《Relay:Monsters Evolve ~ポンコツ初心者が始める初見プレイ配信録~》第496話 湖の底で
2連続で寶石系アイテムが別のアイテムに変わったけども、次こそはちゃんと手にって下さい! ともかく、今はひたすら寶石の手を狙っていくのです!
「あっ……!?」
思わず力んだら、咥えてたキノコを食べちゃった!? 傘の部分は殘ってるけど……もう咥える場所がないよ!? あ、飲み込んじゃった。
水無月 : あっ!?
ミナト : あらら、力加減を間違っちゃったかな?
金金金 : 驚いた表の狐っ娘アバター。なるほど、今のは意図的ではないんだな。
イガイガ : あー、キノコを半分食っちゃったか。
神奈月 : ライオンが咥え続けるには難しいサイズだし……ちょっと力をれ過ぎたらこうなるよなー。
サツキ : サクラちゃん、ドンマイ!
ヤツメウナギ : 明かりはもう無理か。
「いえ、まだってる傘部分が殘ってますし、これをなんとか使っていきます!」
問題はどうやって運ぶかだけど……うん、湖の底にいるんだし、転がしていくのは出來るはず! よし、そうしてみよう! えーと、投擲を使う時のじで……あんまり飛び過ぎても困るから、控えめに弾く!
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富岳 : もうその落ちたるキノコは使いにはならんぞ? 半分は無くなったなら、今のうちに殘りも食べて胃袋分のストックにしとけ。
ミツルギ : その方がいいぞ! 全部食べなきゃ回復系のアイテムは効果が出ないが、一部でも欠けるとそんなに時間が経たないに消滅するからな。
「えっ!? わー!? その仕様、知らなかったんですけど!?」
待って、待って、待って!? それだと食い千切っちゃった時點でもう駄目って事だよね!? もう弾き飛ばしちゃったけど、消滅するんじゃ意味ないよ!?
「わわっ!? キノコがどんどん転がり落ちてます!?」
ぎゃー!? 緩やかにだけど傾斜があるから、深いとこへ止まらずにどんどん落ちていってるー!? うがー! 無駄にしてたまりますかー!
金金金 : どんどん転がり落ちるキノコと、それを追いかけるライオン。……水中だという事も含めて、奇妙な景だな?
ミツルギ : 弾く前に言っておくべきだったなー。……もう遅いけど。
「あー!? キノコが消えちゃいました!?」
うぅ……転がってる間に消滅して、目印にする為の明かりがどっか消えちゃったー!? 下手に急ぎ過ぎると、自分が転んじゃいそうだったけど、回収し損ねたー! 何やってるの、私!
ミナト : んー、転がっていってる途中に寶石系アイテムの兆候が見えればよかったんだけど……流石にそう都合よく見つからなかったねー。
神楽 : それは殘念……。
水無月 : サクラちゃん、ドンマイだよ!
「あ、ミナトさん、探しててくれたんですか! そこはありがとうございます!」
私が慌ててる中でミナトさんがしっかりと探しててくれたみたいだけど、殘念ながら発見ならず……。むぅ……なんか今日は全然上手くいかない日だね。
サツキ : 確か、るキノコはまだあったよね!?
こんにゃく : あった気はするけど……あれは毒キノコじゃなかったか?
咲夜 : 毒キノコだったよなー。
神楽 : 毒キノコは、咥えるだけなら平気とかは?
富岳 : 毒に関しては、全部食べなくてもしでも口にったらアウトだ。
真実とは何か : その仕様が真実である!
「咥えた時點で、もう私はアウトって事ですよね、それ!? 使えないじゃないですか!?」
あの毒キノコ、麻痺毒だったはずだから……咥えた瞬間にけなくなるんだ!?
サツキ : あ、そうだった!
G : まぁ自分で毒キノコを食べる事って、まず無いからなー。
咲夜 : 絶対に生命が1は殘るから、適応進化には使えないし……。
「使いにくそうですね、毒キノコ!?」
毒の実は當てれば済むけど毒キノコは當てるのでも効果は……って、あれ? 毒の実は弾き飛ばせるけど、れるの自は大丈夫なのかな?
気になったからには、ちょっと試してみよー! し痺れてけなくなる程度なら、この周辺なら問題なーし! 格下の敵ばっかだしね!
「これだと、どうなりますかねー? ったら麻痺になりそうな気もしますけど……」
という事で、毒キノコのツキヨタケを取り出して、弾いてみる! って、あー!?
「やっぱり麻痺しますね!?」
なんとなく分かってたけど、やっぱりそうなったー! ライオンのきが取れなくなって……わー!? 今度は私が転がり落ちてるー!?
「わわっ!? ちょっと待ってもらっていいですかねー!?」
待って、待って、待って!? 麻痺になるのは想定してたけど、そこから転がり落ちるのは想定してないよ!? あ、でもキノコが転がり落ちる地形を考えたらこうなるよね!?
こんにゃく : それなりに効果は予想してたのに、なぜそうなった!?
富岳 : キノコは……れるだけでも危険だからな。毒の実は投擲の弾に分類されるから大丈夫なんだが。
G : わざとやっているのか、それとも天然なのか……。
サツキ : 今のは半分わざとで、半分天然だね! 転がり落ちるのは想定してないと思う!
神楽 : 反応的にはそんなじ!
「それはどっちでもいいので、止まってくれませんかねー!? ぐふっ! がっ!?」
わー!? 勢い余って何かにぶつかって、その後に思いっきり頭をぶつけて朦朧になったー!? 今、何にぶつかったの!?
ミナト : あ、サクラちゃん! 今、頭をぶつけたのが、寶石の原石だよ!
「え、本當ですか!? あ、本當にそうっぽいです!」
麻痺毒と朦朧でまともにけないけど、一緒に落ちてきた毒キノコに照らされてキラッと反してるのが見えた! ふっふっふ、ここまでの移方法はともかく、見つけられたのはラッキーなのですよ!
ミツルギ : あー、ぶつかったのはブラックバスか。
金金金 : Lv26の旺盛なブラックバスか。……かなりデカいけど。
「あのー、ブラックバスって1メートルとか超えましたっけ? そのくらいのサイズがある気がするんですけど?」
釣りのゲームはした事あるけど、こんなに大きなのはいなかった気がするよ!? そこまでガッツリやった訳じゃないから、正確なとこは分かんないけど!
ミツルギ : 生命系統で進化してる個は、リアルのよりもデカくなるぞ。ともなれば尚更になー。
富岳 : とはいえ、流石にライオンの方がデカいから丸呑みされる心配はないぞ。
「ちょっと待って下さい!? 丸呑みにされる事ってあるんです!?」
サラッと言ってるけど、地味にとんでもない事を言われてる気がするんだけど!?
咲夜 : サクラちゃん、自分が何度かそういう事をやってるぞ?
G : 丸呑みこそしてないが、口の中に敵をれるのは蟲相手でよくやってるしなー。
「あ、言われてみればそうですね!? って、大口を開けて突っ込んできてるんですけど!? わー!? 麻痺毒は解除になりましたけど、まだ朦朧でけないんですけど!?」
ぎゃー!? ライオンの方が大きいとはいえ、1メートル越えの巨大魚が口を広げて突っ込んでくるって怖いよ!? けない狀態だから、特にそうじる気がする!?
金金金 : 無防備にけないところを、思いっきり襲われる!
ミツルギ : ライオンなら丸呑みにはされないけど、まぁ牙がない分だけ、サイズ次第では丸呑みがあるからなー。
「ライオンの場合は、どういう風に攻撃されるんですかね!? あ、聞くまでもなかったです!?」
ぎゃー!? 頭が大きく開けた口にスポッと覆われて、思いっきり口を閉じて首が締め付けられてるじがする! それに、周囲が全然見えない!? うん、そりゃ狀況的にそうなるだろうけど……こんな狀況になるのは想定外だよ!?
水無月 : 何も見えなくなっちゃった!?
神楽 : まさかの頭への食いつき!? あ、じわじわとダメージがってるね!
富岳 : まぁこのサイズ差なら、スキル的には『噛みつき』と似たようなもんだ。
チャガ : スキル名としては、これはおそらく『丸呑み』だがな。小さければ、丸呑みされてダメージをけた後に、死んでいなければ外へ排出されるぞ。
ミナト : オンライン版で、クジラのプレイヤーが他の魚のプレイヤーをそういう狀態にした事もあったねー!
富岳 : そんな事もあったな。
「そういう事もあるんです!? まぁ流石に丸呑みはされそうにないですけど……この狀態が続くのは嫌なんですけど!?」
うがー! 朦朧が回復したら、即座に出してやるのですよ! 魚がライオンを丸呑みしようとするんじゃなーい!
「……サクラ、何をやってるの?」
「あはは、まぁ気にしないでください!」
「まぁサクラらしくはあるけどさ……」
「私らしいってどういう意味ですかねー!?」
「え、そのままの意味だけど? ほら、ドジっ――」
「私はドジっ子じゃないですよ!? その汚名は既に返上したはずです!」
「……まぁそういう事にしておいてあげようか」
「なんで呆れた風なんですかねー!?」
「自覚って大事だよね。さて、次回は『第497話 旺盛なブラックバス』です。お楽しみに!」
「待ってください!? まだ話は――」
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