《7 Start》

地獄

高垣花蓮かれん

日曜日

6時00分

目を覚ました私はすぐに攜帯で音楽を流す

音楽と言ってもをほぐす為の音楽

言わばラジオである

音楽に合わせて私はをくねらせる

最初は嫌々やっていたが

慣れてくるとコレが案外気持ちいい

踴りを終えた私は

自室からキッチンに行き

冷蔵庫を開く

冷蔵庫の中にはミネラルウォーターが大量にっている

と言うか

ミネラルウォーターしかっていない

何故ミネラルウォーター専用の冷蔵庫があるのか

それは母がアホだからである

私の母は格が素直で人が良いからか

すぐに々なを売りつけられてしまう

このミネラルウォーターがそうだ

なんの変哲もないミネラルウォーターではあるが

にとても良く、悪い気を洗い流し、細胞レベルから綺麗なに生まれ変われるらしい

しかも今流行りのラベルレスを採用しており

分表などは公式サイトにアクセスしないと閲覧できないとの事だった

普通ならばキャップやダンボールなどに分表が印字されてないとおかしいのだが、貴重な水の為それをやってしまうと

すぐに売り切れになってしまうらしい

しかもこの公式サイト…アカウントを作らないと

れないはいれない仕組みになっていて

アカウントを作ってもアカウントごとの階級で閲覧できるが違ってくると言う

謎システムも存在している

母が言うには定期購を沢山続けていれば

いずれは階級が上がり

沢山の有難い報にアクセスできる権限を貰えるのだとか

ミネラルウォーターの有難い報ってなんだ?

山で飲む水は味しいだとか

パワースポットから吹き出す水は

幸運こううんを運んでくるだとか

そう言う報だろうか?

確かに興味深い報ではあるが、そんな報は今の時代何処でも手が可能だろう

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こんなのに騙される人なんて居ないでしょ?

ってじではあるのだが、騙されるアホは一定數存在しているのだ

この冷蔵庫もそうだ

特別な機能があるようには見えない普通の冷蔵庫だが、ミネラルウォーター本來のパワーをしっかりと閉じ込めておける優れものらしい

お値段はなんと40萬円

こんな冷蔵庫を買う余裕が家うちにあった事にも驚いたが、そんな母を見ても怒りすらしない父にも心底しんそこ驚いた

まぁそれでも水自に罪はないし

母の事も嫌いにはにわなれない

無知は罪ではあるが、世の中には仕方のない事も存在するのだ

と言うか養って貰ってる分の私が、とやかく言う資格などないのだ

私は親に生かされているし、それは本當に有難い事である

母は農家の娘で父が農業を手伝うようになってからは

この家を売り払う話も出ていたが

私達が大人になるまでは殘しておこうと言う流れになり

今も私と母と姉で暮らしている

私は親への恩をじながらミネラルウォーターを一気に飲み干した

朝の一杯は本當に味しい

私は夜起きてトイレに行きたくなるのが

嫌なので

寢る前の水分摂取は控えめにしてある

も潤ったので自室に戻る事にした

自室にはランニングマシーンが置いてあって寢起きに15分間走るのが日課になっている

15分間の運を終え私はお腹がすいていたので再び冷蔵庫に向かった

ミネラルウォーター専用の冷蔵庫を無視して

もう一つの冷蔵庫を開ける

中にっていたお味噌を取り出しキッチンに置く

水道水をれたヤカンをコンロに乗せ強火で溫める

保溫していたお米を椀しるわんに盛り付け

その上にお味噌を放り込んだ

鰹節パックを一袋開けてお味噌にまぶす

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沸騰したお湯を椀しるわんに注いで

スプーンで豪快にかき混ぜる

朝食の完

自室に持って行くと匂いがこもってしまうので

リビングで頂く事にした

「いただきます」

モグモグ

相変わらず味しい

朝に飯はするなと言う言い伝えを聞いたことはあるが

私はあまり気にしない

夜中に爪を切るのだってしょっちゅうだ

私がリビングで食事を楽しんでいると

母がリビングにやってきた

「おはよう」と互いに挨拶をわす

「良いが屆いたのよ」

そう言いながら母はダンボール箱を見せてきた

私の目の前で開封かいふうしていく

私は母のこう言う、無邪気なところが好きだ

見ていて微笑ましくじる

味しい食べでも屆いたのかとし期待をしていると

中なかからは魔法のランプみたいなが出てきた

「じゃじゃーん!コレを毎日磨けば願いが葉うんですって!」

嬉しそうに言う母を見て

私は呆れていた

やっぱりこいつアホだ…

7時30分

朝風呂にり、をさっぱりさせた私は

部屋に戻り勉強をしていた

すると

コンコン

と部屋がノックされる

「どうぞー」と壁越しに聲をかけると

姉がってきた

「花蓮かれん今日暇?」

「暇じゃない」

「なんか予定とかあるの?」

「予定はないけど」

「じゃあ暇なんじゃん?」

「暇ではない」

予定がない=いこーる暇ではないのだ

「ちょっとお願いがあるんだけどさ、今日からコンビニでバイトする事になってさ」

「うん」

「でもちょっと調が優れなくてさ、休みたいんだよね」

「コンビニに連絡いれなさいよ」

「いやーさ、今日がバイト初日じゃん?初日から調不良は々と印象が悪いでしょ?だから私の代わりに出てほしいんだけど」

「無理でしょ!お店の人になんて説明するのよ!?」

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「ほら私達ってパッと見似てるじゃない?だから一日いちにちぐらい別人でもバレないって!」

「いやいや…ちょっと無理があるわよ…」

「お願い!後で埋め合わせはするからさ」

私は姉の無茶苦茶な提案を聞いて、最初は斷るつもりだったが

姉が私を頼って來る事も珍しいので、検討してみる事にした

姉は基本的にスペックが高く有能である

普段頼りにされない事も考えると

ここで一つ姉に恩を売るのも悪くないかもしれない

「何時なんじからなの?」

私が訪ねると姉はピースサインを作り答えた

「12時からよ!」

こいつ本當は元気なんじゃないだろうかと思ったが

人は見かけによらないので信じる事にした

「分かったわ12時ね、後でマップ送っといて」

「ありがとう〜貴方あなたとコンビで本當に良かったわ〜」

「やかましい」

「じゃあ後はお願いね!私はきついので部屋に戻ります!」

部屋から出て行った姉の足音はなぜか元気そうに聞こえた

11時45分

コンビニに到著した

この時間帯はお客さんも多そうだけど新人をシフトにれて大丈夫なのだろうかと不安になる

事務所のドアを軽くノックする

すると中から中年男が姿を現した

「あ〜花鈴かりんちゃんだね〜ってって」

中に通された私は辺りを見回す

薄暗い事務所には二つのロッカーとデスクトップ型のパソコンがあり他にも々なが所狹しと置かれていた

的に散らかってる印象をける

中年男は40代ぐらいだろうか

質で

ニコニコとした笑みを浮かべている

話し方から察するにおそらくは店長かなにかだろう

「とりあえず制服に著替えようか?」と提案されたので

制服を私服の上から羽織った

「今日が初めてだから々と説明するね?」

コンビニバイトの説明を一通りけた

姉に伝えないといけないので要點はメモ帳に書き出す

「メモ取って偉いね!じゃあまずは聲出しからね」

私は指示に従い聲を出す

「いらっしゃいませ!」

「聲が小さい!うちのコンビニはガチコンビニなんだよ!だからもっと大きい聲で!」

「らしゃーせ!!!!」

「うむ、さっきより良いな…そのボリュームを維持してね」

「はい!!!!」

「うむ、じゃあ次はレジの打ち方を教えるよ」

「オネシャー!!!!」

「元気が良いのは良い事だけど、いらっしゃいとありがとうございました以外は普通で良いいいからね」

「はあ…」

元気を維持しろって言ったり、普通で良いいいって言ったりワガママなじじいだな

「君みたいな高校生は言われた事しか出來ない人が多いから、臨機応変にお願いね、言われた事を守るのは大事だけど、あ!でも勝手な行止だよ!」

臨機応変にやって良いのか、教えられた事だけをやれば良いのか、訳が分からないな

全て含めての臨機応変なんだろうけど

「とりあえず山くんの指示に従ってれば大丈夫だよ、山く〜ん!」

「なんですか?」

と呼ばれた人がレジの方から事務所にってくる

「この子、新人だからしばらく面倒見てよ」

「はあ」

はやる気のなさそうな返事をする

見た目は10代後半ぐらいで

大學生でもやってそうな印象をける

は私を手招きするとレジの方に導した

店にはもう一人の店員が居て、その人はレジでお客さんの対応をしていた

この人も大學生ぐらいに見えた

が休止中と書かれたプレートをレジに置き

説明を始める

「まずはお客さまが來たら軽く挨拶をして、POSぽすに力者の報を設定する、今回は花鈴かりんさんが力者だから、ここを押せば設定は完了、解除したい時はここのボタンで解除、客の顔を見て推定年齢、別を判斷して力する、未年にタバコやお酒を売ると一発アウトだから気をつけてね、まぁ今は年齢確認の認証畫面があるから、そこまでめる事も減ったらしいけど…」

やる気がなさそうに見えた山だが案外説明は丁寧だ

「そうなんですか」と相槌を打っておく

「そしたらレジ袋の有無を確認して、必要なら用意する、あとは商品のバーコードを読み込んで、弁當が一點、飲みが一點と復唱していく、お店によってはやらない所もあるけどうちはガチコンビニだからコレぐらいはわやってね、全ての商品をスキャンしたら、合計金額を伝えてお金をけ取る、この時いくらけ取ったかをお客さまにしっかり伝える事、レジにお金をれたら自計算でお釣りが出てくるからそれを渡してレシートも渡す、お札の枚數確認の時はなるべく防犯カメラにも見えるように數えてね、最後にありがとうございましたをしてお客さまを見送って終了」

「了解」

私はなんとなくの流れを把握して

レジにチャレンジする

早速お客さんが一人レジに來た

20代ぐらいの男

私は力者を自分に設定して、お客さん報に20代男と打ち込んだ

「いらっしゃいませ〜、レジ袋要りますか?」

お客さんはジェスチャーでレジ袋を斷ってくる

分かりにくいな…まぁ伝わるから良いけど

「お菓子が二點、おにぎりが一點、合計金額が367円になります!」

男が1000円札を渡してきたので機械の中にれた

「633円のお返しになります!ありがとうございました〜」

お客さんを見送る

ドヤ顔で山の方を見ると山

「72點、レジ袋要りますかが駄目」

と辛口コメントをしていた

「ええ〜!近所のコンビニだと毎回、レジブクロイリマスカ?ってじですけど?」

「何度も言うけどうちはガチコンビニだから、あとお金をけ取ったら千円お預かりいたしますだから」

さんの目がし怖かった

14時00分

清掃、品出ししなだし、軽調理等を教えてもらい

私はとりあえずの流れだけを理解した

が検品を行なっている間

私ともう一人の店員でレジをこなす

お互いに喋らないのは気まずいが、余計な事を喋ると姉が出勤した時にバレてしまうかもしれないので

喋りたい気持ちを抑え黙々と仕事をこなした

幸い相手も人見知りなのか

話を振ってくる事はない

しばらく無難にレジをしていると40代ぐらいの男客がやってきた

「いらっしゃいませ〜レジ袋はご利用なさいますか?」

私の問いかけを無視して男はなにかを口走った

「ワイセン一つ!」

「ワイセン?」

「はあ…ワイセンつったらワイルドセブンだろうが」

知らないわよ!と言うかいちいち略すな!

「ああ〜々お待ちください」

私はタバコの棚を見てワイルドセブンなるものを探すが

見當たらない

「すみません、ワイルドセブンはうちにはありませんでした」

私が謝罪をすると

男は怒り出した

「ああん??あるだろうがよ!目の前に!1番だよ1番!」

私は1番のタバコを確認した

名前の所にはテセウスと書かれている

「あの〜テセウスって書いてあるのですが」

「それだよ!それ!全く使えねーな!!」

意味が分からない

「580円になります」

私が想笑いしながら

金額を伝えると「高えな…全く」

と毒を吐いて580円を払い

店を出て行った

數分後

20代の男がやってきた

「ブンタ一つください」

出た略しタバコ!

「正式名稱でお願いします!」

「はあ?…Seven Start一つください!」

ネイティブすぎて笑ってしまいそうだった

ブンタからのSeven Start…

私はSeven Start…(笑)

のタバコを取り會計を済ませた

今後は棚番號で注文してもらおうと固く心に決めた

16時00分

私は小休憩を貰えたので事務所でパンを食べていた

コンビニの焼きそばパンは革命的に味しく、これが労働の喜びなのかもしれないと私はじた

16時30分

店員が退勤して

新たに男とがやってきた

男は20代ぐらいで背が高い優しそうな人

は大學生ぐらいの大人しそうな人だった

本當はもう一人30代の主婦が來るくる予定だったらしいが子供の調が優れないらしく急遽休みとなったようだ

軽く挨拶をしてなるべく関わらないようにする

あと1時間30分働けば私もこの職場とはおさらばだ

店員の指示に従って業務をこなしていく

私が商品の品出しを終えてレジに戻ると

店員と男店員が言い爭いをしていた

「だから〜AVにはないんだよ!」

があるとかないとかじゃなくて嫌なものは嫌なの!」

あの二人はレジでなんちゅー話をしてるんだと遠巻きに見ているとは揚げていたチキンを床に撒き散らして店から出て行った

私は驚いて

「なにかあったんですか?」と男店員に訪ねた

すると男は私を無視して店の外に走り出す

私は唖然と立ち盡くす

の有線放送では伝説のロックバンドが復活した記念にと「スタートフィッシュ」と言う名曲が流れていた

曲のせいでロマンチックに見えたが今はそんなことより、現実問題の方が深刻だ

17時の混みそうな時間帯、散するチキン

事務所にると店長らしき人は姿を消していた

「店長ーー!!!」私はやばすぎてんでいた

とりあえずレジに戻る

客はまだない、今のうちにチキンを片付けようと手をばす

「あつ!」

チキンは揚げたてでかなり熱かった

熱さに悶えていると

カメラのシャッター音おんが聞こえた

レジの方を見ると男がこちらの寫真を撮影している

私は男に怒鳴った

「ちょっとあんたなに撮ってんのよ!」

私がレジの方に向かうと男はそれも面白いおもしろいと言うかのように畫撮影をし始めていた

「ちょっと勝手に撮るのは盜撮よ?分かってんの?」

私が怒鳴ると男は笑いながら店の外に逃げ出す

「待ちなさい!」私は追いかけようとしたが、手がヒリヒリしていたので流水で冷やす事にした

やばい

焦りすぎている

深呼吸をする

とりあえずあの盜撮魔はあとで特定するとして

今はお店の方を優先しないと

そんな事を考えている合間に

レジにお客さんが來ていた

「すみません〜レジお願いします!」

私は聲を聞きレジに向かう

「お待たせしました」

レジの対応をする

手がまだヒリヒリしている

レジを済ませてお禮を言う

すると

お客さんが店の中に散らかってるチキンを見て

一言ひとこと言ってくる

「ちょっと衛生的に問題だよ?早く片付けないと、お客さん的にも引いひいちゃうよ?」

「ご忠告ありがとうございます」

私はキレそうになるのを我慢して

想笑いを浮かべる

近場にあった古ふる新聞で

落ちていたチキンを隠した

レジの混み方が尋常じゃない

普通なら二、三にさん人にんで回す時間帯なのだろう

私が公共料金の支払いで手間取ったせいで長蛇の列が出來ている

會計後に「混む時間帯なの分かってるんだから、もっと人れないと駄目でしょ?」とか「おせーよ」

等の罵聲を浴びせられた

休止中のレジに品を置いて割り込みをしようとしてるおじさんを無視してたら

おじさんは怒って品を置きっぱなしで店を出て行った

なんなのよこの地獄は

私が悪いの?

社會が悪いの?

いや悪いのはあのロマンチック野郎達よ!

ふざけないで!

私は心の中で店長を呼んでいた

店長カムバック!!

今一番必要なのは貴方あなたです!!

貴方あなたの笑顔が私は見たい!!

そう願っても店長は來ない…

この世の終わりみたいな気分でレジをこなしていく

ありがとうございましたと言う聲は

いつの間にか掠れていたかすれていた

18時30分

店長が戻ってきた事でしだけお店が落ち著いていた

店長はかなりきが早く

思ってたより頼りになる存在だった

チキンもきちんと片付け

私は店長に大まかな事を説明した

店長は夜勤の人に早出のお願いをしたらしく

19時30分には二人の従業員が來るらしい

も厚い

店長のは伊達ではないなと思った

コンビニのゴミ捨てをお願いされた私は

店の外に出る

すると

一人の青年がチキンの皮を地面に撒き散らしていた

私はさっきの

チキン撒き散らし事件を思い出して

むかっ腹ぱらが立ってきた

ゴミ捨て業務も忘れて

青年に聲をかける

19時02分

青年を説教し終えた私は

店に戻る

レジにると先程のワイセンおじさんがまた店に來ていた

一日いちにち2回も同じコンビニに來るなんて

やっぱり変わってるわね

私はさっきの仕返しも込めて

40代ぐらいのおじさんを

80代ぐらいに設定して接客をした

今日はモヤモヤする事が多かったけど

しだけ

ほんのしだけ

気分が晴れた

私は店長と一緒に19時30分まで働いて

今日の労働を終えた

「お疲れ様〜今日は初日だったのに大変だったね」

店長が労いの言葉と共にレジ袋を渡してくる

レジ袋の中にはチキンが4個っていた

「店長コレってもしかして、地面に落ちたチキンですか?」

「そんな訳ないよ〜!保溫の所で売れなくて時間が5時間を過ぎたチキンだよー、商品としては出せないけど、まだまだ食べられるから!今日のお詫びに貰っておいてよ」

「ありがとうございます、あの店長!17時頃の防犯カメラの映像貰う事できませんか?」

「え…なにに使うつもり?もしかしてバックれした二人をネットで曬し上げて叩くつもり?」

「いや、そう言うのではないです…私がチキンを片付けようとしてたら盜撮されたのでそいつの顔が寫ってる映像がしいんです!」

「うーむ、まぁ本當はダメだけど今日は店を一人で死守してくれたし…特別だよ?」

「はい!ありがとうございます!」

防犯カメラの映像をキャプチャーしたデータをUSBにれて貰う

「USBは後日返してね?」

「はい!姉に…返しにきます!」

「?…じゃあ今日はお疲れ様」

「お疲れ様でした」

私は店から出た

々あったせいかお腹が空いている

我慢できなくなりコンビニの外の休憩スペースでチキンを食べる

休憩スペースと言っても木製の椅子とテーブルがあるだけの簡素な

私がチキンを食べていると

貓が足元に居た

私は先程の青年とのやり取りを思い出し

無意識に微笑みがこぼれた

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