《Relay:Monsters Evolve ~ポンコツ初心者が始める初見プレイ配信録~》第497話 旺盛なブラックバス
むぅ……巨大なブラックバスに、顔を丸ごと呑み込まれてる狀況が変なじ! 真っ暗にしか見えないけど、どんどんHPが減っているのは嫌だよー!?
うぅ……胃袋拡大のストック分は使い切ってたのを補充してなかったから、HPがどんどん減っちゃってるー! 早く! 朦朧、早く治って!
「わっ!? ちょっと待ってください!? この狀況で窒息になるんです!?」
ぎゃー!? 窒息になった途端、一気にHPの減りが早まったー!?
ミツルギ : あー、首が締まってるのかもな。
チャガ : 『噛みつき』相當の締め付けはあるから、まぁ首にくれば窒息にもなる。
神楽 : ライオンを窒息させられるブラックバスって、無茶苦茶だね!?
サツキ : サクラちゃん、何とか出しないと駄目だよ!
水無月 : 出、頑張れー!
「分かってますけど、まだ朦朧が……あ、解除になりました! すぐに出します! 『咆哮』!」
位置的に外しようがないし、ブラックバスの口の中へ咆哮を叩き込むのです! うん、功! 萎になって、締め付けが緩んだから、首を抜いて出!
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「……ふぅ、なんとか出功ですね! わっ!? なんかブラックバスがプカーって浮かび上がっていってますよ!?」
別に死んでる訳じゃないけど、萎になってるから死んだ魚みたいに浮かび上がってるじ!? ぐぬぬ、襲い掛かって殺そうとしてきた以上、格下でも絶対に仕留めるのですよ! ……當たっていったの、私の方からだけど!
咲夜 : 浮かんで逃げるブラックバス!
神奈月 : いや、別にこれは逃げてる訳ではないよな?
ミナト : ただ単に、魚はき取れなくなったら浮かんでいくだけの話だねー。
「でも、逃がしません!」
とは言ったものの、どうやって追いかけよう? あ、そういえば今の狀態って普通に水中を駆ける事も出來たんだった! ……あれ? さっき転がり落ちた時、それで勢を立てなおせばよかっただけのような……? うん、そこは気にしない!
「あ、こういう方法でもいけますかねー? 『放水』!」
どんどん湖の水面に浮かび上がっていってるブラックバスの真上から、真下に落とす様に放水開始! こういう使い方はどうなんだろ? 昨日はあんまり使えなかった印象だけど……。
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「あ、ちゃんと沈んでくれてますね! よーし、この調子でどんどん沈んでもらいましょう! 『放水』『放水』『放水』!」
ダメージはそんなにってはいないけど、それでも全く効いてない訳じゃないもんねー! ふっふっふ、放電とは違ったじだけど、これは意外と使える! 放水は使い方次第なのかも!
金金金 : ほほう? 昨日の実況外のプレイじゃ使えないって言ってたけど、そういう使い方もありか!
サツキ : サクラちゃん、ナイス!
ミツルギ : やっぱりサクラちゃんは、この手のスキルの使用には適があるな。
いなり壽司 : この手のスキルは、使い方次第でどうとでも化けるしな。
富岳 : 正確な距離が摑めなければあらぬ方向へ飛んでいくが、まぁそういう事は全然ないか。
「これ、そんなに難しいですかねー? 『放水』『放水』! あ、躱されました!?」
うがー! もう萎から復活して、普通に泳いで躱されたー! むぅ……きが止まっている時ならまだしも、流石に泳いでいる最中だと當てにくい!
「わわっ!? また大口を開けて突っ込んで來ないでください! 『放水』!」
こっちへ真っ直ぐ突っ込んできてる狀況なら、橫から狙えば當たるかな? あ、當たった! んー、威力はなんか微妙!
「……當たりましたけど、あっさりと勢を戻されますね! わっ!?」
また頭を狙ってきたけど、前方へジャンプして回避! 見切りで危険な範囲は分かってたから、そこから外れるように!
サツキ : サクラちゃん、ナイス回避だよ!
こんにゃく : やっぱり、水中だと『潛水』があっても魚との戦闘は分が悪いな。
いなり壽司 : まぁ魚……というか、水棲種族の優位の部分だからな。その辺はある程度は仕方ない。
「それは分かるんですけど、このブラックバス、頭ばっかり狙ってき過ぎじゃないです!? わっ!? わわっ!?」
うがー! 見切りの反応が、本當に目の前にばっかり出てくるもん! 視界全部が真っ赤って、もう完全に頭を狙いまくってきてるよね!
咲夜 : そこはまぁ、ライオンに限った話じゃないから!
G : 真っ向から戦えば、その手の『丸呑み』攻撃を使う相手だとまぁ大そうなる。
ヤツメウナギ : 逃げれば逆に後ろから呑まれるけどな。
ミツルギ : 『丸呑み』を使う時は、単純に一番頭が狙いやすいんだよ。
「そうなんです!? わわっ!?」
丸呑みにされそうになったらジャンプして逃げてるけど、地味に一気に距離も詰めてくるから、回避で一杯!? でも、回避に専念してばかりじゃ倒せないし、どこかで反撃をやっていかないと! いっそ、どこかで待ちけて、カウンター狙いでいってみる?
「あ、ツキヨタケがまだ転がってますね!? あれを使いましょう!」
ふっふっふ、さっきは自分でれて麻痺毒をけちゃったけど、まだアイテムとしては消滅してなくて、湖の底に転がってるもんね!
金金金 : さっき、自分でって麻痺毒になってなかったか? てか、れたら麻痺毒をけるって……どう使うんだ?
イガイガ : 毒キノコは、らずに放置して食べさせて使うものだしなー。毒の実は投擲で使えるけど……。
富岳 : 設置型の罠みたいな扱いになるな。陸地でなら意図的にバラまいて使用するじだ。
チャガ : 自分も食らうから、要注意ではあるけどな。
いなり壽司 : その仕様があるから、使い勝手はあんまりよくないんだよな、毒キノコ。
「罠用なんですか、毒キノコ!? わわっ!?」
またブラックバスからの攻撃を回避! ……地味に大口を開けてる時と開けてない時があるから、普通の當たり攻撃も混ざってる気がする! 當たり攻撃っぽい方は、見切りの範囲が視界いっぱいにはならないよね!
というか、毒キノコはてっきり食べさせるものかと思ってたけど、全然用途が違ってたー!? でも、そういう事ならこれでいけるはず!
神楽 : 毒キノコが設置型の罠的な扱いだと、水中じゃ當てにくくない?
ミナト : うん、水中では使いにくいよー。でもまぁ、今のサクラちゃんなら問題ないと思うけどねー。
富岳 : 手段自はもう思い付いてそうだしな。
サツキ : あとはタイミングを狙うのみ!
「上手くいけばいいんですけどねー! あ、チャンスが來ました! 『放水』!」
また大口を開けて突っ込んできたから、その口の中へと毒キノコを放水で流していくのです! 上手くいけばいいんだけど……。
「あ、やりました! 口の中に毒キノコ投で麻痺毒がりましたし、ここから反撃開始です! 『強牙』!」
変に浮かび上がっていく前に、部分にガブっと噛みついていく! ふっふっふ、今度は逃してなるものですか!
水無月 : おぉ! サクラちゃん、ナイス麻痺毒!
咲夜 : 今のはお見事!
富岳 : やはりそういう狙いだったか。
ミナト : サクラちゃんの放水の扱い方なら、タイミングさえちゃんと狙えたら問題ない範囲だよねー!
神楽 : おー! 罠の方を、ぶつけにいくんだ!
「思った以上に綺麗に決まりましたね! ここから怒濤の反撃の開始です! 『爪撃』『連爪』!」
強牙の効果はすぐに切れたけど、そのまま噛みついた狀態で爪で攻撃していくのですよ! うりゃりゃりゃりゃりゃりゃりゃー!
「むぅ……流石に生命系統なだけあって、HPは多いですね! でも、まだまだいきますよー! 『連爪撃』『爪刃舞』!」
弱點分析で見えてる弱點は『屈強』と『用』と『知恵』だから、きが速くて耐久があるって事だもんね! でも、逃がしはしないのです! もっと、うりゃりゃりゃりゃりゃー!
サツキ : サクラちゃん、怒濤の連続攻撃!
G : どんどん削れてはいるけど……麻痺毒が効いてる間に仕留め切れるか?
ミナト : んー、どうだろね? 麻痺毒、そんなに効果は長くないし……。
「仕留め切れたら良いんですけど……わっ!? そんな事を言ってたら、暴れ出しました!? もう一度大人しくしておいてください! 『咆哮』!」
ふふーん、再使用時間が過ぎてたから、再び萎にしてきを封じるのですよ! あ、そうだ! こういう事って出來るかな?
回避してる間にちょっと位置が離れちゃったけど……あ、あった。私が頭をぶつけて朦朧になってた、寶石の原石のやつ! ふっふっふ、これを使ってみよー!
金金金 : おー、また萎にしたか!
神楽 : 『咆哮』って本當に便利だね!
こんにゃく : って、あれ? なんで咥えた狀態で移?
イガイガ : これ、さっき見つけた寶石の原石だよな?
「こうするとどうなりますかねー? 『放水』『放水』『放水』『放水』!」
寶石の原石の上にブラックバスの頭が來るように置いておいて、その部分に向けて放水の連発開始! おー、巖に打ち付けてる時と同じじで、どんどんHPが削れてるね! あ、朦朧もった!
「おー! 思った以上に良いじです! どんどん行きますよー! 『放水』『放水』『放水』『放水』!」
うふふ、『放電』と同じで溜め無しなら即座に次が放てるのはいいね! 朦朧にするのに威力が足りるかがし心配だったけど、その辺も問題なさそう!
G : 容赦ない攻撃を始めた!?
咲夜 : 朦朧もってる!?
富岳 : なるほど、自分で咥えて叩きつける代わりに放水を使ってる訳か。
ミツルギ : こういう使い方、した事ないわ!
ミナト : あはは、まぁその辺は自由でいいんじゃない? 何気に兇悪だよ、このコンボ。
ヤツメウナギ : 溜め無しの『放水』は出が早いから、この頻度で叩きつけられたら……朦朧になる確率が相當高いしな。完全とはいかないが、一種のハメ殺しか。
「ふっふっふ、大功ですね! これでトドメです! 『放水』!」
<を撃破しました>
<進化ポイントを2獲得しました>
よーし、これでブラックバスの撃破は完了! さーて、今度こそ寶石系アイテムが手にればいいんだけど、目の前の寶石の原石の採集をやっていこー!
「ふっふっふ、魚はライオンには勝てないのですよ!」
「……負けてる時もあったような?」
「それは気のせいですね!」
「堂々と無茶な事を言い出したよ、この暴走主人公!?」
「気のせいなものは、気のせいですからね!」
「……認める気はなくても、事実は消えないよ?」
「この話題は無しにしましょう! それで問題はなくなります!」
「……誤魔化す方向に切り替えた?」
「何の事ですかねー!?」
「まぁサクラらしい反応ではあるし、害もないから別にいいか。サクラが何と言おうとも、読者さんには事実は分かるし。さて、次回は『第498話 手にったのは』です。お楽しみに!」
「寶石系アイテム、やっと手にりますかねー?」
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