《付き合ってから結婚するまで》別れ話

菜は自分の上靴の中に畫鋲をれられ、足を怪我していた。

なんとか手當てして貰い、次の日に學校へ行けるようになった。

菜ちゃん!」

「奏?どうしたの。」

「私が守るよ!ボディーガード!」

菜は奏の言葉に涙が出そうだった。

ここまで心強い友達はいないだろう。

「ごめんね…私、優人と別れる事にする…」

「えぇ?!菜ちゃん付き合ってたの?!確かにそんなじはしてたけど…」

そうか、姉と生徒會メンバーくらいしか知らないのか。

「でもなんで?」

「私、考えたの。私が波先輩のライバルになってるから…」

「おかしいわよ!」

「ごめん…」

結局、優人の機に向かっていた。

菜、話があるんだけど。」

「優人、話があるんだけど。」

なんと2人の言葉が被ってしまった。

「ごめん!菜から言ってくれないか?」

「私達、別れましょ。そして波先輩と付き合って。」

「はぁ?!なんで?!」

優人はとても怒っていた。當たり前だろう、優人はずっと謝ってきていたのに菜が別れ話を持ちかけたのだから。

「それが、お互いの為になるの。」

「俺はやだよ!」

優人は大聲で言い放った。

「なぁお前ら!コイツは俺の彼だ!たとえ波先輩でも、學校一の人でも、俺の彼菜だけだ!」

「え…?」

優人の言葉にクラスは靜まり返った。

「そういう事だ。菜、これからもよろしくな。」

クラスメイトの前で優人に抱きしめられてしまった。

教室中から2人は拍手を浴びた。

「いいぞー!」

「やっぱな!俺もお似合いだと思ってたー!」

to be continued…

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