃったんですか〜?」

「な?!する訳ないだろ?!」

「そ、そうよ!」

書記はニヤニヤしながら用事があると生徒會室を出た。

しかし、生徒會室のドアはガラスでし外が分かるようになっているため、書記がぴったりと耳をつけている事がバレバレだった。

「あの、見えてますよ。」

「え〜!バレた〜!」

この後もしばらく書記によるいじりが続いた。

to be continued…

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