《VRMMOで妖さん》2607:あまり必要の無い苦労をしよう。

「しかしまぁ、よくこんな小さいのを一杯作りましたね」

「趣味、ですから……」

みけちゃんは私達の中では大きめだからまだマシとはいえ、一つ作るだけでもそれなりの労力が必要だろうになぁ。

しかも同じサイズの子が居ない以上、みけちゃん以外に使い回す事も出來ないし。

合う大きさのお人形か何かを作れば飾れなくはないだろうけど。

「あ、こういうものも……」

む、今度は何だろう。

形は同じ眼鏡だけど、本來レンズが有る部分には黒い板が付いてるから、前は見えなさそうだね。

「はい、かけて頂いて、こちらに手を……」

どうやらみけちゃんは何かを理解したらしい。

裝著してこっちを向いたけど、橫にったら何が……

「ふっ、んっ、またネタ裝備なんですね……」

「苦労しました……」

させたらピカーってる眼鏡なんて、そんな苦労してまで作らなくて良いんだよ。

確かにみけちゃんサイズのレンズ部分に魔法陣を書き込むのは相當大変だろうけどさ。

その技、もっと良い活かしどころが有るでしょ。

あとみけちゃんはなんでそんな真面目な雰囲気のまま私を笑わせにくるんだ。

作ってくれたお姉さんへのサービス神も有るんだろうけど、絶対自分も楽しんでるでしょ。

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