《【書籍化】落ちこぼれだった兄が実は最強〜史上最強の勇者は転生し、學園で無自覚に無雙する〜》163.優勝決定戦

【★おしらせ】

あとがきに、

とても大切なお知らせが書いてあります。

最後まで読んでくださると嬉しいです。

俺、ユリウスは対校戦最終試合にて、神聖皇國の學園長を敗しておいた。

で、試合會場へと戻ってきたのだが……。

「あにうえー!」

「おお、ミカ」

ボロボロの義弟、ミカエルが、俺に飛びついてきた。

よしよしと頭をなでる。

「どこいってたです?」

「ん? まあ、便所だな」

ほんとは違うけども。別に教えなくていいだろ。

そこへクラスメイトたちがやってくる。

エルフのエリーゼ、姫様のサクラ、そしてするガイアス。

「さっきの兄さんだろう?」

「はて?」

學園長に食らわせたあの一撃は、眼にもとまらない速さだったはず。

壊れた場所も一瞬で直ったから、普通のやつには見えてなかったと思うんだが。

「まあいいよ。兄さんが言わないっていうんだったらそれで」

「おー! ガイアスおま、見えてたのか~! 長したなぁ!」

俺はうれしくなってガイアスに抱き著く。

弟は嫌そうな顔をしながらそっぽ向いてた。

「でゅふ、でゅふふふ。ユリウスさん×ガイアスさん。こっちのカプもいい」

「あねうえは何言ってるです?」

嫁のダンタリオンも俺を出迎えてくれた。

「わるいな、いろいろと」

「いえいえ」

「帰ったらあれだな、婚約パーティだな」

「ガイアスさんとのですかっ?」

「「「なんでだよ」」」

エリーゼ、サクラ、ガイアスがツッコミをれる。

もちろんダンタリオンとの婚約パーティだ。

「いったろ、家族になれって」

「あう……で、ですがわたくしなどでよろしいのですか?」

「おうよ。俺はおまえがいい」

「…………」

ダンタリオンは頬を赤く染めて、手で顔を覆ってしまう。

「しあわせすぎて、死にそうですわ……」

「そりゃ困るなぁ。ま、そのときはまた蘇生するからよ」

俺が笑って言うと、ダンタリオンが涙を浮かべながらうなずいた。

さて、一件落著だな。

『なに勝手に終わらせてるんですかぁ?』

「あ、舊あにうえです?」

モニターにはルシフェル理事長の顔が映しだされる。

「おめー空気よめねーです。ほんと。くたばれです」

「み、ミカエル君辛辣すぎない……?」

エリーゼがちょっと引いていた。

義弟はルシフェル理事長がきらいらしい。

「終わりじゃないってどーゆーこった?」

『優勝校決定戦がありますよぉ、王立學園VS帝國學園の』

あ。そうだった。

王立と皇國の試合は、準決勝だったな。

観客席に帝國の生徒で、皇帝の息子、アンチが座っている。

とりまきの(婚約者)が、心配そうにアンチを見ていた。

まあそりゃそうか。このメンツとやりあうの、不安なんだろう。

ま、じゃあ予定通り。

「理事長さんよー。王立は決勝戦、辭退するぜ」

【★☆新連載スタート!】

先日の短編が好評のため、新連載はじめました!

タイトルは――

『伝説の鍛冶師は無自覚に伝説を作りまくる~弟に婚約者と店を奪われた俺、技を磨く旅に出る。実は副業で勇者の聖剣や町の結界をメンテする仕事も楽々こなしてたと、今更気づいて土下座されても戻りません』

ページ下部↓にもリンクを用意してありますので、ぜひぜひ読んでみてください!

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