《【意味怖】意味が分かると怖い話【解説付き】》夜襲

時は戦國。

私は一國を治める大名で、現在は隣國と戦の真っ最中だ。

一進一退の攻防を続け、互いに知勇をぶつけあっている。

ただ、この川のほとりに陣を張ってからは、しばらく直狀態が続いている。

軽率に攻め立てれば川を背に退くことは難しくなるし、天候も勝敗を決する重要な要素になってくるため、お互い攻めあぐねている狀態なのだ。

そんな現狀を打破する策がないかと軍議をしていると、見張りをしていた兵士が焦った様子で陣幕にり、報告に來た。

どうやら、敵軍が大掛かりな夜襲をしかけてくる夢を見たというのだ。

馬鹿な話だが、萬一ということもある。

私は何か嫌な予じたので、その話を一蹴せず、夜襲に備えるよう全部隊に指示を出した。

その夜、驚くことに本當に敵軍が夜襲をしかけてきた。

川を越えてくる大部隊。

事前の準備のおかげで、わが軍は川に追い返すように迎撃態勢をとり、逃げう敵軍相手に大勝をおさめた。

夜襲部隊を壊滅させることができたので、今後はかなり有利に戦いを進められるに違いない。

私はこの夜襲の予言をしてくれた兵士を呼び出し、切腹を命じた。

(↓解説はこのまま下にスクロールしてね↓)

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解説

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夢で予言をした兵士は見張り。であれば本來寢てていいわけがないよね。

今回は結果的にお手柄だったけど、見張りが寢てたら1歩間違えれば大損害になりかねない。

そこを重罪とみなして、切腹を命じたんだね。

戦國の世は厳しいよ。

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