《最弱能力者の英雄譚 ~二丁拳銃使いのFランカー~》

「まあそうだな」

脈略もなくそう言った。

端的でとても綺麗で簡単でいつも通りの言葉。

魔法の呪文のようだ。

それで終わり。

だがしかし、こういうこともできる。

「じゃあお前がそうなるんじゃないか」

結果、すべてが覆った。

簡単な話だ。

「殺し屋みたい」と親と映畫を見ているときに言われた。

そして、流れ込むように、稚園児がこうおっしゃる。

「モンスターハンターの世界よ」

じゃあ、ダークソウルのRTAをすればいいんだな。

「すべてお前らの責任」

「おっしゃる通りです」

はあ?

まあいいか。

「あなたの思い通りになります」

馬鹿らしくなってきた。

じゃあ……

「日本を守ってくださいね」

簡単な問題用紙だな。

つまらない。

はあ何かいいことでも考えようかな。

そういえば、いとこのお姉ちゃんのことを思い出した。

正直に、端的に話せば。

やれやれ、に落ちた。

まあお母さんと顔が似ているからだけど。

その人の名前は、康子姉ちゃんと呼ぶわけにはいかない。

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なぜなら、俺は立場上、じいちゃんの子供で、そして初めての相手が、俺の本當のお母さんであるからだ。

正直にいうと、これは自伝だ。

現実の方が恐ろしいとやっとわかった。

萬丈だなあと思ったけどまあそんなじの人生だ。

めちゃくちゃだとは思わない。

なぜなら、俺ははっきりいうと、始めから用意周到のように用意されていたからだ。

元は北川家だった。

だがしかし、神病院にいたとき苗字を変えたいとおじさん(お兄ちゃん)に頼んだら、簡単に承諾してくれた。

そうしたら、簡単に環境が変わった。

何もかもが一新された。

お父さんさえも、考え方も変わった。

元から神病院に押し込むつもりだったらしい。

まあ一つの気付きではあるが、神病ではない。

鬱だった。

気が遠くなるほどの時間を歩んでいるなあと思ったらまあ簡単な話。

もとから俺はそんな考え方だったらしい。

一種の洗脳をかけられていた。

「確定留年ね」と。

そうしたらムカつきもなく、莫大な躁鬱と場違いな環境が整った。

用意周到のように、こう言い返した。

お父さんのふりをした、兄弟、一士〈はじめ〉。

「初めから」

経ったこれだけで、掌握できた。

なんだ、俺はアホみたいに言われたのに。

多分だけど、三百回ぐらいは言われた。

くそったれな現実を辭めたように、ネットを始めた。

もうその時は親のことなんてどうでもよかった。

実はというと、名義上の兄弟が人式で帰った時に、なんとなくだが、違う世界観にいた。

すぐに気にられて、だいたいだが、接し方がわかった。

そして、なんだか知らないが、よくわからないが、ビールがたくさん屆いた。

というよりも、誰か知らない人が莫大な量を持ってきたようだ。

まあ俺は見ていないし、親も知らない。

ただただ用意されていたのかもしれないなあ。

それから、ビールを鱈腹飲み、遊び半分で課金して、発言してみた。

そしたら、もうよくわからないが、とある部隊から招待狀が屆いた。

恐れながら、考えたが、しっかりと無理だという前に、退場していた。

なんだ、じゃあを鍛える意味もまあモテるから意味あるのか。

どうやら、俺への挑戦狀のようなものだったらしい。

まあ、元から堂々と死線をかいくぐってきたという事実がある。

詳しくは言えない。

その組織の本を揺るがす問題に発展するからだ。

笑えないが、試してみたいという気概すらなくなっていた。

當時を振り返ってみたら、まあながらバカみたいな努力というよりも弁明作業だったが、まあ今としては意味がある。

堂々と、森家は稚園児が多かったと。

正直に言えば、俺は兄弟ではない〈名義上の弟〉に喧嘩を売り、というよりも弟がセックスを流しながら、自のように子供もできているし、馬鹿にされるようなことができるから堂々と馬鹿にされていた。

どうやら何も考えていないというらしい。

まあ、そうだね。

じゃあ容疑が晴れるまで、居たらと言ったら、逃げられた。

めちゃくちゃ、森家はおしめが必要だなといまさらながらに思う。

弟〈名義上〉の心配をしていて、最後にはめちゃくちゃ気持ちよかった。

初めて弟から暴力を振るわれた。

頭を記憶がなくなるまで叩きつけられるという暴力である。

頭おかしいんじゃね。

なんだか、弟が、正しいのかわかった。

「ここ見てないからまたやる?」

「とりあえず座って」

「まあ叩きつけられたところの道路にライトがあるしね」

弟の顔が変わった。

まあ俺って大人げないな。

みんな孤立させるように叩き潰してきた理由がわかった。

俺はこの家のものじゃないな。

まあその時は、心の奧底でわかってはいた。

だが、弟はご機嫌斜めどころか、ちょっと親しくなった。

「親父〈名義上〉を倒す?」

弟から通信が送られてきた。

「わかった」

睡した。

そうしたら、面白おかしい現実が待っていた。

弟は、逃げるように夜遊びを始めた。

毎日俺は、規則正しい生活をしているのに、まあ車をぶっ飛ぶほど運転していた。

「運転なんて都會でしないほうがいい」

至極まっとうで、トイレを我慢をしなければならないのになんであんな渋滯を選ぶような努力をしているんだろうか。

ああ、たしかスポーツカーを持っていると自慢げにこのようわからん人〈名義上〉がその世代はね、バトルロイヤルシティーで暮らしているから借金まみれなんだよ」

と端的に言われた。

あ、昔手っ取りはやくお金を手にれるにはどうしたらいいだろうかという考えに陥ったことがある。

まあ神病院でネットで簡単に答えが書いてあった。

借金をして名義変更をして、また借金をして、また名義変更をしてみたらいいんじゃない?と。

今思えば悪魔的発想と努力である。

ちなみに俺には借金はない。

なぜなら遊びつくせるほどのお金を手にれた。

つまらないな。

功者でもなければ敗北者でもないのに、お金だけはある。

名譽もない。

まあつまらない。

冒険する気もなくなるほどつまらない。

北川だからセーフ。

じゃあ、謝禮金は北川のものだな。

よかったというよりも、用意周到のように導き出された。

はあ、シャーロック・モリアーティーの名にかけて!

まじで速攻でクリア。

なんだこれ。

馬鹿らしすぎて人生つまんねーから何かつぎ込むものを見つけるべきだ。

そしてたどり著いたのが、ポケモン。

そして勝率が五割なのに六桁。

まあほかの生主を見る限り、當たり臺ではなかったってこと。

一応、生主杯では一勝した。

ほかの新參は一回戦敗退らしい。

なんで俺も新參だと思うのに。

まあ次の対戦相手が恐ろしいほど役割破壊をしてきた。

おそらくだが、俺の畫面を見ながら戦っていた。

俺は見ていない。

俺は格が悪いと思うが、けループという結論にたどり著いた。

結果、勝率をざっと五割。

変わってもいないが、そこそここのPTで戦える自尊心と自信があった。

堂々と、相手が何をしているのかわかった。

換を軸としているPTである。

そのタイミングを見計らって、気合だめというマイナーすぎる技構築であった。

もう最初は、ギルドアップをしているのかという頭の中でそんな回答と、両刀という可能があった。

もこう先生という最初に役割破壊の両刀を使っていたため、おそらくだが、そんなじの構築だなと思っていた。

まあ、見事打ち砕かれた。

悔しかったと同時に、めちゃくちゃ楽しかった。

読まれているのに、対等に戦えたからだ。

弱いどころではない。

つまらない界隈だなと、端的に紹介する。

まあここは一勝したから次の戦いを待とう。

そのために一週間で二百戦して環境がどうなっているかというトップランカーのブログを見て、結論にたどり著いて負けたから、悔しくもなかった。

なんだか清々しい。

終わり。

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