《病気の私に舞い降りた突然の 〜実録語〜》

私は、前まえから行きたかった有名な、なんでも願い事ねがいごとが葉うかなう神社に行きたいな、と何気なにげなく彼にメッセージを送ると、じゃあ來週行こう!とすぐに計畫けいかくを立ててくれた。

車を出してくれるとのこと。

調べたところ、車で3時間さんじかんもかかるところに神社があるのだが、私は申し訳ないと思いつつも嬉しそうな彼のメッセージにし、口角こうかくが上がったあがった。

すると彼から思わぬメッセージがきた。

「神社に行ったいったあと、俺の家に泊まる?」

私は何年なんねんも彼氏とお泊まりなんてしてなかったのでし戸ったがとまどったが、いいよ、と返事をした。

ドライブデートの當日。

いつもより早起きをして歯を磨き、シャワーを浴びあびて、メイクをして著替えた。

メイクがいつもよりうまくいってこの日のために買った可い服に、すごくわくわくして彼を待っていると、彼から著ついたよ、とメッセージ。

を何度も確認して鏡かがみで変なところがないかチェックをし、行ってきます!と家を出た。

Advertisement

家を出ると車が停とまっており、その橫に彼が立っていた。

おはよう〜と言い、長時間の運転をしてもらうので栄養えいようドリンクを渡した。

彼はありがとうと言い、その場ばで飲み干し、よし行こうか!と私は車の助手席に座りシートベルトをした。

涼太りょうたくんがなんか音楽おんがく流ながしていいよ〜と言ったので好きな音楽をかけた。

涼太りょうたくんとは、聴く音楽のジャンルが違うのだが、私のかけた音楽にこの曲いいね〜と楽しそうにしていた。

車の中くるまのなかでタバコを吸いながら他たあいもない話はなしをしたり、サービスエリアに寄って休憩しながら目的地へと向かった。

そんなこんなで3時間さんじかんちょっとで神社に到著。

ここの神社は、山の中やまのなかにあるので、とても寒がっていると彼が近くの自販機であたたかいココアを買ってきてくれた。

ココアを飲みながらしベンチで休憩して、行こうかと神社へ向かった。

神社まで行くいく道みちは、砂利道じゃりみちが多くて何度も転びそうになった。それを見ていた涼太りょうたくんは、由奈ゆなちゃんは危なっかしいあぶなっかしいな〜と手をぎゅっと繋いでくれた。

それからずっと手を繋いでいてくれて楽たのしくお喋りをしながら々なところをまわって神社でお祈りをした。

涼太りょうたくんが由奈ゆなちゃんは何をお願いしたの?と聞いてきたが、!と言って神社を後あとにした。

時間をかけて神社を楽たのしんで、秋だったのもあり、外は薄暗くなっていた。

車に乗り涼太りょうたくんの家までのナビをつけて涼太りょうたくんの家へ向かい始めた。

音楽をかけながら話はなしていると睡魔に襲われていつの間にか眠っていて、しばらくすると、由奈ゆなちゃん著いたよ、と彼の聲。

車を降りると綺麗な家いえが目の前に。

私は急に張してきて彼に手を繋がれたまま家にはいった。

はいった瞬間、わんわん!と犬の鳴き聲。

犬種けんしゅは、トイプードルでとてもふわふわしていてかわいい。すぐに懐なついてくれた。

お邪魔します、とドキドキしながらリビングへ向かうと涼太りょうたくんの両親りょうしんや兄弟きょうだいがいて、はじめまして!こんばんは!と挨拶したらみんな笑って返してくれてとても良い家族のひとたちだな、とほっこりした。

俺の部屋行いこっかと私の荷を持ってくれて涼太りょうたくんの部屋へ。

ドアをあけてみるとし狹いけど綺麗な部屋で、今日のために部屋を掃除したのかな、なんて考えると私はふふっと微笑ましくなった。

お風呂はいる?と言われ、タオルを渡されてお風呂を借りることに。

シャワーを浴びて涼太りょうたくんの部屋に戻ると、彼はベッドで攜帯をいじっていて、私に気づくとこっちおいで、とベッドをぽんぽんしていた。

布団にくるまりながら彼の々な話をしてくれた。

家に初めて彼を呼んだこと、初めてちゃんとしたデートをしたこと、初めてこんなに人を好きになったこと、そして元カノのこと。

涼太くんの元カノの話はなしになり彼は過去に、彼が音信不通になったり、浮気をされたり、裏切られたりして最終的に振られていたという。

彼の過去のは私の過去のと似ていて、私も浮気やDVディーブイをされたことがあり病気のことをけ止めきれなくて振られてばっかりで同じトラウマをかかえているんだな、とじた。

いとおしそうに私を見つめてきて、自分からこんなに好きになったの由奈ゆなちゃんが初めてだよ、大好きだよ、と優しいけど心地ここちよい強さでぎゅっと抱きしめてくれて私はそんな彼をとてもいとおしく想おもった。

いつの間にかこんなにも彼のことを好きになっていたのだった。

中々投稿できなくてすみません。今回も読んでいただきありがとうございます。最近また小説を書ける環境になってきたので、しずつ自分のペースで投稿していきたいと思います。これからも読んでいただけると嬉しいです。

    人が読んでいる<病気の私に舞い降りた突然の戀 〜実録戀物語〜>
      クローズメッセージ
      つづく...
      あなたも好きかも
      以下のインストール済みアプリから「楽しむ小説」にアクセスできます
      サインアップのための5800コイン、毎日580コイン。
      最もホットな小説を時間内に更新してください! プッシュして読むために購読してください! 大規模な図書館からの正確な推薦!
      2 次にタップします【ホーム画面に追加】
      1クリックしてください