《付き合ってから結婚するまで》勉強會の次の日

菜との勉強會を終え、いつも通りそれぞれの家から登校する時に菜と合流した。

菜、おはよ。」

「お、おはよ?!」

夜の一件もあったからか、菜はずっと優人の前で恥ずかしそうにしている。

「そうだ、勉強進んでるか?」

「…」

菜は目を合わせてくれない。

「ひ〜な〜!」

「きゃあ?!」

優人はいつもされているように菜に抱きついた。

「ばか!びっくりしたじゃない!」

「はは、元に戻った!」

菜は優人が気を使っていたのをじ取ったのか、しいつも通りの姿に戻った。

「もう!子に抱きつくとか有り得ない!」

「すまんな、菜が張してたから。」

「私も…後で抱きつくから…」

翔と祐一も合流した。

「おいおい、勉強會を通して仲良くなってんな!」

「優人から抱きつくなんてな。」

「う、うるせ!」

菜はまた真っ赤な顔になり、優人の服の裾を引っ張ったままになってしまった。

菜ちゃん、ほんとする乙になったよな。」

「でも、馴染と付き合うって別れた後面倒くさそうだな。」

確かに、これまで家族ぐるみの付き合いだったのに別れた後は気まづ過ぎる。

「別れないもん!」

「お前つい最近まで俺に別れ話してきたろ。」

「あ、あれは私悪くないし!」

夫婦喧嘩やめろーとか言われてるに結局仲良くなってしまうのだ。

しかしこの時、まさか將來結婚するなんて思ってもいないだろう。

to be continued…

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