《Relay:Monsters Evolve ~ポンコツ初心者が始める初見プレイ配信録~》第483話 サクラの呟き その13

今日の配信分は終わったー! 水への適応進化は実行出來たけど、それ以上は出來なかったから、その続きは晩飯を食べてからにしよー! ふふーん、お腹が空いたけど晩飯はなんだろなー?

「あ、姉さんからのメッセージ?」

部屋から出た瞬間に姉さんからなんか屆いた! うーん、すぐに晩飯を食べたいとこだけど、後回しには出來なさそうな容な予! という事で、軽くチェックしてからだー! 容を見てから時間がかかりそうなら、後でと伝えてから!

「えっと……あ、牧場のアイスクリームも本格的に決定なんだ!」

わわっ!? 今日の配信の初めの方で話題には出てたけど、配信中にその話が決定まで進んだんだね! あのアイスクリームは味しかったし、どこの牧場のなんだろ?

その辺の詳細な資料は、これから整理して聡さんが送ってくれるっぽいね! ……兄さん宛に。うん、とりあえず今は決まったって事の報告だけみたい?

「えーと、『了解です!』と送っておいて、晩飯だー! お腹が空いた!」

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「……それはいいんだが、確認するなら自分の部屋で靜かにやってくれ」

「わっ!? 兄さん、いたの!?」

「これから晩飯って時に、廊下に出てきて何か不自然が?」

「あはは、そうでした!」

廊下で突っ立った狀態で姉さんからのメッセージを確認してたんだから、どちらかというとやってる事は私の方がおかしいよ!? 姉さん、大事な連絡ではあるけど、タイミングが悪い!

「そういう事だ。それで、今のは姉さんからか?」

「うん! 宣伝の件、1件追加だって!」

「おい、まだ増えるのか? よくもまぁ、この短期間で何件も……」

「そこは姉さんに聞いて!」

私的にもどういう風になってるのか、凄い疑問だもん! 今の牧場は違うだろうけど、なんだか同じ商店街にあるお店から々ときてるのが謎! 姉さん、一何をやったの!?

「……まぁいい、俺としても良い小遣い稼ぎにはなるからな」

「あ、そういや兄さんのも手間賃がるんだっけ?」

「まぁな。あぁ、そうだ。既に來ている宣伝の3件の方はもう目は通してあるから、やる時には言っておいてくれ。そうしたら、簡単なカンペと試食データを渡すからな」

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「はーい!」

何気に兄さんがカンペを用意してくれるってのはありがたい気がする! まぁどういう容になってるかは分からないけど、私だけだとやらなきゃいけない部分をスルーしちゃいそうだから、その辺は地味に大事!

あ、でもそっか。どれからやるかを決めて、その上で配信前までに兄さんに準備してもらわないといけないんだね。うーん、土壇場で決めると慌ただしくなりそうだから、出來るだけ早めに決めないと!

「ともかく、その辺の話は後にするぞ。俺も腹が減ったからな」

「まずは腹ごしらえだね! 晩飯はなんだろなー?」

何はともあれ、今は晩飯が最優先なのです! なんか揚げっぽい匂いはしてるけど……これはなんだろ? うーん、まぁすぐに分かるから気にしなくていいや!

◇ ◇ ◇

飯は春巻きだった! 姉さんがお母さんにも寫真を送ってたみたいなのと、私が昨日食べたそうにしてたって事で、そうなったみたい! ふっふっふ、しっかりと寫真を撮ってきたから、こうだー! 自分で作った訳じゃないけども!

サクラ☆モンエボ実況配信中! #***

本日の晩飯は、春巻き!

サツキさんに屆け!

春巻き.jpg

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これで今日の飯テロ畫像の投稿は終わり! そういえば姉さん、お母さんのご飯が好きな割に、帰ってくる度に々と大量に買ってくるもんだから、あんまり食べれてないんじゃないかな? んー、まぁいいや!

それはそうとして、宣伝の順番はどうしよっかな? 晩飯を食べ終えて自分の部屋には戻ってきたけど……いざ決めようと思ったら悩む! お屋さんのメンチカツと、ケーキ屋さんの新作ソフトクリームと、甘味処のお団子……。あと、追加で牧場のアイスクリーム。

「うーん、悩むなぁ……」

私の食べたいだと……どれも味しそうだから延々と決まらない気がする!? いっそ、実況外のプレイの最初でサイコロで決めちゃう? あ、でもまだその段階じゃ全部の容は言えないから、流石に何を選んでるか分からないのは駄目だよね。

「ちょっと考え方を変えてみて……急いだ方が良いのってどれだろ?」

多分、時期的に急いだ方は良いのは、ケーキ屋さんのアイスクリームと牧場のアイスクリームだよね? この辺は夏ならではの部分なんだし、しでも早い方がいいはず! 順番的には、牧場よりもケーキ屋さんの方が先かな?

「よし、決めた! 明日のは、ケーキ屋さんのソフトクリームにしようっと!」

私が食べたいじゃなくて、急いでやった方がいいって考えたらすんなり決まったよ! まだ牧場の方は準備が出來てなさそうだし、そこはそれでいいのです! ふぅ、なんだか宿題を抱えた気分だったけど、何からやるかを決めたら気分的にし楽になったね!

ふふーん、そうと決まればササっと兄さんに伝えてこよー! 明日の配信には宣伝が出來るように、準備してもらおー!

◇ ◇ ◇

兄さんの部屋に行ったら既にVR機を被ってフルダイブ中だったから、VR機越しに呼び掛けて用件だけ伝えて即撤退! 兄さんは兄さんで何かをやってるみたいだし、私の都合で邪魔し過ぎちゃ駄目だもんね。

私も配信中に呼びかけられたら困るから、自分がされて困るような事は出來るだけ自重!

「あ、メッセージで送っておけばよかった気もする?」

うーん、もう過ぎちゃったものは仕方ないし、次からはそうしよう! さてと、カンペやら試食データやらは明日の配信までには渡してくれるだろうから、そろそろ実況外でのプレイを……の前に、しSNSを確認!

サクラ☆モンエボ実況配信中! #***

中継のアーカイブ保存をしました!

『【初見プレイ】Monsters Evolve part.13』を見てみませんか?

URL:*tp://***

***.jpg

コメント【31】拡散【194】いいね【410】

なんか、拡散もいいねもどんどん増えてない? 何も特別な事は書いてない、告知用の容なんだけど……。うん、まぁ増えてる事は良い事だよね! という事で、ちょっと軽くでいいから容を見ていこー!

⇒【6】カルイルカ #***

ここがイラストやデザイン系のプロの溜まり場になってるっていう配信か。

この狐っ娘のアバター、その中の誰かの作品か?

→神楽 #***

そこは自力で作ってるって話だよ!

→カルイルカ #***

本當か?

なんか噓くさいんだけど……どこかのやらせじゃね?

→キサラギ #***

金の卵なんだろ。

プロだって、初めっからプロな訳じゃないし。

わー!? なんか何とも言い難い反応が見えちゃった!? むぅ……々と意識が変わってきた今としては、プロの作品と間違われる事そのものは嬉しくじるけど、やらせと言われる部分は気にらないよ!

「これ、どうしたらいいんだろう?」

名前を知ってるプロの人たちが、コメントこそしないけど結構來てるのは間違いないんだよねー。どう考えてもそこは姉さんが原因だし、私の『サクラ』の著せ替えを目論んでいる人達でもあるけど……なんか複雑な気分!

多分、変に音聲ありのコメントしないのは私へ配慮してくれているんだろうけど、それでも誰が見てるかって地味に分かっちゃうんだもん! というか、よく考えたら名前が見えてるんだから、音聲なしでのコメントはしてるよね!? うーん、あんまり容までは確認してなかったよ。

「この辺、姉さんと聡さんに相談した方がいいのかな?」

いっそ、『サクラ』の著せ替えをれて、堂々と音聲ありでコメントしてもらった方がこういう疑は無くなりそうな気もする?

まぁその辺は今はいいとして……他の容も確認だー! えーと……むぅ、さっきのコメントのせいなのか、そういう容のコメントが他にもチラホラとあるよ。

わわっ!? 『立花サナ』の別名儀の可能とか出てるんだけど! それ、サツキさんだから! これ、配信の容を見ずに適當に言ってるよね!?

「……なんだか、々と面倒なのが出てるねー」

前にもちょっと変な人に絡まれた事はあったけど、こういうのは変に相手をしない方がいいやつ! あ、そんなじのコメントもあった!

⇒【24】こんにゃく #***

なんか変なコメントが來てるけど、気にするなー!

→咲夜 #***

容を見てない奴の戯言はスルーで!

→ミツルギ #***

勝手な憶測でを言うのは、気にしなくていいぞ!

うん、気にしなくていいって言ってくれてるし、もう々と狀況が狀況だからある程度は仕方ないとして放置しよー! というか、私のやってる事が『やらせ』って言われるけど、そんな風に言われる事って何もしてないしねー?

本的に何を目的にしてコメントしてきてるのかが分からない! これ、私が『立花サナ』の妹だって宣言したら納得するの? ……それを言ったら言ったで、別方向に好き勝手に言われそうだし、やっぱりスルーで!

さーて、それじゃ実況外のプレイをやっていこー! 水の適応進化を使って、湖の中に出発だー! 目指せ、Lv30とエリアボスのワニの撃破!

「作者さん、なんでこう変に嫌な気分になるコメントを送ってくる人がいるんですかねー?」

「……うーん、その辺はイマイチよく分からないね」

「え、作者さんでもそうなんです?」

「まぁ難癖みたいなのは経験あるからねー。ただ、その機まではよく分からない」

「そうなんですか!?」

「まぁね。でもまぁ、好みややり方なんて人それぞれだから、変に気にする必要はないよ」

「……でも、それって難しくないです?」

「全く気にするな……ってのは、正直難しいけどね」

「そうですよね!?」

「でも、サクラは正直、あまり気にしてないよね?」

「そんな事ないですよ!?」

「……前にも似たような事があったのは?」

「え? そんなのありましたっけ?」

「うん、覚えてないならそれでいいよ。こういうのは忘れてしまうのが一番!」

「ちょっと待ってください!? え、そういう対処でいいんです!?」

「行を歪めさせようとしてくる相手は、相手にするだけ無駄だからね。さて、次回は『第484話 実況外の探検録 Part.24』です。お楽しみに!」

「まぁスルーして忘れてしまうのがいいなら、そうしましょう! あとしで第13章も終わりです!」

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