《7 Start》

無限

この世は金かねで出來ている

俺は大學院を卒業してから社會に出た

自分で言うのもなんだが

エリートサラリーマンだった

競爭率の高い大手企業に就職する事が出來て

勝ち組への道を歩み始めていたのだ

それなのに會長のせいで全ては臺無しになった

我が社には定期的に開かれる

食事會と言うものが存在していて

その食事會では皆で會長の接待をしないといけない決まりになっていた

出された飯は殘さず食べないと駄目で

タバスコを大量にかけたステーキを

食べさせられたりする

そして出された飯には必ず「味しい」と言う想を言わないといけない

地獄のような場所だった

しかも職員には優しくする制度があり、職員が食べられそうにない時は男職員がそれをフォローして食べないといけない、決まりになっていた

一度だけタバスコをかけた料理に対して

文句を言った職員が居たが、會長はその事に対して

自分の善意を踏み躙られたと大問題にしたことがあるらしい

會長は皆が食べてる姿を見て

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ニコニコと楽しそうに笑っている

周りの皆も

想笑いを浮かべてニコニコと笑っている

全てが気持ち悪くじた俺は會社を退職した

退職してからは実家でニートをしていたが

ある日、寶くじが當たった

そこから俺の人生は一変した

全ての悩みから解放されて

世の中は金かねがあれば全てが免除されるのだと思い知った

そして今は気ままにとしての暮らしを楽しんでいる

食べたい時に食べ、寢たい時に寢て、出したい時に出す

そんな暮らしだ

飯もも健康な

金かねがあればいくらでも買える

そんなハッピーな暮らしも

數年経つと飽きがくる

お金で買えないものはないと思っていた全能

今はもうなくなっている

俺がどんなにお金持ちでも

人の心を本當の意味で買う事などできないのだ

それを悟ってからは

SNSで漁りおんなあさりを始めた

金かねじゃない繋がりがしかった

俺は金かねがないふりをして

の子にアプローチをしまくった

幸い心を開いてくれるは一定數いて

達とも何度か関係を持ったが

継続して付き合う事はなかった

長い間付き合うと

俺が金持ちな事がばれてしまう

純粋だった彼達の目が

金持ちを見る目に変わってしまうのは耐えられない

だから俺は今日も孤獨に生きている

上手くが出來ないけど人の心を求めてしまう

溫もりをしているのだ

俺はが強く

アダルトなものに目がない

なら現実のじゃなくて

消費で事足りるのではないかと

そう思うだろう?

だが違うのだ

消費のエロスには

限界がある

巧に作られたエロスは尊い

この世にあるエロスには様々な技、演出、人を楽しませる為の工夫がしてある

素晴らしい人やを使って作られている

それが

尊くない訳がないのだ

ただ一つ足りないものが存在している

それは恥と言うスパイスだ

恥はどこから來るのか

それは人によく見られたいと言う願

何故そのような願が生まれるのかと言えば

それは人間の事が好きだからだろう

人間を蟲ケラだと認識していたら

俺達に恥の心は生まれないだろう

だからこそ恥と言う要素は

エロスには欠かせないなのだ

エロスに一番大事な

それは心であり

魂なのだ

恥を売りにした

確かに存在はする

存在はするのだが、目を背けたくても

背景と言うものは見えてしまうのだ

俺は本しい

そして

極め付けは限定にあるだろう

數量限定、會員限定、一點いってんもの

人はそう言う

価値をじる生きなのだ

出來るだけ人と違くて、自分だけが楽しめる世界

人はそれを求めている

大量生産

レアリティの面で負けてしまうのである

人は死ぬ時に子孫を殘そうとが高まるらしい

人はから生まれ

に生き

そして死ぬ時ですらに支配されているのだ

だからこそを探求する事は

人生を生きる事へと繋がっている

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