《彼氏が悪の組織の戦闘員Eなんですが…》第20話 栗生院の暇潰し

いつものように夕方にお見舞いに來る彼とたった3時間程たわいない話をして帰り際には頬にキスして見送る。

まだひと月しなのに全然慣れなくて赤くなる時奈さんが可い。

「また明日!」

と照れながら出て行く彼を見送る。

毎日3時間しか會えないなんて辛すぎる。

でも、學校の宿題もあるしあまり引き止めるのもダメだな。早く退院したい。

時奈さんを送って鳴島が戻ってくるまでちょっと暇だな。

ゲームでもするか…。

と僕はVRゴーグルにコントローラーを取り出した。

ゲームは僕が暇で勝手に作らせた奴だ。

ヒロインが時奈さんでったらしのレッドを制限時間に殺しまくるゲームだ。

ちなみにレッドはゾンビみたいにわらわら沸いてきて、

ー」

「合コンー」

「王様だーれだ?」

「山手線ゲーム!!」

とか言いながら迫ってくる。

【レッドアウトブラッディ】と名付けたゲームだ。

1ステージで襲ってくるレッドや隠れているレッドを殺しまくり、

ボスのレッドを時間に倒せればステージクリアだ。

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グリーンとか他のヒーローも中ボス扱いで出てくる。

ちなみに隠れた味方キャラのマルシェや幹部たちなどを間違えて撃ってしまった場合ライフが一つ減る。

マルシェの投げる時奈さん寫真を拾い集めるとライフは回復する。

しかしサラリ軍曹がたまに投げるカツラを拾ってしまった場合一定時間の間サラリ軍曹がカツラを奪い返そうとしてくる。

完全にお邪魔キャラである。

最後のレッドを倒すと時奈さんの元に行ける。

「よし…始めるか」

とスタートボタンを押す。

オープニングが軽く流れ始まる。

舞臺は正義の組織の本部だ。

360度見渡せる本部の裏口から侵して倉庫でとゴソゴソやってるレッドを一匹見つけて撃ちまくる。

すると床から手がボコボコ出てきて僕の足を摑もうとするので天井の配管にワイヤーを絡めて

倉庫の床からタケノコみたいに生えてくるレッドを手榴弾で一網打盡にした後、次の部屋へ向かう。

扉の後ろに一匹レッドが隠れていて後ろから羽い締めにされた。

「ヒーローにくせに隠れてんじゃねぇー!」

とレッドの手首をナイフで切り落とし回し蹴りをかます。

その際に死にかけレッドは弾を投げてくる。

風で吹っ飛びし壁にを打ち付けてしまった!

ライフがし減る。

「レッドめ!やるな!」

次の扉を開けると暗號が書いた扉がある。

(カ○○)

どっちだ!?カレーかカツラか??

とりあえずカレーと埋めておいたら

天井からポタポタカレーが降ってきた!

どうやら間違えたようだな、このままでは部屋の中が水攻めならぬカレー責めだ!

モニターにイエローが映し出されカレーを食ってゲップしていた。

とりあえず急いでカツラと打ち直すとカレーは止まった。

そしてモニターのイエローの頭にカツラがボスリと落ちてそれを奪いにサラリ軍曹が

「うがああああ!!!私の髪を返せええええ!!」

とイエローに襲いかかる。

そして  【ステージ1クリア】

と文字が出て奧の扉が開くとその先にエレベーターがある。

ボタンを押して中を開くとレッドが付嬢のに壁ドンして

「俺と今夜は朝までコースしとく?」

と口説いていたので付嬢もろとも散弾銃で撃ち殺す。

するとエレベーターの天井からガバっと何かが降りてきてナイフを構えて止まる。

マルシェだった。

「ナイスファイト」

と言いながら時奈さんの寫真を一枚渡してくれる。

時奈さんがメイド服姿をしている寫真に。

「グハッ!!」

自らライフ削られるんじゃないか?

けないでいると2階へのエレベーターの扉が開くと同時にレッドがブワアっと沸いてエレベーターに走ってくる。

確実に一匹ずつ仕留め、

はどこだー!!」

ぶ奴の元にダーツを投げつける。

「カツラはどこだー!!」

ブスリ!

「あっ!しまった!サラリ軍曹か!」

間違ってサラリ軍曹が死んだのでライフが一つ減った!

そして怪しいデコレーションのされたハートの扉が現れた。

中を開ける

「私達のには!何人たりとも!敵わない!降參なさい!」

「ピンク…君はなんて勇敢で素敵なんだ!」

「ブラックこそ!頼もしくて素敵よ!」

そして二人で手を取りながら

のレクイエムくらええええ」

とハート型のビームを放ってきた。

とりあえずビームを避け後ろの壁を足場に空中回転蹴りを二人にかます。

「があっ!」

「ブラック!!」

ブラックが咄嗟にピンクを庇いブラックだけ死んだ。

「よっ!よくもブラックをををを!許さないんだからーー!!」

ピンクが凄い勢いで僕の顔を両手で抑えて膝蹴りをする。ライフが削れていく。

ガンガンガンガン!

膝蹴りが止まらないので仕方なくピンクの腹に銃で何発かれておくとようやくピンクは死んだ。

ブラックの元に這っていき、

「側に…いくから…ね…」

と手を重ねたところで弾を投げておいた。

「あの世でイチャイチャしてろ」

と【ステージ2クリア】が現れる。

顔を毆られ続けたのでし視界がグラグラしている。

鳴島を探さないと…。

しかしレッドが両壁からボコボコまた生えてきたので

「いやしつけえわ!!」

とアサルトライフルで連しながら殺していく。

3階への階段を登りつつ上から落ちてくるレッドを撃ちながら進む。

たまにカツラが落ちてくるが無視する。

そして鳴島が降りながら寫真を投げたのでそれをキャッチし、ようやくライフが戻る。

寫真を見ると時奈さんの學校指定の水著姿だった!

ぼたぼた…

と現実のベッドの上に鼻が落ちたのをじた。とりあえず一時停止で鼻を拭いて再開した。

次の扉を開けるとグリーンが大量のフィギュアに囲まれて幸せそうにトリップしていたので毒ガスを投げれ閉めた。

「安らかに眠れっ…」

【ステージ3クリア!】

次は最終ステージのレッドか!時間は?

と時計を見る。殘り10分!

最上階まで何故か上から垂れているロープで登るしかない。ロッククライミングか!!

足場に気をつけながら登るが雑魚レッドが下から足を摑んで

「お姉さんのパンツ可いね」

と言ってくるので額にナイフを投げて殺しておいた。

「誰がお姉さんだ!」

ようやく登り切るとウェディングドレスを著た時奈さんがレッドと結婚式をさせられようとしてる!

ゲームでも許せんな!

「いやあああ!助けて!!」

「新婚生活は毎日楽しもうね!大福ちゃん?…おっと…その前にお邪魔蟲を退治しないとね」

と花婿姿のレッドはこちらに向き直った。

「お邪魔蟲はお前だろうが!」

と僕はスラリと日本刀を取り出した。

レッドは…西洋の剣を持っている。

「行くぞ!戦闘員Eー!!!」

レッドは真っ直ぐに突っ込んでくる!

「來いやああ!レッドおおおお!!!」

ガキィィンと刃がわり、激しい戦いが始まる。

レッドの剣技が早くわすのは大変だ。

こちらのきを読んできてるな!

一旦距離を取ると服を摑まれ地面に転がされるが素早く頭を避けるとそこに剣が突き刺さる。

腹を足で蹴り距離を取る。

レッドも剣を床から引き抜き再び構えた。

ライフが減っているしいつのまにか頬が切れているようだ。

ゲームだから実際に切れているわけではないが。

「そろそろ終わらせよう」

「ああ…」

僕は日本刀をもう一つ構えた。

「!2刀流!!?」

「行くぞ!レッド!今度こそ死ねええええ!」

と全力で突っ込む。

「馬鹿め!死ぬのはお前だE!!」

レッドは2本の刀をけ止めて防戦しつつも押してくる。すごい力だ!

しかし僕は日本刀を一本捨てて肩に斬撃をくらった!

「ほう!諦めたか!?」

しかしそこで

ズガン!!と発泡音が響く。

「は?お前そりゃないよ…」

口からを出しレッドがレッドに染まる。

「いや…僕は悪の組織の一員なんでねこれでも。汚い手も使いますよ」

と隠し持っていた銃でケリをつけた。

「クソ…」

と言いレッドは倒れた。

「時奈さん…」

「栗生院くん!」

のエンディングが始まろうとしたところで上からカツラが僕の頭に降ってきた。

「は?」

天井から大量のサラリ軍曹が降ってきて

「カツラ返せえええええええ!!!」

「何だお前はああああ!!!」

ガシャアアアン!ベキッ

とVRとコントローラーがぶっ壊れた。

「坊っちゃま…ゲームはほどほどに」

現実の鳴島がやれやれという顔で見ていた。

「とりあえずサラリ軍曹はいらないよね…」

とボヤいた。

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