《親のり人形は自らその糸を切ろうとしている》俺達、出會いました ⑤
撮影が終わり家に著くと夕方19時だった。
何時間いたんだ……あのビルに。
あー疲れた……それだけしか言えないくらいに疲れていた。
今日、凄く沢山人と話したような気がする。
頬が筋痛になりそうだ。
鞄の中を整理すると、スマホが手に當たった。あ、そうだ。
駿にメール返さないと…。
【今日はありがとう。いつ會えるんだろう。また時間あったら會おうか】
こんなんでいいんだろうか……?
メール返信するのに、凄く頭を使う。
するとすぐ返事があった
【じゃー今から、一緒に夕ご飯食べよ】
「げっ……」
意外な返信に驚いての奧から聲が出た。
い……今から!?
【いや……まだ未年だろ?今から食べたら時間遅くなるし、お母さんやお父さん心配しない?】
【車椅子で外出しにくいなら、家まで行くから教えて】
待て待て待て!
落ち著け俺。
そしてこの短いメールにツッコミをれさせてくれ。
まず、俺の質問にスルーしてるよな。
そして、家まで行くってことはさりげに住所を聞き出そうとしてるよな。
何回も言って悪いが、俺達は今日會ったばかりの赤の他人。
昔の知り合いや昔ながらの友達ならまだ気兼ねなくなんでも話してしまいそうだが、駿は別だ。
相手に失禮がないようにメールを返さないと……。
【さすがに家は、、教えれない】
はい、これが俺の本音。
駿は九十九%悪い人ではないと思う。でも世の中なにがあるかわからない。殘り一%はもしかすると悪い人かもしれない。
悪い人に自ら住所を教えるとかありえない。
ここはガード堅く接しよう。
【じゃ、家の近くにご飯食べるとこない?そこで待ち合わせしよ】
……
このメールを見るからに俺に行かないって選択肢はないの?
……
まぁ斷る理由もないが。
疲れてるが暇だし、お腹は空いている。
【○○っていう焼屋がある】
【じゃ、そこで。その焼屋の住所教えて】
呆気に取られ、俺はスマホをガン見していた。
今の若い子はこんなフットワーク軽いのか。
俺だけか?こんな警戒して行してるの。
それか俺が車椅子だからなんもしてこないとか思ってる?(いや、なんもしないけど)
駿の気持ちがわからない……。
note+ノベルバ+アルファポリス+電子書籍でエッセイ、小説を収益化しつつ小説家を目指す日記
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