《Relay:Monsters Evolve ~ポンコツ初心者が始める初見プレイ配信録~》第475話 水への適応進化を狙って
ふっふっふ、無事に雷への適応進化は真珠の中に保存完了! 大丈夫だよね? ちゃんとアイテム欄の中に、保存された真珠はってるよね!?
金金金 : 不安な様子で何度もアイテム欄を見直している! まぁ気持ちは分かる。
いなり壽司 : 何かの間違いで無くしたりしたら、ライオンのプレイ中に再び雷への適応進化に出來るかが怪しくなるからな。
ミナト : 大慘事を回避する為にも、確認は大事! だけど、程々なところで終わらせようねー?
「はい、分かってます!」
気にし始めたら延々と気になり続けるだろうし、最後にもう1回ちゃんと確認して……うん、ちゃんとアイテム名の変わった真珠がある! 大丈夫なはず!
「さてと、それじゃ湖の中にっていきましょう! 水への適応進化、開始です!」
條件は水中での死亡を30回って言ってたよね! 既に1回はワニに水中で殺されて死んでるから、殘り29回! あの溺死での弱りっぷりから考えると、そこまで時間はかからないはず!
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とりあえず湖の中へと進んでいくのさー! ライオンの腳が著かない場所くらいまでは移しよー!
サツキ : サクラちゃん、死にまくり開始!
水無月 : 開始!
神楽 : 頑張って死んでいこー!
ケースケ : その掛け聲もどうなんだとは思うよなー。
G : それはそうなんだが、まぁそれがモンエボのシステムだしなー。
真実とは何か : 紛れもない真実なのである!
「あはは、まぁ中々死ぬのを頑張るなんてゲームはありませんしねー! 結果的に死にまくるゲームはありますけど!」
元々高難易度で、死にゲーって言われてるゲームも々あるもんね! なんか雰囲気が暗いゲームが多い印象だし、対象年齢も高めだからそこで引っ掛かってるのも多いんだよねー。まぁ保護者の同意があれば出來るけど、わざわざその為にお父さんやお母さんに頼む気もしない!
富岳 : 死にまくって攻略していくゲームは、昔から一定の人気はあるからな。今もその手のは普通に発売されているしな。
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ミツルギ : あの手のは、死んで覚えろってゲームだしな。サクラちゃんはその手のゲームはやった事はあるのか?
「私は年齢的に引っ掛かって、そもそもプレイ出來ないのが多いですねー! ……やっても死にまくりな予ですけど!」
やった事はないけど、正直、最初のボスにすら辿り著かない自信がある! ボスの度に死にまくって攻略方法を覚えろって鬼畜じゃないですかねー?
イガイガ : あー、年齢制限か。フルダイブ式になってからは、ホームサーバーと個人認証は必須事項だからなー。
こんにゃく : 保護者の同意があれば、その辺も回避は可能ではあるけど……まぁわざわざそこまでするのも面倒か。
サツキ : サクラちゃん、やりたいのであれば私が許可する……あれ? 今年で17歳にはなったんだし、17歳以上のは結構あるし、その制限は割と……痛っ!? え、なんで今怒られ……あー!? 実年齢!?
咲夜 : 何気なくばらされる、サクラちゃんの実年齢。
金金金 : まぁ18歳未満だとは、既に分かってたけどな。
ミツルギ : ほぼ分かってた範囲だけど、それでも実際に姉が言ってしまうのはなぁ……。
いなり壽司 : 良くはないし、怒られて當然の容か。というか、既に今年の誕生日は過ぎたのか。
「あはは、今年の4月で17歳になりましたねー! 意識してなかったですけど17歳以上の対象のゲームも出來るようにはなってました! まぁモンエボがまだまだ終わりそうにないので、やるとしても當分先ですけど!」
同時に何本も並行してゲームをやる時間はないのですよ! というか、単純に1本のゲームを楽しんでやっていきたいよねー!
「さてと、そろそろ深くなってきたので……あ、その必要はなさそうです?」
足が著かなくなって、水面を泳ぎ出したところだったけど……周囲に小さな魚が集まってきてるねー。雄健なワカサギとか、迅速なワカサギとか、巧妙なワカサギとか、聡明なワカサギとか々いる! 全部ワカサギだし、完全に群れを作ってませんかねー?
ミツルギ : あー、ワカサギの群れか。知恵系統の個が率いてるやつだな。
イガイガ : ちょいちょい出てくる、割と厄介な敵だよなー。
チャガ : どうやっても、數は脅威にはなる。
真実とは何か : それが真実だ!
「1回目は、溺死にはならなさそうですね!? わわっ!? ワカサギがどんどん突っ込んできてますよ!?」
ぎゃー!? 水中で死ぬのが目的ではあるけど、このまま一方的にやられるのもどうなの!? しは経験値や進化ポイントもしいから、死ぬとしても抗う方がいいのかな? それともサクッと大人しく殺された方が適応進化としては早いのかな?
わわっ!? そんな事を考えてる間に、どんどん攻撃されて……ぎゃー!? 回避しようとしなかったら、どんどんHPが削られていってるんだけど!? わわっ!? え、真後ろから衝撃があった……あ、後ろに回り込んできてるワカサギがいた!?
咲夜 : 容赦ないワカサギの群れの攻撃!
金金金 : サクラちゃん、回避行は取らずに無防備に攻撃をけていくー!
イガイガ : あ、吹っ飛ばされて、完全に水中に押し込まれたか。
水無月 : あっという間に窒息になっちゃった!?
「容赦ないですね、このワカサギの群れ!?」
今は全然回避してないけど、回避しよう思ってもこれは難しいよ!? むぅ……やっぱり、水中で今のままの狀態で魚と戦うのは無謀そう! 窒息になって凄まじい勢いでHPも減っていってるし、攻撃も止まらないし……。
「……死亡還元、発しまくってくれませんかねー?」
低確率だけど、進化ポイントが貰えるあれが発すれば無防備に殺されても損は――
<サクラ【巧妙なライオン】が死亡しました>
<死亡した為、リスポーンとなります。リスポーンの手段を選んでください>
<『死亡還元』の効果で、進化ポイントを1獲得しました>
「あ。言ってみるものですね! 本當に発しましたよ!」
いえーい! 手にった進化ポイントは1だからないけど、それでも進化ポイントには違いないもんね! ふっふっふ、この調子でどんどん死んでいこー!
咲夜 : まさかの、言ってみてからの発!?
G : これは運が良いな!
富岳 : とりあえずこれで1回……いや、エリアボスのワニに殺されたのもカウントされているはずだから、2回目か。
神奈月 : 死亡はあと28回だな!
サツキ : この調子でどんどんやっていこー!
水無月 : サクラちゃん、ファイト!
「はーい! それじゃ、ランダムリスポーンをいきましょう!」
さーて、目的としては湖のど真ん中に出てくれるのが一番いいんだけど……その辺はどうなるかなー? 出來れば陸地には出ないようにお願いします!
「……って、思いっきり陸地じゃないですか!? なんでこういう時に陸に出るんですかねー!? 『疾走』!」
うがー! マップで湖のある方向を確認して、すぐに駆け出していくのですよ! いざ、湖の中で死にまくろうとしたら、陸地に出るってどういう事ですかねー!?
ミナト : あらら、陸地に出ちゃったねー。
ミツルギ : その辺は運だから仕方ないとしても……ここは、東の端の方か。対岸側に出るとはなー。
いなり壽司 : まぁそういう事もある。
「それはそうなんでしょうけど、出鼻を挫かないでしいです!」
うぅ……地味に死んで索敵も看破も切れてるから、湖の畔にいる敵の狀況が分かんない! ここで他の敵に殺されるのだけは避けないと! 疾走でそのまま湖まで駆け抜けろー!
「あ、しばらく時間はかかるとは思うので、雑談しながらにしましょう!」
今は、私は湖に辿り著くのが最優先だけど! この辺は砂利じゃなくて、砂地なんだねー。……ちょっと走りにくいけど、そこは仕方ない!
ミナト : あ、サクラちゃん、雑談はいいんだけど……途中で貝があったら教えた方がいいよね?
「あ、それはお願いします! って、今それを言うって事は貝がありました!?」
もしそうなら、湖にる前にちゃんと確認をしていかないと! 貝がいたら確実に手にる訳じゃないんだろうけど、それでも無視しては進めないよ!
ミナト : あ、見つけた訳じゃなくて、確認の為に聞いただけなんだけど……期待させちゃってたらごめん。
「……そうですか。まぁ確認は大事ですもんね!」
ミナトさんでも見つけるのが難しいって事は分かってるんだし、今のは仕方ない! うん、ちょっと期待しちゃったけど……そういう事もあるよ!
金金金 : ちょっと殘念そうな狐っ娘アバター。まぁ、気持ちは分かる。
ヤツメウナギ : まぁ確かになー。水への適応進化が完了するまでに、本當にどこかで手にればいいんだが……。
ミナト : 今のはタイミングが悪かったし、なんだかごめんね?
「いえいえ、大丈夫です! そうしている間に湖まで到著しましたし、再び湖の中へ突しますよー!」
思いっきり駆け抜けて、その勢いのまま水中へ突! ……あれ? 今、ほんの數歩だけだけど、湖の上を駆けてた気がするよ!? え、そんな事って出來るの!?
神楽 : 今、しだけど湖の上を駆けてなかった!?
水無月 : 駆けてた気がする!
ミツルギ : まぁ數歩くらいなら、勢いがあれば可能ではあるなー。
富岳 : 何も水面になければ、素のライオンだとどう頑張っても數歩が限界でもあるが……。
G : 種族次第ではあるが、水面を走れるのもいるぞ!
「おぉ、そんなのもいるんですね! さてと、そうしてる間に再び深くなってきましたよー!」
さーて、とりあえず看破の効果はないけど、水の中の様子を見てみようっと! 魚が近付いてくるならそのまま大人しく仕留められればいいし、そうでないなら窒息狙いでやっていこー! さっきのワカサギの群れにやられたみたいに、意図してなくても窒息になる事も多そうだよね。
「魚の群れに殺されるライオンってどうなんですかねー?」
「ん? モンエボでは、特に珍しい事でもないけど?」
「まぁそれは確かにそんな気はしますけども……」
「むしろ、水中でライオンが魚に勝てるとでも?」
「あはは、無理ですよねー! というか、本來は勝負自が立しない気がします!」
「今の最大の敵は、魚よりも水そのものだからね」
「ふっふっふ、だからこそそこに適応させるのですよ!」
「はいはい、頑張ってね」
「なんか軽くないですかねー!?」
「ぶっちゃけ、回數が必要なだけで、難しい作業ではないし?」
「……いえ、何かあるかもしれないですよ!?」
「あー、サクラなら確かに変な事はありそう? あ、それはいいとして……」
「ちょっと待って下さい!? その流れで、話を済まそうとしないでもらっていいですかねー!?」
「え、でもちょっと宣伝があるからさ? という事で、電子書籍版『Monsters Evolve Online 〜生存の鍵は進化にあり〜』の第10巻、予約開始! 発売は2月18日です! 詳細は活報告にて!」
「なんか早くないです!?」
「第9巻と第10巻の原稿は一気に書いたからね。チェック作業は後回しにしてたけど、それがやっと終わった」
「むぅ……私の方はまだですか!?」
「……やりたい気持ちはあれど、実行に移すのは中々難しい」
「うがー! そこを何とか出來ませんかねー!?」
「新しく事を追加で始めるのは大変なんだよ。さて、この話はこれくらいにしておいて……次回は『第476話 死亡を繰り返し』です。お楽しみに!』
「いつになるんですかねー、私の方の電子書籍化……」
シャドウアクティビティ
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