《いじめられっ子のキャJKは自分を変えるため、ダンジョンに挑む〜底辺弱者は枕とレベルアップで強者へと駆け上がる〜》報酬と魔王候補の仮勇者

「うん、ん〜」

完全復活!

いやーなかなか寢た。あれ? 私って何をしてたっけ?

頭が未だにボヤけて、何をしていたか思い出せない。

こう言う時は、もう一度寢るのが一番だ。

ふかふかのベットに再びを落とすと、地面にゴロンと落ちた。

「すぴー」

衝撃は不思議とじず、そのまま冷たくいベットに意識を朦朧とさせる。

すると、上からい何かが突進して來て、私に衝撃を與える。

いきなりの衝撃により、意識は一気に覚醒した。

覚醒した瞬間、何をしていたのかを思い出した。

「わ、私は何を。と、ヒノおはよう」

ヒノが私の周りをクルクル回っている。可いのででていると、脳に聲が流れる。

魔剣を持ってなくても、自稱神の聲は聞こえるようだ。

『おはよう』

「⋯⋯ちょっと待って」

『ん?』

「寢てるの見てた?」

『ああ』

「ふざけんなああああ!」

これだと年中無休で毎秒神に見張られているって言うのか?

それはもう神じゃなく紙なんよ。ペーパーなんよ。やってる事はそこまでの存在なんよ。

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ストーカーってレベルじゃないぞ?

『あ、安心してくれ。基本的に會話をする前にノイズが頭の中に走る筈だ。それまで見てない。許可が出た後、或いは急の時、或いはそちらから話しかけて來た時に見守るって言うルールが存在する。この様に迷宮にった場合は別だがな』

「良かった。違う世界だと思うけど、過去の勇者ナイス」

と、気を取り直して寶箱を開封する事にした。

何回も死にかけたんだ。流石に報酬は良いよね?

良くないと泣く。高校生が泣きぶ。この私が超泣きぶ。

「オープントレジャー」

中にっていたのはまず、鬼が使っていたような刀。

かなり手に馴染む。魔剣よりもこっちの方が良い気がする。

鞘から刀をゆっくりと引き抜くと、を反して來る。

「おおお」

漆黒の刀が私の姿を反する。カッケー(小並

妖刀:ニグロ

所有者:世羅

スキル:【鬼炎刀】【鬼水刀】【鬼雷刀】【鬼風刀】【妖作補正】【妖威力補正】【飛來刀】【遠隔作】【鬼特攻】【破壊不可能】【破壊的人格】

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なかなかに強い。うん。魔剣よりもあっさりとしているから全然強い。人格の方が怖いけど。

自由に飛べないなら大丈夫かな? 容的に、使っていれば問題ないし。

作して戦うって、なかなかに強いじがするが、レベルが低いせいで弱い。

神のサポートで扱いやすくるようだが、契約容的に、る可く使いたくない。

さて、次だ次。

「これは、浴? 著? いや、袴か?」

弓道の袴に似ている服だった。かなり黒い。

ステータスを確認すると、まさかのこれはセットで一つの裝備らしい。足袋もある。

黒鬼人の袴(♀)

所有者:世羅

スキル:【力強化】【力回復促進】【再生】【鬼人適応】【化】【強化】【腕力強化】【速力強化】【空気抵抗】【破壊不可能】【保護】【魔力強化】【魔力回復促進】【火屬】【水屬】【雷屬】【風屬

「えぐいて」

しかも、これ全部著ても、あまり違和じない不思議。スキルだけならニグロよりも多い。

むしろきやすい程だ。パンチの威力も上がっている気がする。

スキル的に気のせいでは無い⋯⋯と思いたいよね。

「スキルって不思議」

『我々の力で人間のを保護しているのだ。その保護している殻の力を扱える様にしたのがスキルだ』

「ん〜分からん」

次に巻である。仮面があったら良かった。

こんな格好で戦っている姿を誰にも見られたくない。見られても良いように、仮面を買っておくのも良いかもしれない。

「妖の巻か」

開くと、の中に取り込まれる。スキルが増えたっぽい。

私とヒノのステータスは後で確認として、最後に種が殘っている。

「確認出來ない」

『こう言うのは、食べると筋とか骨とか強くなる。ゲームで言うところのステータス強化の種だな』

「食べるのか⋯⋯」

『あ、でもなんかそれ魔の⋯⋯』

「はむ。もぐもぐ。うん。なかなか悪くない。チョコかな?」

『遅かったかぁ』

「ん? と、ステータス確認⋯⋯は?」

七瀬世羅

レベル:93

稱號:【鬼神流後継者】【魔王候補】【勇者(仮)】

スキル:【魔王候補者】【神保有者】【魔剣保有者】【妖刀保有者】【魔王の種子Lv1】【勇者の覇気(仮)】【痛覚無効】【神完全保護】【斬撃耐Lv4】【模倣Lv3】【英霊の眼Lv4(仮)】【気配遮斷Lv4】【投擲Lv4】【遠目Lv5】【暗視Lv10】【敏捷強化Lv4】【思考加速Lv4(仮)】

【闇屬魔法Lv3(仮)】【腐敗魔法Lv3(仮)】【火遁のLv1】【水遁のLv1】【雷遁のLv1】【風遁のLv1】【自己再生Lv4】【勇者の一撃Lv3(仮)】【鬼人化Lv3】

:ヒノ(枕)

所有者:七瀬世羅

レベル:8

稱號:【魔王候補の枕】【魔の枕】

スキル:【破壊不可能】【自由移】【自由意志】【回復魔法Lv8】【回復強化Lv8】【催眠Lv8】【質化Lv8】【睡眠回復】【サイズ変化】【質保護】【収納空間】【高速移】【睡眠質向上】【魔王候補補佐】

お?お?お?

『なんか、勇者さん?』

「ま、魔王? なに、どゆこと?」

『さっきの種は魔王の種子だったのか。取り除く事は出來ん。魔王にらないでくれよ』

「寧ろどうやってるか教えてしい」

鬼神流⋯⋯稱號システムがあるのは知ってたけどさ。

これ、もしかして。

ヒノから刀を取り出して腰に鞘を添える。

すると、不思議な事にその場所に固定される。

意識して外そうとしたら外せる。

【飛來刀】の効果だろう。

「ふぅ」

刀を一瞬で抜刀して數回振るう。

「⋯⋯ッ! やっぱり、あの鬼が使っていた剣が、凄いスムーズに使える。元々使えてたように⋯⋯凄い」

『⋯⋯』

【魔王の種子】魔王への資格。力を解放すると、種を狙った魔が襲って來る。覚が鋭い魔は解放してなくても襲って來る。

解放すると魔法系の力が上昇する。

「デメリット大きいなおい」

【鬼人化】鬼人へと変わる事が出來る。妖能力が超上昇。その代わり、暴走気味に殺戮、破壊衝に襲われる。

「ふむ。(仮)のスキルは使えないし詳細も見れないのか」

『契約するか?』

「しない。さっさと借しを返したいから、何か考えてね。と、ヒノ、しだけ実験して行く。袴に変えて」

多分、この裝備のスキル的にこっちの方が良い。

「【鬼人化】!」

額の中心が開いて、一本の角がびる。

の筋が引き締まり、筋量が増える。それでも細型は変わらない。

瞳にしだけ、紅の炎が燈る。髪が銀髪に変わり、瞳が紅に染まる。袴がに合わせてしだけ変わる。模様もし変わった。

「やっぱ、【神完全保護】の効果で変な衝に襲われないな。さて、どれだけけるかな」

倍くらいの力は出せる。力に振り回されそうで、慣れるのには時間が掛かりそうだ。

數分後には一気にが出て、立てなくなる。

だいたい使えるのは10分か。十分間だけ使える切り札と考えておこう。

「魔法類のレベルは威力とかに影響ね」

『魔法を覚えるなら、魔法書を見ると良いぞ?』

「魔法は後々で、契約しないと使えないし。妖は使えるね」

頭の中に使い方がさっきから浮かんでいる。一回だけ使って、外に制服で出ようと思う。

「火遁、火の!」

指先から小さな火が出て來て、それがし離れた場所に飛んだ。

強めの妖を使うには、練習が必要だ。

「さて、出ますか」

勇者になった場合、『魔』に対して特攻。能力から諸々の強化、神の手厚いサポート、ユニークスキルの覚醒などを手に出來る。

魔王にった場合、『魔』以外に対して特攻。魔力量が大幅にアップ。魔法、妖の強化。ダンジョンを作り出せる権能を得られ、適正に合う配下の魔などを手に出來る。及び神の敵にるか仲間にるかで勇者達と敵対関係にるか別れる。

世界の最悪は魔王では無い。

勇者は契約するだけ、魔王は條件を満たさないといけない

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