《【意味怖】意味が分かると怖い話【解説付き】》カカシ

し遠出をしてドライブをしていると、気になる景を見つけた。

田んぼの中に一直線にカカシが並べられているのだ。

季節は冬前なので、刈り取りは終わっているようだ。

だからこそ違和じた。

その田んぼの近くには農家らしき人が何人も集まっていたので、気になって話を聞いてみた。

「このカカシはなんなんですか?見たところ除けではなさそうですが…」

「ああ、これはカカシの供養でね。

稲の刈り取りが終わった後に、謝を込めてその年に使ったカカシを燃やすんだ。」

なるほど、燃やして出た灰も料になるし、理にかなった風習があるんだな。

この近くの集落ではおなじみのことらしく、だから人も集まっていたんだな。

話を聞いているとちょうど火をつけ始めるところだというので、

せっかくだからしばらく眺めていくことにした。

カカシに火がつけられ、橫のカカシもどんどん燃え移っていく様子をぼんやりと眺める。

突然カカシの中の1つが左右に揺れていた気もしたが、周りの人の穏やかな笑顔を見ていると、

なんだか心が溫まる気がした。

(↓解説はこのまま下にスクロールしてね↓)

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解説

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並んだカカシの中には、本の人間が混じっていたよ。

その人はを拘束され口も塞がれた狀態でカカシにカモフラージュをされて、

バレないように燃やされていたんだね。

最後の抵抗で左右に揺れていたみたいだけど、そのかいもなく。

よそ者の語り手はともかく、近くの人が誰も気づかないわけはないから、恐らく村ぐるみでの犯行なんだろうね。

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