《『元SSSランクの最強暗殺者は再び無雙する』》競技初日 最終決戦
メイルが発した防魔法。
『不可侵なる壁ウォール・オブ・アンタッチャブル』
聖騎士団たちの魔法攻撃が弾かれる。
「くっ……聖の絶対防壁か。あれは貫けぬ!」
彼等は『聖騎士団』の団員。本來ならば『聖』と足並みをそろえて戦う事を想定している。
だから、メイルの『不可侵なる壁』の脅威は知り盡くしている。逆に言えば――――
「怯むな。アレは、そう何度も使える魔法ではない」
「面では無敵――――逆を言えば無敵なのは面だけだ」
「一點集中するな! 散開して多角的にき攻撃しろ!」
彼等は『不可侵の壁』の弱點にも通していた。
「聖騎士団の皆さん、不規則なきで攻めてきます」とメイル。
「良し」とベルトは頷く。それから「上を取るぞ! 上昇させる」
「はい!」とメイルはワイバーンのタロウを上に導させる。
追隨する聖騎士団。しかし、距離は開く。
「なんて上昇速度だ。気を抜くとおいて行かれるぞ」
「だが、上に向かうのは明らかに愚策。背後を曬す不利に自らをもっていくか」
それは正しい。 空中戦において背後を取るのは絶対的な有利だ。
空中戦は自然と戦闘には速度が求められる高速戦闘になっていく。
そうなると、攻撃のために旋回して相対する。 その狀況が不利になるのだ。
しかし、上昇していたベルトたちに異変が起きる。
急な減速。 それから――――自由落下。
羽を広げたワイバーンが重力に従って落下していく。
それは風に左右され、酷く不規則なき。
「なんだ――――あのきは! 照準が合わない!」
翻弄される聖騎士団。 その隙に――――
「悪いが撃ち落とさせてもらう」とベルトは杖を構えた。
一瞬の差。 ベルトの杖から放たれた重力系魔法。
正確に3匹のワイバーンを當てて見せた。
「くっ! 失速が、もう追いつけ――――団長、ご武運を!」
まるで実戦での敗北をしたかのように団員たちは、苦蟲を噛み潰したような顔。
それを背後にベルト&メイル組は加速していった。
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聖騎士団団長 フォルス団長
聖騎士団第一隊隊長 アレク
2人が乗っているワイバーンは先頭を飛んでいる。
先行して団長たちを援護していた団員も力盡き、後方に下がって行った。
今は1人旅狀態。 ゴールまで力は十分。しかし――――
「來ましたね」とアレク。
フォルス団長は「……」と無言。 しかし、力強く頷いた。
事実、背後には赤い影が飛來していた。
「先頭! 団長とアレクさん、眼で捉えれる距離に」
「あぁ、俺にも見える! このまま――――取るぞ! 初日1位ゴールを!」
「はい!」とメイルは大きく返事。 赤いワイバーンであるタロウも鳴き聲で答えて――――加速した。
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